第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

①当第1四半期連結累計期間の業績の状況

気象サービスの市場規模は全世界で6,000億円以上と想定されます。気象リスクへの関心の高まりとネット技術の発展によって、気象サービス市場は今後も成長を続けると当社は考えています。
 当社では「75億人の情報交信台」という夢のもと、第1成長期(1986年6月から1995年5月)は「事業の成長性」、第2成長期(1995年6月から2004年5月)は「ビジネスモデルの多様性」、第3成長期(2004年6月から2012年5月)は「経営の健全性」をテーマとし、事業活動を行ってきました。当期は、「革新性」をテーマに掲げ本格的なグローバル展開を目指す第4成長期の6年目として、次の項目に取り組んでおります。

<1> ビジネス展開

・航海気象

   船隊計画全体の最適化を推薦する船種毎のサービスや二酸化炭素排出量の規制導入に対応したサービス開発

  及びヨーロッパ市場を中心とした積極的な海外営業

・航空気象

  アジア新興国のエアラインを中心としたサービス展開の拡大及びヨーロッパにおけるマーケティングの推進

・道路及び鉄道気象

  国内サービスの強化やアジア新興国における運行規制基準策定の共創等

・環境気象

  Weathernews France SASを中心とした環境気象の立ち上げの促進

・BtoS(個人・分衆:Sはサポーター)

  トランスプラットフォーム戦略による自社コンテンツ配信を行うプラットフォーム網の拡大及び広告投資に

  よるトラフィックの最大化に向けた取り組み

<2> 投資状況

 ・設備投資

  ビッグデータを活用したサービス開発の基礎となる蓄積データを効果的に解析できる基幹インフラ、
          独自衛星WNISAT-1R(2017年7月打ち上げ)及び新興国の観測網を整備する独自観測インフラ

 ・人材投資

  アジア、ヨーロッパ展開を加速する各国のセールス・サービススタッフ、AIやグロースハックの技術を

   もつエンジニア及び新サービスを継続的に創出していくITパートナーの強化

 

当第1四半期の連結売上高は3,699百万円と、前期比9.3%の増収となりました。BtoB市場の売上高は、航海気象がヨーロッパ市場を中心に新規受注したことや円安による為替影響を受けたことに加えて、航空気象がアジア新興国のエアラインに向けたサービス展開が進んだ結果、前期比9.0%増収の2,176百万円となりました。個人向けサービスであるBtoS市場の売上高は、モバイル・インターネットでフィーチャーフォンの単独有料会員数の減少及びスマートフォンにおけるレベニューシェアモデルの成長鈍化による影響を受けたものの、放送局向けサービスの成長及びシステム更新のタイミングによる初期型売上SRSの増加によって、前期比9.7%増収の1,522百万円となりました。

 

利益については、アジア展開に先立つ現地人材や生産性向上に向けた開発スタッフの積極採用、広告投資の増加及びグローバルビジネスに対応するシステム開発力の強化に向けた費用増加の影響もあり、営業利益は26.2%減益の490百万円、経常利益は19.7%減益の476百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は33.3%減益の313百万円となりました。

 

②市場別の状況

当第1四半期連結累計期間における市場別売上高は以下のとおりです。当社は継続的にコンテンツを提供するトールゲート型ビジネスを主に展開しています。一方、将来のトールゲート売上につながる一時的な調査やシステムを販売する機会があり、当社はこれらを SRS (Stage Requirement Settings) と称しています。

 

市場区分

前第1四半期
連結累計期間
(自 平成28年6月1日
 至 平成28年8月31日) 

(百万円)

当第1四半期
連結累計期間
(自 平成29年6月1日
 至 平成29年8月31日)

(百万円)

増減率

(%)

 

 

SRS

トールゲート

合計

SRS

トールゲート

合計

合計

 

交通気象

59

1,466

1,526

45

1,583

1,629

6.7

 

交通気象以外

3

467

470

26

520

547

16.3

BtoB市場

62

1,934

1,997

72

2,104

2,176

9.0

 

モバイル・インターネット

-

870

870

-

781

781

△10.3

 

その他メディア

3

513

517

189

551

741

43.2

BtoS市場

3

1,384

1,388

189

1,333

1,522

9.7

合計

66

3,318

3,385

261

3,437

3,699

9.3

 

