第5【経理の状況】

1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

 なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2024年7月1日から2025年6月30日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2024年7月1日から2025年6月30日まで)の財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により監査を受けております。

 

3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組みについて

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組みを行っております。

 具体的には、会計基準等の内容を適切に把握できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、また、定期的に監査法人の主催するセミナーに参加する等により、的確に対応することができる体制を整備しております。

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年6月30日)

当連結会計年度

(2025年6月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

9,460,290

8,830,862

売掛金

3,491,160

3,582,323

契約資産

607,869

521,004

有価証券

399,980

408,316

商品及び製品

1,515

811

仕掛品

27,118

17,951

原材料及び貯蔵品

1,679

5,473

その他

275,413

266,937

流動資産合計

14,265,027

13,633,681

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

408,971

421,840

減価償却累計額及び減損損失累計額

108,989

135,262

建物及び構築物(純額)

299,981

286,578

土地

448

その他

216,845

226,164

減価償却累計額及び減損損失累計額

173,086

185,373

その他(純額)

43,759

40,790

有形固定資産合計

343,740

327,817

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

339,607

271,380

のれん

445,114

758,061

顧客関連資産

165,300

その他

21,120

21,120

無形固定資産合計

805,843

1,215,862

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1 2,000,841

※1 2,363,978

繰延税金資産

270,939

285,086

その他

815,791

856,229

貸倒引当金

5,073

5,810

投資その他の資産合計

3,082,499

3,499,483

固定資産合計

4,232,083

5,043,163

資産合計

18,497,111

18,676,844

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年6月30日)

当連結会計年度

(2025年6月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

982,583

978,586

短期借入金

520,003

620,004

1年内返済予定の長期借入金

10,008

未払金

775,341

666,898

未払法人税等

488,186

492,121

契約負債

81,680

86,542

賞与引当金

456,949

475,764

品質保証引当金

12,421

その他

615,567

656,542

流動負債合計

3,920,312

3,998,890

固定負債

 

 

長期借入金

17,474

退職給付に係る負債

45,371

43,685

その他

22,405

100,347

固定負債合計

67,777

161,506

負債合計

3,988,089

4,160,397

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

2,270,228

2,270,228

資本剰余金

2,550,925

2,667,151

利益剰余金

11,190,556

11,648,434

自己株式

1,725,939

2,334,732

株主資本合計

14,285,770

14,251,081

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

213,642

257,062

為替換算調整勘定

9,609

8,303

その他の包括利益累計額合計

223,251

265,366

純資産合計

14,509,022

14,516,447

負債純資産合計

18,497,111

18,676,844

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年7月1日

 至 2024年6月30日)

 当連結会計年度

(自 2024年7月1日

 至 2025年6月30日)

売上高

※1 25,733,333

※1 26,899,791

売上原価

20,448,440

※2 21,278,391

売上総利益

5,284,893

5,621,399

販売費及び一般管理費

 

 

役員報酬

360,117

354,900

給料及び手当

962,809

1,055,698

賞与引当金繰入額

62,708

73,520

福利厚生費

231,610

258,603

支払手数料

173,507

233,879

募集費

74,678

95,657

減価償却費

170,474

95,068

賃借料

286,753

295,987

のれん償却額

154,089

103,965

その他

※3 843,176

※3 883,738

販売費及び一般管理費合計

3,319,925

3,451,019

営業利益

1,964,967

2,170,380

営業外収益

 

 

受取利息

23,734

25,910

受取配当金

19,886

16,337

助成金収入

7,466

7,519

為替差益

1,461

その他

10,483

7,431

営業外収益合計

61,570

58,659

営業外費用

 

 

支払利息

2,560

4,785

長期前払費用償却

24,140

15,191

為替差損

2,662

その他

3,239

4,721

営業外費用合計

32,602

24,697

経常利益

1,993,935

2,204,341

特別利益

 

 

保険解約返戻金

3,768

7,351

投資有価証券売却益

1,328

39,553

その他

113

特別利益合計

5,209

46,905

特別損失

 

 

減損損失

※4 303,661

投資有価証券売却損

4,225

投資有価証券評価損

4,928

出資金評価損

1,164

特別損失合計

309,050

4,928

税金等調整前当期純利益

1,690,094

2,246,318

法人税、住民税及び事業税

861,796

771,577

法人税等調整額

120,030

21,020

法人税等合計

741,765

750,556

当期純利益

948,329

1,495,762

非支配株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益

948,329

1,495,762

 

【連結包括利益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年7月1日

 至 2024年6月30日)

