1【提出理由】

 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1)当該事象の発生年月日

 2025年1月31日(取締役会決議日)

 

(2)当該事象の内容

 当社と当社の主要取引先であるLINEヤフー株式会社(以下、「LINEヤフー」という。)との間で締結している「StoreMatch(ストアマッチ)」及び「STORE’s R∞(ストアーズ・アールエイト)」(以下、「両サービス」という。)に係る取引契約が、2025年7月31日をもって終了することとなりました。これに伴い、当社は、LINEヤフーとの間で、当社がLINEヤフーに対して、LINEヤフーが開発する両サービスに代わるサービス(以下、「新サービス」という。)への移行に関するコンサルティング業務及びその他業務を提供する旨の基本合意書を締結することにつき、2025年1月31日開催の取締役会にて決議いたしました。

なお、LINEヤフーは、当社の28.15%(注)の株式を間接的に所有するその他の関係会社に該当しております。

(注)2024年12月31日現在。当社が所有する自己株式を除く。

 

(3)当該事象の損益に与える影響額

 LINEヤフーとの両サービスを通じた取引は2025年7月31日をもって終了予定であり、2025年12月期の両サービスを通じた売上高の減少は、2024年12月期の8月から12月の実績より概算で73億円を見込んでおります。また、両サービスに係る取引契約が終了する2025年7月31日までの期間においては、両サービスと新サービスが並行稼働する期間において顧客の一部がLINEヤフーの新サービスに移行し、両サービスを通じた売上高が減少する可能性があります。基本合意書においては、当該移行に伴い減少した両サービスを通じた当社の収益について、両社間で精算することを合意しておりますが、具体的な内容等については今後、両社間で協議してまいります。

また、両サービスの新サービスへの円滑な移行をサポートするためのコンサルティング業務及びその他業務を当社がLINEヤフーから受託し、その対価として10億円を同社から受領することを予定しております。

 

 2025年12月期の減少見込額(当期純利益(連結)):755百万円

 

(参考)当期連結業績予想(2025年1月31日公表分)及び前期連結実績                       (単位:百万円)

 

連結売上高

連結営業利益

連結経常利益

親会社株主に帰属する当期純利益

当期連結業績予想

(2025年12月期)

23,900

2,500

2,500

2,100

前期連結実績

(2024年12月期)

30,410

4,160

4,121

2,855

 

 

以 上