 (注)前第4四半期より連結されたWeathernews France SASの売上高74百万円は、BtoB市場「交通気象以外」に含ま
れております。

 

 (参考)地域別売上高

 

前第1四半期
連結累計期間
(自 平成28年6月1日
 至 平成28年8月31日)

                        (百万円)

当第1四半期
連結累計期間
(自 平成29年6月1日
 至 平成29年8月31日)

            (百万円)

増減率

(%)

 

SRS

トールゲート

合計

SRS

トールゲート

合計

合計

日 本

66

2,548

2,615

243

2,526

2,769

5.9

アジア・豪州

-

292

292

-

318

318

8.9

欧 州

-

378

378

18

481

499

32.0

米 州

-

99

99

-

111

111

12.5

合 計

66

3,318

3,385

261

3,437

3,699

9.3

 

 (注)前第4四半期より連結されたWeathernews France SASの売上高は上記金額にて欧州に含まれております。
 

 

 <BtoB(企業・法人)市場>  

BtoB市場においては、社会のインフラとして企業のニーズが高く、かつグローバルな成長が見込まれる交通気象(航海気象、航空気象、道路気象、鉄道気象、海上気象)を重点事業と位置づけております。なかでも、当社サービスの原点である海運会社向け航海気象では、安全性を向上すると同時に燃料消費量を抑え、運航効率を改善するOSR(Optimum Ship Routeing)をコンテナ船、自動車船、ばら積み船及びタンカー向けに展開しています。

当第1四半期は、ヨーロッパ市場を中心に受注が増加したことに加え、円安による為替影響を受けたことにより増収となりました。さらに、航空気象では、アジア新興国におけるGo or NG Decision Support Serviceの提供先増加により順調に成長しました。

これらの結果、交通気象の売上高は前期比6.7%の増収となり、BtoB市場全体の売上高は、前期比9.0%増収の2,176百万円となりました。

 

 <BtoS(個人・分衆)市場>  

BtoS市場においては、モバイル・インターネットでは、フィーチャーフォンの単独有料会員数の減少及びスマートフォンにおけるレベニューシェアモデルの成長鈍化による影響を受け、前期比10.3%の減収となりました。一方、放送局向けでは、新規顧客を獲得したことやキャスター派遣サービスが市場のニーズを捉えて成長したことに加えて、放送局向けのシステム更新のタイミングによる初期型売上SRSの増加により、BtoS市場全体では前期比9.7%増収の1,522百万円となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金などの減少により、前連結会計年度末に比べて508百万円減少し、14,802百万円となりました。また、負債合計額は未払法人税等の支払いなどにより、前連結会計年度末に比べて319百万円減少し1,433百万円となりました。純資産合計額は、親会社株主に帰属する四半期純利益313百万円を計上した一方で、前連結会計年度末の配当544百万円を行ったことなどにより、前連結会計年度末に比べて188百万円減少し13,368百万円となりました。
 これらにより、自己資本比率は89.7%となりました。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等457百万円を支払う一方で、税金等調整前四半期純利益476百万円を計上したことなどにより276百万円の収入(前年同期409百万円の収入)となりました。
 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産や無形固定資産の取得による支払などにより364百万円の支出(前年同期146百万円の支出)となりました。
 また、財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払479百万円などにより478百万円の支出(前年同期621百万円の支出)となりました。
 以上により、現金及び現金同等物の当第1四半期末残高は6,329百万円(前年同期6,926百万円)となりました。

 

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当社グループでは、中期ビジョンをもとに事業に取り組んでおります。なお、当第1四半期連結累計期間において、対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 ①実現すべきミッション

当社グループの基本コンセプトは、気象から気候変動、環境に関するあらゆるコンテンツを官営サービスに依存することなく、自らが主体的にデータを収集し配信する「フルサービス・ウェザーカンパニー」となることです。これに加え、およそ気象が有意義なコンテンツとなりうるあらゆる分野においてサービスを提供することができる「Full Services(フルサービシズ)」となり、多くの新しい市場とサービスの立ち上げを目指しています。当社グループが実現すべきミッションは以下の5つであると捉えております。

 

