文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、個人消費が消費者マインドにおいて横ばいとなる中、雇用情勢が改善し、足踏みが見られつつも企業収益は高い水準にあります。景気の先行きにつきましては、雇用・所得環境の改善の期待から緩やかな回復傾向がある一方、中国を始めとするアジア新興国等の景気減速、金融資本市場の変動などから下振れする懸念があります。
当社グループが所属するインターネット広告市場は、スマートフォンを利用したアプリやソーシャルメディアなどのビジネスが拡大傾向にある中、インターネットにおける膨大な情報を活用する広告関連技術(アドテクノロジー)、インターネットと実店舗を繋ぎ集客するO2O(オン・ライン・ツー・オフライン)サービス、さらには、顧客との関係構築・維持のためのマーケティングオートメーションサービスなどが関心を集めております。
このような環境の下、当社グループは、既存事業であるアフィリエイトマーケティングサービス事業、ストアマッチサービス事業を進める他、スマートフォン向け広告配信のアドネットワークサービス事業、マーケティングオートメーションサービスである「R∞(アールエイト)」に注力いたしました。
売上高については、9,164,426千円(前年同四半期比13.3%増)となりました。営業利益は、既存事業が堅調であった一方、アドネットワークサービス事業においてメディアネットワーク拡大のための施策を積極的に取り組んだ他、前期に行われた事業譲受に係るのれん償却額を計上したこと、並びに、デジミホ株式取得に係るのれん償却額及び当該子会社経費を計上したことにより、440,238千円(前年同四半期比42.8%減)となりました。
経常利益は、営業外収益に持分法による投資利益32,621千円及び受取保険金45,705千円、営業外費用に投資事業組合運用損23,573千円を計上したことにより、494,153千円(前年同四半期比43.5%減)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別損失として、投資有価証券評価損149,739千円、固定資産の減損損失18,787千円、本社移転費用16,143千円の他、法人税等157,104千円を計上したことにより、152,378千円(前年同四半期比73.2%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントごとの業績をより適正に評価するため、主に一般管理費の配賦基準等を見直し、報告セグメントの利益又は損失の算定方法の変更を行いました。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメントの業績は、変更後の算定方法に基づき作成しております。
①アフィリエイトマーケティングサービス事業
当第2四半期連結累計期間におきましては、主に旅行分野、人材分野及び美容分野向けのサービスが好調に推移したものの、金融分野の一部広告主が引き続き運用効率を追求する姿勢を強めた結果、セグメント売上高は7,810,155千円(前年同四半期比6.2%増)、セグメント利益は1,201,576千円(前年同四半期比0.0%増)となりました。
②ストアマッチサービス事業
当第2四半期連結累計期間におきましては、Yahoo!ショッピングに出店するストア向けのサービスが堅調に推移したことにより、セグメント売上高は736,760千円(前年同四半期比11.4%増)、セグメント利益は99,216千円(前年同四半期比76.3%増)となりました。
③アドネットワークサービス事業
当第2四半期連結累計期間におきましては、前期に事業譲受いたしました「AdLantis(アドランティス)」と自社開発の「ADPRESSO(アドプレッソ)」の両プラットフォームを平成28年2月に統合し配信機能の強化に努め、また、広告配信先であるメディアネットワーク拡大のための施策を積極的に進めました。この結果、セグメント売上高は300,688千円(うち内部売上高は687千円)(前年同四半期のセグメント売上高は49,916千円)と増加する一方、セグメント損失は274,722千円(前年同四半期のセグメント損失は157,685千円)となりました。
④その他の事業
新規事業を包括する報告セグメントで、マーケティングオートメーションサービスの「R∞」、O2Oサービス、メディアサービス等を含みます。
当第2四半期連結累計期間におきましては、主に、マーケティングオートメーションサービス「R∞」を展開する株式会社デジミホを連結子会社化したこと及び当該子会社株式に係るのれん償却額を計上したことにより、セグメント売上高は341,116千円(うち内部売上高は23,606千円)(前年同四半期のセグメント売上高は38,171千円、うち内部売上高13,565千円)、セグメント損失は409,007千円(前年同四半期のセグメント損失は171,442千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は10,206,780千円となり、前連結会計年度末と比べて81,354千円増加いたしました。
流動資産は7,277,483千円となり、前連結会計年度末と比べて165,854千円減少いたしました。これは、主に受取手形及び売掛金が74,862千円増加したものの、現金及び預金が236,250千円減少したことによるものです。
固定資産は2,929,296千円となり、前連結会計年度末と比べて247,209千円増加いたしました。これは、主にのれんが249,024千円減少したものの、ソフトウェアが171,477千円、ソフトウェア仮勘定が84,877千円、差入保証金が242,566千円増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は3,938,602千円となり、前連結会計年度末と比べて57,932千円増加いたしました。
流動負債は3,802,215千円となり、前連結会計年度末と比べて6,367千円増加いたしました。これは、主に未払法人税等が198,236千円減少したものの、買掛金が114,054千円、未払金が107,034千円増加したことによるものです。
固定負債は136,387千円となり、前連結会計年度末と比べて51,564千円増加いたしました。これは、主に繰延税金負債が55,003千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は6,268,177千円となり、前連結会計年度末と比べて23,422千円増加いたしました。これは、主に利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により152,378千円、その他有価証券評価差額金が71,781千円増加したものの、剰余金の配当により199,371千円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は3,962,551千円となり、前連結会計年度末と比べて236,250千円減少いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は480,309千円(前年同四半期は337,762千円の獲得)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が309,483千円であり、マイナス要因として、法人税等の支払額が367,280千円、売上債権の増加額が74,849千円、持分法による投資利益が32,621千円であったものの、プラス要因として、投資有価証券評価損が149,739千円、減価償却費が126,523千円、仕入債務の増加額が114,054千円、未払金の増加額が103,153千円、のれん償却費が86,666千円であったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は498,310千円(前年同四半期は268,968千円の使用)となりました。これは、主に差入保証金の差入による支出が242,686千円、無形固定資産の取得による支出が203,816千円であったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は213,906千円(前年同四半期は195,454千円の使用)となりました。これは、主に配当金の支払額が198,446千円、長期借入金の返済による支出が14,700千円であったことによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
該当事項はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、ストアマッチサービス事業、アドネットワークサービス事業及びその他の事業の販売の実績が著しく変動いたしました。その内容については、「(1) 経営成績の分析」をご覧下さい。
(8) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。