第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、インバウンド需要の頭打ちや個人消費の低迷が続く一方、企業収益は底堅く推移しており、引き続き緩やかな景気回復基調となりました。

今後拡大が見込まれているインターネット市場において、当社グループは「集客」から「接客」、「リテンション(顧客との関係維持)」まで提供する事業に注力してまいりました。

当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は、広告事業のアフィリエイトマーケティングサービスにおいて、金融分野のうち利益率の低い大型案件の広告出稿が減少したことにより、4,024,328千円(前年同四半期比11.0%減)となりました。

一方、営業利益は、同サービスにおいて金融以外の分野が伸長したこと、CRM事業のYahoo!ショッピングに出店するストア向けサービスが好調だったことに加え、販売費及び一般管理費は前年同期並みであったことにより、483,730千円(前年同四半期比88.9%増)となりました。

経常利益は、営業外収益に持分法による投資利益15,140千円、営業外費用に投資事業組合運用損13,022千円を計上したことにより、491,178千円(前年同四半期比64.2%増)となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税等155,586千円を計上したことにより、330,191千円(前年同四半期比109.9%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

当第1四半期連結会計期間より、業績管理の精度向上及び適切な事業運営を行うため、管理部門等からの各事業への費用の配賦を限定し、各事業において管理可能な費用が明確となるように、報告セグメントの利益又は損失の算定方法の変更を行いました。

なお、前第1四半期連結累計期間のセグメントの業績は、変更後の算定方法に基づき作成しております。

 

①広告事業

「広告事業」は、ウェブサイト上で商品やサービスを販売しているEコマース事業者等の広告主の広告を、ウェブサイトやアプリの広告掲載メディアに配信する事業で、主に「アフィリエイトマーケティングサービス」「ストアマッチサービス」「アドネットワークサービス」等を含みます。

当第1四半期連結累計期間におきましては、アフィリエイトマーケティングサービスで、金融以外の分野は伸長したものの、金融分野のうち利益率の低い大型案件の広告出稿が減少したことにより、売上高及び利益を押し下げました。ストアマッチサービスでは、Yahoo!ショッピングに出店するストア向けのサービスが堅調に推移しました。アドネットワークサービスでは、前事業年度までメディアネットワーク拡大に向けた戦略的投資を実行しておりましたが、当第1四半期連結累計期間では利益確保に向けた取り組みに努めました

この結果、セグメント売上高は3,726,209千円(前年同四半期比14.9%減)、セグメント利益は716,002千円(前年同四半期比19.7%増)となりました。

②CRM事業

「CRM事業」は、オンラインストアと実店舗での消費者の購買・行動データを一元管理・分析し、一人ひとりのニーズとタイミングに合わせた情報を発信することで、消費者が購入しやすい販路への誘導、再訪を促すサービスを提供する事業で、「マーケティングオートメーションサービス」等を含みます。

当社グループは、平成27年12月期に、主にマーケティングオートメーションサービスを展開する株式会社デジミホを連結子会社化し、平成28年12月期から本格的にCRM事業へ参入しました。

当第1四半期連結累計期間におきましては、Yahoo!ショッピングに出店するストア向けCRMツール「STORE’s R∞(ストアーズ・アールエイト)」が好調に推移しました。

この結果、セグメント売上高は299,922千円(うち内部売上高は1,802千円)(前年同四半期比105.8%増)、セグメント利益は30,785千円(前年同四半期は70,649千円の損失)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は10,197,764千円となり、前連結会計年度末と比べて213,142千円増加いたしました。

流動資産は6,748,388千円となり、前連結会計年度末と比べて40,931千円増加いたしました。これは、主に現金及び預金が87,199千円、未収入金が23,611千円増加したものの、その他流動資産が80,464千円減少したことによるものです。

固定資産は3,449,375千円となり、前連結会計年度末と比べて172,210千円増加いたしました。これは、主に投資有価証券が168,807千円増加したことによるものです。

 

(負債)

当第1四半期連結会計期間末の負債合計は3,830,538千円となり、前連結会計年度末と比べて9,301千円増加いたしました。

流動負債は3,612,523千円となり、前連結会計年度末と比べて23,747千円減少いたしました。これは、主に未払法人税等が114,777千円、賞与引当金が62,272千円増加したものの、未払金が249,586千円減少したことによるものです。

固定負債は218,015千円となり、前連結会計年度末と比べて33,048千円増加いたしました。これは、主に繰延税金負債が34,435千円増加したことによるものです。

 

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は6,367,225千円となり、前連結会計年度末と比べて203,841千円増加いたしました。これは、主に利益剰余金が剰余金の配当により65,080千円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により330,191千円増加したことによるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は3,687,463千円となり、前連結会計年度末と比べて87,199千円増加いたしました。

当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は460,884千円(前年同四半期は177,830千円の獲得)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が485,778千円でありプラス要因として、減価償却費が75,594千円、のれん償却額が43,333千円、仕入債務の増加額が27,380千円であったものの、マイナス要因として、未払金の減少額が247,177千円、法人税等の支払額が53,986千円であったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は160,477千円(前年同四半期は357,405千円の使用)となりました。これは、主に無形固定資産の取得による支出が119,842千円、投資有価証券の取得による支出が34,173千円であったことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は213,425千円(前年同四半期は210,124千円の使用)となりました。これは、主に自己株式の取得による支出が149,967千円、配当金の支払額が63,457千円であったことによるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6) 従業員数

該当事項はありません。

 

(7) 生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、広告事業及びCRM事業の販売の実績が著しく変動いたしました。その内容については、「(1) 経営成績の分析」をご覧下さい。

 

(8) 主要な設備

当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。