1)全世界75億人の一人ひとりとともに、最多、最速、最新の気象コンテンツサービスを創造・提供する世界最強・最大の「気象コンテンツ・メーカー」になること。

2)気象コンテンツ市場のフロントランナーとして、独創的に新たな市場を創造しながら、「サポーター価値創造」と企業価値の最大化を実現すること。

3)サポーター(個人、企業)が感測、予報、配信に参加する世界初の双方向型の気象情報交信ネットワークを本格的に軌道に乗せ、従来の気象のあり方を革新的に変えること。

4)気象をベースに、気候変動、そして環境問題まで領域を広げ、サポーター(個人、企業)とともに、新たな価値創造(ことづくり)を、実現すること。

5)常識にとらわれない革新的なインフラを積極的に開発し、利用することで従来にないコンテンツをサポーターに提供すること。

 

 ②中期ビジョン

当社は「75億人の情報交信台」という夢に向かって、第1成長期(1986年6月から1995年5月)は「事業の成長性」、第2成長期(1995年6月から2004年5月)は「ビジネスモデルの多様性」、第3成長期(2004年6月から2012年5月)は「経営の健全性」をテーマに掲げ、事業を展開してまいりました。第4成長期(2012年6月から2022年5月)は「革新性」をテーマに掲げ、サービスを本格的にグローバル展開することを目指します。

 

〔第4成長期のビジョン〕

<第4成長期の基本戦略> 

「Service CompanyからService & Infra Company with the Supporterへ」
 当社には、RC(Risk Communication)サービスを組織的に運営すると同時に顧客とともに革新的なインフラを整備し、交通気象を中心としたビジネスを立ち上げてきた経験があります。この経験をもとにアジア、欧州、アメリカにおいて新たなグローバルビジネスを展開してまいります。

 

1)注力する販売市場(Marketing)

<交通気象> 

海の交通気象(航海気象)は国によるサービスが行われていない「公認民間市場(顕在化市場)」と言えます。当社は既にグローバル市場において航海気象サービスを展開しておりますが、サービス提供船は世界の外航船約20,000隻のうち30%程度です。第4成長期にはサービスの質を改善するとともに新サービスを開始し、10,000隻へのサービス展開を目指します。
 次に、空の交通気象(航空気象)は、現在、すでに日本、アジアの一部のエアラインを中心にサービスを提供していますが、第4成長期では、アジア、欧州、アメリカにおいてサービスを拡大し、グローバルでシェアを高めていきます。
 陸の交通気象(道路気象、鉄道気象)は、現在展開している日本でのサービスをより標準化・組織化することにより、高速道路と高速鉄道市場をターゲットにアジアからグローバルに展開していきます。
  加えて、全世界的な自然エネルギー利活用へ向けた構造変革を受け、自然エネルギーに関して先進的に取り組ん
でいるヨーロッパの企業との積極的なコラボレーションを通じ、新たな環境気象の立ち上げを目指します。

 

<モバイル・インターネット>

WNI衛星や、WITHレーダーなどのObservation(観測)インフラだけでなく、サポーターとともに、Eye-servation(感測)インフラをグローバルに展開します。多様化する全てのプラットフォームに最適なコンテンツを提供するトランスプラットフォーム展開を通して、サポーターが参加し、交信するネットワーク型の気象及び分衆コンテンツサービスを創造し、有料サービスをグローバル展開します。

 

 (各事業別の戦略)

事業分野

事業戦略

航海気象

・OSRのグローバル展開 第4成長期には10,000隻へ拡大
・北極海航路などの新しい価値創造サービスの創出

航空気象

・アジアをはじめとしたグローバル市場への展開

道路気象

・日本での実績をもとに高速道路におけるサービスのグローバル展開

鉄道気象

・高速鉄道分野におけるサービスのグローバル展開

海上気象

・無常識インフラを利用した新たなサービスのグローバル展開

モバイル・インターネット

・多様化する全てのプラットフォームに最適なコンテンツを提供するトランス
  プラットフォーム展開
・サポーター参加型、ネットワーク型コンテンツサービスのグローバル展開

 

 

2)サービス運営(Service MarketingとInfra Marketing)

