第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、生産面で一部弱含みがみられるものの、企業収益の改善、雇用・所得環境の改善傾向、個人消費で底堅い動きがみられるなど、緩やかな回復基調が続いています。一方、今夏から中国経済・同金融市場等が与える景気変調の影響により、俄かながらも我が国の経済に対する不透明感さを増す方向になるかと懸念されます。このような環境の下、当第3四半期連結累計期間の売上高は、12,233,278千円(前年同四半期比26.3%増)、売上総利益は3,018,758千円(前年同四半期比1.5%増)となりました。

売上高が増加した一方で、売上総利益が前年並みとなった主な要因は、前連結会計年度第2四半期以降、アフィリエイトマーケティングサービス事業において、サービス提供の実態に合わせ一部の契約をASPサービス(純額表示)からコンサルティングサービス(総額表示)へ変更し、売上高及び売上原価が契約変更前換算と比較しそれぞれ1,144,149千円増加したこと、並びに金融分野の市場占有率を高めるために利益率の低い案件を取り扱った影響によるものです。

営業利益は、平成27年3月31日付でGlossom株式会社よりアドネットワーク事業を譲り受け、スマートフォン向け広告配信サービス「AdLantis(アドランティス)」に係るのれん償却費30,492千円を計上したこと、新サービスに対する積極的な販売促進等を期初想定どおりに実施したことから、1,145,158千円(前年同四半期比0.4%増)となりました。

経常利益は、営業外収益に持分法による投資利益80,132千円及び投資事業組合運用益33,960千円などを計上し、1,271,297千円(前年同四半期比2.4%増)となりました。

四半期純利益は、特別損失にアフィリエイトマーケティングサービスのトラッキング設定に不具合が生じたことによりシステム障害対応費用51,133千円を計上したこと、法人税等に422,108千円を計上したことにより、788,935千円(前年同四半期比10.6%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、「その他の事業」を追加しております。当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

 

①アフィリエイトマーケティングサービス事業

当第3四半期連結累計期間におきましては、金融分野をはじめ、旅行・ショッピング・美容・人材分野の広告出稿が堅調に推移し、セグメント売上高は、11,039,289千円(前年同四半期比25.7%増)となりました。

なお、契約変更による影響額1,144,149千円を除いたセグメント売上高は、9,895,140千円(前年同四半期比17.9%増)となりました。

セグメント利益は、主に金融分野の一部顧客による運用効率向上への姿勢が厳しくなるなか、1,828,112千円(前年同四半期比6.2%増)となりました。

②ストアマッチサービス事業

当第3四半期連結累計期間におきましては、Yahoo!ショッピングに出店するストア向けのサービスが堅調に推移したことにより、セグメント売上高は1,009,269千円(前年同四半期比14.2%増)、セグメント利益は137,270千円(前年同四半期比12.6%増)となりました。

 

③その他の事業

新規事業を包括する報告セグメントで、スマートフォン向け広告配信サービス、メディアサービス、実店舗への送客を支援するO2O(オンライン・ツー・オフライン)サービスを含みます。

当第3四半期連結累計期間におきましては、スマートフォン向け広告配信サービスにおいて平成27年3月31日付でGlossom株式会社よりアドネットワーク事業を譲り受け、広告配信先であるメディアネットワークの拡大に向けた取り組みをおこないました。また、既存のメディアサービスが堅調に推移したことにより、セグメント売上高は206,451千円(前年同四半期比516.6%増)、セグメント損失は569,910千円(前年同四半期のセグメント損失は314,371千円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は9,799,094千円となり、前連結会計年度末と比べて667,854千円増加いたしました。

流動資産は7,892,250千円となり、前連結会計年度末と比べて332,588千円増加いたしました。これは、主に現金及び預金が34,522千円、未収入金が100,763千円減少したものの、受取手形及び売掛金が461,744千円増加したことによるものです。

固定資産は1,906,844千円となり、前連結会計年度末と比べて335,266千円増加いたしました。これは、主に事業譲受によりのれんが274,431千円増加したことによるものです。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は3,773,103千円となり、前連結会計年度末と比べて201,696千円増加いたしました。

流動負債は3,683,805千円となり、前連結会計年度末と比べて221,780千円増加いたしました。これは、主に買掛金が308,356千円増加したことによるものです

固定負債は89,297千円となり、前連結会計年度末と比べて20,083千円減少いたしました。これは、主に長期預り保証金が18,850千円減少したことによるものです。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は6,025,991千円となり、前連結会計年度末と比べて466,158千円増加いたしました。これは、主に利益剰余金が剰余金の配当により332,177千円減少したものの、四半期純利益の計上により788,935千円増加したことによるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は4,707,842千円となり、前連結会計年度末と比べて34,522千円減少いたしました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は673,596千円(前年同四半期は625,473千円の獲得)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が1,211,044千円であり、プラス要因として、仕入債務の増加額が308,356千円、減価償却費が114,639千円であったものの、マイナス要因として、売上債権の増加額が461,146千円、法人税等の支払額が429,331千円、持分法による投資利益が80,132千円であったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は383,564千円(前年同四半期は429,906千円の使用)となりました。これは、主に事業譲受による支出が350,000千円であったことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は323,986千円(前年同四半期は378,425千円の使用)となりました。これは、主に配当金の支払額が328,494千円であったことによるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6) 従業員数

該当事項はありません。

 

(7) 生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、アフィリエイトマーケティングサービス事業、ストアマッチサービス事業及びその他の事業の販売の実績が著しく変動いたしました。その内容については、「(1) 経営成績の分析」をご覧下さい。

 

(8) 主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。