第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、依然として厳しい状況にありました。今後については、ワクチン接種が促進されていくことに伴い、徐々に景気の持ち直しが期待されているものの、同感染症の収束が見通せないなか、いまなお先行きは不透明な状況が続いております。

こうした環境の下、当社グループは、顧客であるコマース事業者のパフォーマンス(流通総額)を最大化するため、効果的なマーケティングソリューションを提供することに注力した結果、連結経営成績は次のとおりとなりました。

 

当第2四半期連結累計期間の売上高は、成果報酬型広告「アフィリエイト」について、就職分野及び旅行等の外出を伴う分野が引き続き低調であるものの、金融分野等が堅調に推移したことから、ほぼ前年並みとなりました。

一方、オンラインモールのストア向けサービスについて、EC需要の増加及びオンラインモールが3月に実施した大型キャンペーンへの対応が奏功したことにより、前年同四半期比で増収となりました。その結果、16,113百万円(前年同四半期比10.9%増)となりました。

販売費及び一般管理費は、5月に実施した本社移転に伴う一時的な費用を計上した一方で、第1四半期連結会計期間において、宿泊施設を顧客とするダイナテック株式会社に係る資産を減損したことに伴い、当第2四半期連結会計期間において、のれん償却費及び減価償却費が減少しました。その結果、2,648百万円(前年同四半期比1.2%減)となりました。

営業利益は、売上高の推移により、3,701百万円(前年同四半期比24.0%増)となりました。

経常利益は、営業外収益に投資事業組合運用益33百万円を計上したこと等により、3,741百万円(前年同四半期比23.3%増)となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は、492百万円(前年同四半期比75.9%減)となりました。

 これは、第1四半期連結会計期間において、宿泊施設を顧客とするダイナテック株式会社について、新型コロナウイルス感染症流行の長期化により、同社のWeb事業(宿泊予約システム)の将来の収益見込みを見直したことに伴い減損損失2,406百万円を特別損失に計上したこと及び法人税等751百万円を計上したこと等によるものであります。

 

セグメントの経営成績は次のとおりであります。

第1四半期連結会計期間より、組織の名称変更に伴い、従来「マーケティングソリューション事業」「ECソリューション事業」としていた報告セグメントの名称を、「マーケティングソリューションズ事業」「ECソリューションズ事業」に変更しております。当該変更は報告セグメントの名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。

 

① マーケティングソリューションズ事業

マーケティングソリューションズ事業は、コマース事業者のECサイトへの「集客」を軸とするソリューションを提供する事業です。主要なサービスは、成果報酬型広告「アフィリエイト」です。

当第2四半期連結累計期間におきましては、「アフィリエイト」について、就職分野及び旅行等の外出を伴う分野が引き続き低調であるものの、金融分野等が堅調に推移したことから、ほぼ前年並みとなりました。この結果、セグメント売上高は7,900百万円(前年同四半期比0.7%減)、セグメント利益は1,487百万円(前年同四半期比6.0%増)となりました。

② ECソリューションズ事業

ECソリューションズ事業は、コマース事業者のECサイト上での「販売促進」を軸とするソリューションを提供する事業です。主要なサービスは、オンラインモールのストア向けCRMツール「STORE's R∞(ストアーズ・アールエイト)」及びクリック課金型広告「ストアマッチ」です。そのほか、ECサイト運営支援「B-Space」及び連結子会社であるダイナテック株式会社(宿泊施設向けに情報システムを開発・提供)を含みます。

当第2四半期連結累計期間におきましては、オンラインモールのストア向けサービスについては、EC需要の増加及びオンラインモールが3月に実施した大型キャンペーンへの対応が奏功したことにより、前年同四半期比で増収となりました。

 また、第1四半期連結会計期間において、宿泊施設を顧客とするダイナテック株式会社について、新型コロナウイルス感染症流行の長期化により、同社のWeb事業(宿泊予約システム)の将来の収益見込みを見直したことに伴い減損損失2,406百万円を特別損失に計上しました。当該減損処理に伴い、当第2四半期連結会計期間において、のれん償却費及び減価償却費が減少しました。

この結果、セグメント売上高は8,212百万円(前年同四半期比25.1%増)、セグメント利益は3,034百万円(前年同四半期比33.2%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は21,304百万円となり、前連結会計年度末と比べて1,170百万円減少いたしました。

流動資産は19,148百万円となり、前連結会計年度末と比べて1,486百万円増加いたしました。これは、主に受取手形及び売掛金が335百万円減少したものの、現金及び預金が1,740百万円増加したことによるものです。

固定資産は2,156百万円となり、前連結会計年度末と比べて2,656百万円減少いたしました。これは、主にソフトウエアが1,360百万円、のれんが516百万円、顧客関連資産が701百万円減少したことによるものです。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は6,947百万円となり、前連結会計年度末と比べて850百万円減少いたしました。

流動負債は6,867百万円となり、前連結会計年度末と比べて717百万円減少いたしました。これは、主に買掛金が253百万円、未払法人税等が373百万円減少したことによるものです。

固定負債は79百万円となり、前連結会計年度末と比べて133百万円減少いたしました。これは、その他固定負債が56百万円増加したものの、繰延税金負債が189百万円減少したことによるものです。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は14,356百万円となり、前連結会計年度末と比べて319百万円減少いたしました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により492百万円増加したものの、利益剰余金が剰余金の配当により807百万円減少したことによるものです。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は13,162百万円となり、前連結会計年度末と比べて1,740百万円増加いたしました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は2,668百万円(前年同四半期は2,468百万円の獲得)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が1,243百万円であり、プラス要因として、減価償却費が495百万円、のれん償却額が58百万円、減損損失が2,406百万円であったものの、マイナス要因として、仕入債務の減少額が251百万円、法人税等の支払額が1,416百万円であったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は123百万円(前年同四半期は942百万円の使用)となりました。これは、主に投資事業組合からの分配による収入が135百万円であったものの、有形固定資産の取得による支出が125百万円、無形固定資産の取得による支出が138百万円であったことによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は805百万円(前年同四半期は611百万円の使用)となりました。これは、主に配当金の支払額が804百万円であったことによるものです。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 なお、新型コロナウイルス感染症の影響については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報)」に記載しております。

 

(5)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(8)従業員数

該当事項はありません。

 

(9)生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、ECソリューションズ事業の販売の実績が著しく変動いたしました。その内容については、「(1)経営成績の状況」をご覧ください。

 

(10)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。