 当連結会計年度

(自 2024年7月1日

 至 2025年6月30日)

当期純利益

948,329

1,495,762

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

129,474

43,420

為替換算調整勘定

1,474

1,305

その他の包括利益合計

※1 130,948

※1 42,114

包括利益

1,079,277

1,537,876

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

1,079,277

1,537,876

非支配株主に係る包括利益

 

③【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

2,270,228

2,486,327

10,784,976

1,494,070

14,047,462

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

542,749

 

542,749

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

948,329

 

948,329

自己株式の取得

 

 

 

303,251

303,251

自己株式の処分

 

64,597

 

71,381

135,979

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

64,597

405,579

231,869

238,307

当期末残高

2,270,228

2,550,925

11,190,556

1,725,939

14,285,770

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

累計額

純資産合計

 

その他有価証券

評価差額金

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

84,168

8,134

92,302

14,139,765

当期変動額

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

542,749

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

948,329

自己株式の取得

 

 

 

303,251

自己株式の処分

 

 

 

135,979

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

129,474

1,474

130,948

130,948

当期変動額合計

129,474

1,474

130,948

369,256

当期末残高

213,642

9,609

223,251

14,509,022

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

2,270,228

2,550,925

11,190,556

1,725,939

14,285,770

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

1,037,884

 

1,037,884

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

1,495,762

 

1,495,762

自己株式の取得

 

 

 

700,748

700,748

自己株式の処分

 

12,579

 

1

12,581

株式交換による増加

 

103,646

 

91,953

195,600

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

116,225

457,878

608,793

34,689

当期末残高

2,270,228

2,667,151

11,648,434

2,334,732

14,251,081

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

累計額

純資産合計

 

その他有価証券

評価差額金

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

213,642

9,609

223,251

14,509,022

当期変動額

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

1,037,884

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

1,495,762

自己株式の取得

 

 

 

700,748

自己株式の処分

 

 

 

12,581

株式交換による増加

 

 

 

195,600

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

43,420

1,305

42,114

42,114

当期変動額合計

43,420

1,305

42,114

7,425

当期末残高

257,062

8,303

265,366

14,516,447

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年7月1日

 至 2024年6月30日)

 当連結会計年度

(自 2024年7月1日

 至 2025年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

1,690,094

2,246,318

減価償却費

217,573

153,275

減損損失

303,661

のれん償却額

154,089

103,965

貸倒引当金の増減額(△は減少)

2,350

737

賞与引当金の増減額(△は減少)

10,231

18,815

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

386

1,686

投資有価証券売却損益(△は益)

2,896

39,553

受取利息及び受取配当金

43,620

42,247

支払利息

2,560

4,785

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

335,855

62,321

棚卸資産の増減額(△は増加)

14,841

65,122

仕入債務の増減額(△は減少)

72,072

3,996

未払金の増減額(△は減少)

67,233

126,070

その他

23,422

110,264

小計

2,181,165

2,552,051

利息及び配当金の受取額

41,672

39,760

利息の支払額

2,626

5,078

法人税等の支払額

1,042,425

803,960

営業活動によるキャッシュ・フロー

1,177,786

1,782,772

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

定期預金の預入による支出

1,400,000

1,503,000

定期預金の払戻による収入

1,400,000

1,402,035

有価証券の償還による収入

570,000

有形固定資産の取得による支出

29,021

11,616

有形固定資産の売却による収入

377,250

8,791

無形固定資産の取得による支出

120,216

35,091

投資有価証券の取得による支出

800,000

300,000

投資有価証券の売却による収入

397,268

41,996

投資有価証券の償還による収入

100,000

保険積立金の解約による収入

504,209

7,351

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

※2 1,448,516

※2 470,157

その他

62,817

26,044

投資活動によるキャッシュ・フロー

511,843

885,734

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

50,003

100,001

長期借入金の返済による支出

5,838

自己株式の取得による支出

303,701

701,814

配当金の支払額

539,819

1,031,698

その他

51

3

財務活動によるキャッシュ・フロー

893,472

1,639,345

現金及び現金同等物に係る換算差額

281

1,073

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

227,247

743,380

現金及び現金同等物の期首残高

9,185,490

8,958,242

現金及び現金同等物の期末残高

※1 8,958,242

※1 8,214,862

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

連結子会社の数  8

株式会社CIJネクスト

株式会社カスタネット

日本ファイナンシャル・エンジニアリング株式会社

株式会社a-LINK

株式会社i-BRIDGE

i-BRIDGE Systems Philippines,Inc.