<革新的なテクノロジーと「無常識」なインフラ開発・運営>

気象情報サービスのグローバル展開には、企業・個人サポーターのニーズに応える価値あるコンテンツサービスの創造が重要です。設備投資から始める従来型のアプローチではなく、顧客と一体となって進める「ことづくり」によるアプローチが有効と考えます。「ことづくり」とは社会の共感を得ながらサービスを事業化することであり、実際に対応策を必要としている人々と協力してサービスを設計し、運営を始めるという事業化プロセスが求められます。
 オクラホマ大学など世界の研究機関、企業、サポーターと連携し、WNI衛星、WITHレーダーをはじめとする革新的
なインフラやテクノロジーに積極的に投資しております。さらに、これらを24時間365日運営することで、ニーズに応じたコンテンツの創造を加速してまいります。

 

 <エリア展開>

アジア、欧州、アメリカの順に着手してまいります。それぞれ3~5年程度の時間をかけ、市場開拓とインフラ構築を進める計画です。

 

 ③会社の支配に関する基本方針

1)当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針の内容の概要

当社グループは、民間の気象情報会社として「75億人の情報交信台」という夢を掲げ、気象が「水、電気、交通、通信」に続く第5の公共資産=公共インフラであると考え、世界中のあらゆる企業、個人の生命、財産に対するリスクを軽減し、機会を増大させることを実現する気象サービスを目指しております。また、当社グループは、サポーター自身が主体的に気象の観測(感測)、分析、予測、配信・共有に参加し、当社とともに価値を共創していく新しい気象サービスのあり方を追求していくことにより、社会や地球環境に貢献していきます。当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の企業価値の源泉を理解し、当社グループの企業価値及び株主の皆様の共同の利益を継続的かつ持続的に確保、向上していくことを可能とする者でなければならないと考えております。言うまでもなく、上場会社である当社の株券等については、株主及び投資家の皆様による自由な取引が認められており、当社取締役会としては、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、最終的には株主の皆様全体のご意思により決定されるべきであり、当社の株券等に対する大量取得行為の提案又はこれに類似する行為があった場合に、当社の株券等を売却するかどうかの判断も、最終的には当社の株券等を保有する株主の皆様の判断に委ねられるべきものであると考えます。しかしながら、近年わが国の資本市場においては、対象となる企業の経営陣の賛同を得ずに、一方的に株券等の大量取得行為の提案又はこれに類似する行為を強行する動きが顕在化しております。そして、かかる株券等の大量取得行為の中には、その目的等から見て企業価値及び株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすもの、株主に株券等の売却を事実上強要するおそれがあるもの、対象会社の取締役会や株主が株券等の大量取得行為の内容等について検討しあるいは対象会社の取締役会が代替案を提案するための十分な時間や情報を提供しないもの、対象会社が買収者の提示した条件よりも有利な条件をもたらすために買収者との協議・交渉を必要とするもの等、対象会社の企業価値及び株主共同の利益を毀損するものも少なくありません。そこで、当社としては、当社グループの企業価値及び株主の皆様の共同の利益を毀損する大量取得行為を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であり、このような者による大量取得行為に対しては必要かつ相当な対抗措置を講じることにより、当社グループの企業価値及び株主の皆様の共同の利益を確保する必要があると考えます。

 

2)基本方針の実現に資する特別な取組みの内容の概要

当社は、中長期にわたり企業価値を持続・発展させていくことこそが株主の皆様の共同の利益の向上のために最優先されるべき課題であると考え、当社グループの企業価値及び株主の皆様の共同の利益の向上を目的に、上記1)記載の基本方針の実現に資する特別な取組みとして、当社の新中期経営計画の策定及びその実施、コーポレート・ガバナンスの強化、更に、業績に応じた株主の皆様に対する利益還元を進めてまいる所存です。

 

