第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウィルス感染拡大が日を追うごとに深刻化し、国内景気を大きく押し下げました。景気回復には新型コロナウィルス収束が必要であるものの、いまなお先行き不透明な状況が続いております。

こうした環境の下、当社グループは、顧客であるコマース事業者のパフォーマンス(流通総額)を最大化するため、効果的なマーケティングソリューションを提供することに注力した結果、連結経営成績は次のとおりとなりました。

 

当第1四半期連結累計期間の売上高は、2月下旬から新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けはじめたものの、期初は既存サービスの立ち上がりが堅調であったため、全体としては、その影響は限定的なものとなりました。加えて、前連結会計年度以降に連結子会社化したダイナテック株式会社及び株式会社B-SLASHの売上高を計上したことにより、7,661,466千円(前年同四半期比21.6%増)となりました。

販売費及び一般管理費は、前述の子会社経費及び株式取得にかかるのれん償却費を計上したことにより、1,298,211千円(前年同四半期比64.3%増)となりました。

営業利益は、既存サービスが堅調に推移したことにより、1,526,932千円(前年同四半期比22.9%増)となりました。

経常利益は、営業外費用に投資事業組合運用損9,385千円を計上したこと等により、1,523,061千円(前年同四半期比22.5%増)となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は、法人税等510,465千円を計上したことにより、1,013,894千円(前年同四半期比21.2%増)となりました。

 

セグメントの経営成績は次のとおりであります。

 

マーケティングソリューション事業

マーケティングソリューション事業は、コマース事業者のECサイトへの「集客」を軸とするソリューションを提供する事業です。主要なサービスは、成果報酬型広告「アフィリエイト」です。

当第1四半期連結累計期間におきましては、「アフィリエイト」において、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、2月下旬から、旅行などの一部分野に影響がありましたが、期初は立ち上がりが堅調であったため、全体としては、その影響は限定的なものとなりました。

この結果、セグメント売上高は4,595,401千円(前年同四半期比1.6%増)、セグメント利益は826,214千円(前年同四半期比3.9%増)となりました。

 

ECソリューション事業

ECソリューション事業は、コマース事業者のECサイト上での「販売促進」を軸とするソリューションを提供する事業です。主要なサービスは、ヤフー株式会社が運営するオンラインモールのストア向けCRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」及びクリック課金型広告「ストアマッチ」です。

 

そのほか、前連結会計年度以降、当社が全株式を取得し連結子会社化した次の2社を含みます。

・ダイナテック株式会社(宿泊施設向けに情報システムを開発・提供)

2019年12月期第4四半期連結会計期間から、同社の損益及び同社株式取得にかかるのれん償却費を計上しております。

・株式会社B-SLASH(コマース事業者向けにEC運営に必要なソリューションを提供)

当第1四半期連結会計期間から、同社の損益及び同社株式取得にかかるのれん償却費を計上しております。

当第1四半期連結累計期間におきましては、ヤフー株式会社が運営するオンラインモールのストア向けサービスにおいて、ヤフー株式会社との協業による営業施策に取り組んだことで、ストアのサービス利用が増加しました。

 

新型コロナウィルス感染拡大による経営成績への影響は、同オンラインモールのストア向けサービスにおいては、ほとんどありませんでした。宿泊施設を顧客とするダイナテック株式会社においては、主に月額課金のビジネスモデルであることから、著しい影響はありませんでした。

この結果、セグメント売上高は3,066,065千円(前年同四半期比72.5%増)、セグメント利益は1,021,351千円(前年同四半期比43.0%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は18,029,016千円となり、前連結会計年度末と比べて17,443千円増加いたしました。

流動資産は12,850,838千円となり、前連結会計年度末と比べて621,687千円減少いたしました。これは、主に現金及び預金が511,938千円、受取手形及び売掛金が206,619千円減少したことによるものです。

固定資産は5,178,178千円となり、前連結会計年度末と比べて639,131千円増加いたしました。これは、主にソフトウエアが227,563千円、株式会社B-SLASHの全株式を取得し、同社を連結子会社にしたことによりのれんが364,776千円、それぞれ増加したことによるものです。

 

(負債)

当第1四半期連結会計期間末の負債合計は6,076,935千円となり、前連結会計年度末と比べて442,716千円減少いたしました。

流動負債は5,966,194千円となり、前連結会計年度末と比べて471,450千円減少いたしました。これは、主に買掛金が107,258千円、賞与引当金が126,520千円増加したものの、未払金が414,276千円、未払法人税等が510,255千円減少したことによるものです。

固定負債は110,740千円となり、前連結会計年度末と比べて28,733千円増加いたしました。

 

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は11,952,081千円となり、前連結会計年度末と比べて460,160千円増加いたしました。これは、主に利益剰余金が剰余金の配当により613,704千円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により1,013,894千円増加したことによるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は7,350,973千円となり、前連結会計年度末と比べて511,938千円減少いたしました。

当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は803,551千円(前年同四半期は489,110千円の獲得)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が1,524,359千円でありプラス要因として、減価償却費が104,905千円、のれん償却額が115,731千円、売上債権の減少額が206,619千円、仕入債務の増加額が107,258千円であったものの、マイナス要因として、未払金の減少額が482,138千円、法人税等の支払額が1,005,111千円であったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は707,431千円(前年同四半期は23,944千円の使用)となりました。これは、主に投資事業組合からの分配による収入が92,776千円であったものの、無形固定資産の取得による支出が206,621千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が537,032千円であったことによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は608,058千円(前年同四半期は570,577千円の使用)となりました。これは、主に配当金の支払額が607,925千円であったことによるものです。

 

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7) 従業員数

該当事項はありません。

 

(8) 生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、ECソリューション事業の販売の実績が著しく変動いたしました。その内容については、「(1) 経営成績の状況」をご覧下さい。

 

(9) 主要な設備

当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。