日伸ソフトウエア株式会社

株式会社アドバンスソフト

 当連結会計年度において、株式会社アドバンスソフトの発行済株式の全てを取得したことに伴い、当連結会計年度より同社を連結の範囲に含めております。

 非連結子会社はありません。

 

2 持分法の適用に関する事項

(1)持分法非適用の関連会社数  1社

 株式会社DBMaker Japan

持分法を適用しない理由

 持分法を適用していない関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。

 

(2)持分法の適用の手続きについて特に記載する必要があると認められる事項

 該当事項はありません。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

 

4 会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

 その他有価証券

 市場価格のない株式等以外のもの

 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

 市場価格のない株式等

 移動平均法による原価法

 

② 棚卸資産

 仕掛品

 個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

 商品及び製品、原材料及び貯蔵品

 移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

 

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産

 定率法を採用しております。

 ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)、並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

 主な耐用年数は以下のとおりであります。

 建物及び構築物    3年~50年

 工具、器具及び備品  3年~20年

 

② 無形固定資産

 ソフトウェア(自社利用)

 見積償却年数(5年)に基づく定額法によっております。

 ソフトウェア(市場販売目的)

 見込販売数量に基づく償却額と3年を限度とする残存有効期間に基づく均等配分額とを比較し、いずれか大きい額を償却する方法によっております。

 顧客関連資産

 10年間で均等償却しております。

 

(3)重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

 債権等の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

 

② 賞与引当金

 従業員の賞与の支給に備えるため、将来の支給見込額のうち当連結会計年度の負担額を計上しております。

 

③ 品質保証引当金

 客先納入後の品質保証等の費用の支出に備えるため、当連結会計年度末における発生見込額を計上しております。

 

(4)退職給付に係る会計処理の方法

 一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

(5)重要な収益及び費用の計上基準

 当社グループの顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

① システム開発

 システム開発における顧客との契約形態は、顧客の要求やソフトウエアの開発段階において、請負契約、準委任契約及び派遣契約に大別されます。

 請負契約は、主として顧客の要求する仕様に沿ったシステムやソフトウエアを制作し顧客に納品するものであり、当社グループは成果物を完成させる責任を有しております。準委任契約及び派遣契約は、主としてシステムエンジニア等の専門要員の労働力を契約期間にわたって顧客に提供するものであり、当社グループは成果物を完成させる責任を有しておりません。

 請負契約による取引については、期間のごく短い契約を除き、作業の進捗に伴い顧客に財又はサービスが移転し、一定の期間にわたり履行義務を充足することから、その進捗度に応じて収益を認識しております。進捗度の測定には、期末日における見積原価総額に対する実際発生原価の割合に基づくインプット法を使用しております。

 準委任契約及び派遣契約による取引については、顧客への役務提供を通じて一定の期間にわたり履行義務を充足することから、作業期間にわたり役務の提供に応じて収益を認識しております。

 

② システム開発に関連するサービス

 製品販売に関しては、顧客に製品を引き渡した時点で支配が移転し、履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。また、製品保守については、時の経過に応じて履行義務が充足されることから、保守期間にわたり契約金額を按分して収益を認識しております。

 

(6)のれんの償却方法及び償却期間

 のれんの償却については、7年間で均等償却しております。

 

(7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 手許現金、要求払い預金及び取得日から3ヶ月以内に満期の到来する流動性の高い容易に換金可能な、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資であります。

 

(重要な会計上の見積り)

(一定期間にわたり履行義務が充足される請負契約による取引の収益認識)

1 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

一定期間にわたり履行義務が充足される請負契約による取引の収益認識

2,677,361

2,251,287

 

2 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 当社グループは、一定の期間にわたり充足される履行義務について、期間がごく短い場合を除き、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。進捗度の測定には、期末日における見積原価総額に対する実際発生原価の割合に基づくインプット法を使用しております。

 一定期間にわたり履行義務が充足される請負契約による取引は、工期が他の案件と比較して長期間であるという特徴があり、新規顧客、新技術、新業務といった案件が含まれ、開発途中での仕様変更や、想定外の事象の発生等により、原価総額の見積りの基礎となる実行予算の作成及び着手後の状況の変化に伴う見直しについて、不確実性を伴っております。

 従って、開発途中での仕様変更や、想定外の事象の発生等による想定していなかった原価の発生等により、進捗度が変動した場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

(会計方針の変更)

(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)

 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下、「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。

 法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下、「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