3)基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの内容の概要

当社は、上記1)記載の基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの一つとして、平成29年8月11日開催の第31期定時株主総会において、当社株券等の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)の更新について株主の皆様のご承認をいただきました(当該更新により導入される買収防衛策を、以下「本プラン」といいます。)。本プランは、当社が発行者である株券等について、(i)保有者の株券等保有割合が20%以上となる買付けその他の取得若しくはこれに類似する行為、若しくは、(ii)公開買付けに係る株券等の株券等所有割合及びその特別関係者の株券等所有割合の合計が20%以上となる公開買付け若しくはこれに類似する行為、又はこれらの提案(買付等)を行おうとする者(買付者等)に対し、当社取締役会が、事前に当該買付等に関する情報の提供を求め、当該買付等についての情報収集・検討等を行う時間を確保した上で、株主の皆様に当社経営陣の計画や代替案等を提示したり、買付者との交渉等を行っていくための手続を定めています。なお、買付者等は、本プランに係る手続の開始後、(i)当社取締役会による評価、検討、交渉及び意見形成のための期間が終了するまでの間、又は、(ii)取締役会により株主意思確認手続が実施された場合には、同手続が完了するまでの間、買付等を開始することができないものとします。買付者等が本プランにおいて定められた手続に従うことなく買付等を行う場合等、当社の企業価値及び株主の皆様の共同の利益が毀損されるおそれがあると認められる場合には、当社は対抗措置(買付者等による権利行使は認められないとの行使条件及び当社が当該買付者等以外の者から当社株式と引換えに新株予約権を取得する旨の取得条項が付された新株予約権(本新株予約権)の無償割当ての実施)を講じることがあります。本プランにおいては、本新株予約権の無償割当ての実施又は不実施について、取締役の恣意的判断を排するため、(i)株主意思確認手続を実施することにより株主の皆様のご意思を確認するか、(ii)当社経営陣から独立した者のみから構成される独立委員会の判断を経るか、のいずれかの手続を履践することとし、当社取締役会は、株主意思確認手続の結果又は独立委員会の勧告を最大限尊重し、本新株予約権の無償割当ての実施又は不実施に関する会社法上の機関としての決議を速やかに行うものとします。なお、当社は、上記1)記載の基本方針、上記2)記載の取組み及び本プランの内容を、以下のウェブサイトにて公表しております。
https://jp.weathernews.com/
 

4)本プランに対する取締役会の判断及びその理由

当社は、中長期にわたる企業価値を持続・発展させていくことこそが株主の皆様の共同の利益の向上のために最優先されるべき課題であると考え、当社グループの企業価値及び株主の皆様の共同の利益の向上を目的に、上記2)記載の取組みを行ってまいります。上記2)記載の取組みを通じて、当社グループの企業価値及び株主の皆様の共同の利益を向上させ、その向上が株主及び投資家の皆様による当社株式の評価に適正に反映されることにより、当社グループの企業価値及び株主の皆様の共同の利益を毀損するおそれのある当社の株券等の大量取得行為は困難になるものと考えられます。したがって、これらの取組みは、上記1)記載の基本方針に資するものであると考える所存です。また、本プランは、当社株券等に対する買付等が行われる場合に、当該買付等に応じるべきか否かを株主の皆様が判断し、あるいは当社取締役会が代替案を提案するために必要な情報や時間を確保し、株主の皆様のために買付者等と協議・交渉等を行うことを可能とすることにより、当社の企業価値及び株主の皆様の共同の利益を確保するための枠組みであり、上記1)記載の基本方針に沿うものであると考えております。さらに、本プランは、買収防衛策に関する指針の要件等を完全に充足していること、株主意思を重視するものであること、取締役の恣意的判断を排除するために本プランの発動及び廃止等の運用に際しての実質的な判断を客観的に行う機関として独立委員会が設置されていること、合理的かつ詳細な客観的要件が充足されなければ発動されないように設定されていること、独立委員会は外部専門家の意見を取得できる仕組みとなっていること、当社取締役の任期は1年であること、有効期間満了前であっても株主総会又は取締役会によりいつでも廃止することができるものとされていること等の理由から、株主の皆様の共同の利益を損なうものでなく、また、当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではないと考えております。

 

(5)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は102,683千円であります。

 

(6)従業員数

①連結会社の状況

平成29年8月31日現在

従業員数(名)

835  [70]

 

(注) 1 従業員数は就業人員であります。

2 従業員数欄の[外書]は臨時従業員の平均雇用人数であります。

上記のほか、派遣社員143名(前期比 14名増加)が従事しております。

 

②提出会社の状況

平成29年8月31日現在

従業員数(名)

703  [70]

 

(注) 1 従業員数は就業人員であります。

2 従業員数欄の[外書]は臨時従業員の平均雇用人数であります。

上記のほか、派遣社員143名(前期比 14名増加)が従事しております。