 また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当連結会計年度の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっております。なお、前連結会計年度の連結財務諸表に与える影響はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等

 

(1)概要

 企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

 借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

 

(2)適用予定日

 2028年6月期の期首から適用します。

 

(3)当該会計基準等の適用による影響

 「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 関連会社に対するものは以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年6月30日)

当連結会計年度

(2025年6月30日)

投資有価証券(株式)

8,561

千円

8,561

千円

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

 売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2 売上原価に含まれている品質保証引当金繰入額は、以下のとおりであります。

 前連結会計年度

(自 2023年7月1日

  至 2024年6月30日)

 当連結会計年度

(自 2024年7月1日

  至 2025年6月30日)

千円

12,421

千円

 

※3 販売費及び一般管理費に含まれている研究開発費は、以下のとおりであります。

 前連結会計年度

(自 2023年7月1日

  至 2024年6月30日)

 当連結会計年度

(自 2024年7月1日

  至 2025年6月30日)

112,284

千円

162,701

千円

 

※4 減損損失

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

場所

用途

種類

金額

神奈川県

その他

のれん

283,018千円

事業用資産

建物及び構築物等

18,978千円

フィリピン

事業用資産

工具、器具及び備品

1,664千円

 当社グループは、原則として事業用資産については事業部別・会社別に区分し、福利厚生施設については個々の物件を単位としてグルーピングしております。

 連結子会社である株式会社a-LINK、株式会社i-BRIDGE及びi-BRIDGE Systems Philippines,Inc.(i-BRIDGE フィリピン)の株式取得時に超過収益力を前提としたのれんを計上しておりました。しかし、当該3社の収益の伸長が当初の計画を下回っており、のれんに減損の兆候が認められることから今後の事業計画の見直しを慎重に行った結果、投資額の回収が困難であると判断し、のれんの未償却残高の全額と当該3社の保有する事業用資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上いたしました。

  なお、回収可能価額は将来キャッシュ・フローが見込めないことから零として評価しております。

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

該当事項はありません。

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額並びに法人税等及び税効果額

 

 前連結会計年度

(自 2023年7月1日

  至 2024年6月30日)

 当連結会計年度

(自 2024年7月1日

  至 2025年6月30日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 

 

当期発生額

188,515

千円

105,818

千円

組替調整額

△115

千円

△34,625

千円

法人税等及び税効果調整前

188,399

千円

71,193

千円

法人税等及び税効果額

△58,925

千円

△27,773

千円

その他有価証券評価差額金

129,474

千円

43,420

千円

為替換算調整勘定

 

 

 

 

当期発生額

1,474

千円

△1,305

千円

その他の包括利益合計

130,948

千円

42,114

千円

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

44,532,192

22,266,096

66,798,288

(変動事由の概要)

 発行済株式の普通株式の増加数の内訳は以下のとおりであります。

2024年4月1日付で普通株式1株につき1.5株の割合で株式分割を行ったことに伴う増加

22,266,096

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

5,764,350

3,584,942

276,700

9,072,592

(変動事由の概要)

 自己株式の普通株式の増加数の内訳は以下のとおりであります。

2024年4月1日付で普通株式1株につき1.5株の割合で株式分割を行ったことに伴う増加

3,009,348

取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加

463,400

譲渡制限付株式の無償取得による増加

106,184

単元未満株式の買取による増加

6,010

 自己株式の普通株式の減少数の内訳は以下のとおりであります。

譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少

276,600

単元未満株式の買増請求による売渡による減少

100

 

3 新株予約権等に関する事項

 該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1)配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年8月21日

取締役会

普通株式

542,749

14.00

2023年6月30日

2023年9月5日

(注)当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき1.5株の割合で株式分割を行っておりますが、上記は当該株式分割前の配当金を記載しております。

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(千円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年8月20日

取締役会

普通株式

利益剰余金

634,982

11.00

2024年6月30日

2024年9月4日

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

66,798,288

66,798,288

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

9,072,592

1,626,862

457,488

10,241,966

(変動事由の概要)

 自己株式の普通株式の増加数の内訳は以下のとおりであります。

取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加

1,503,100

譲渡制限付株式の無償取得による増加

122,526

単元未満株式の買取による増加

1,236

 自己株式の普通株式の減少数の内訳は以下のとおりであります。

簡易株式交換による減少

457,480

単元未満株式の買増請求による売渡による減少

8

 

3 新株予約権等に関する事項

 該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1)配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2024年8月20日

取締役会

普通株式

634,982

11.00

2024年6月30日

2024年9月4日

2025年1月27日

取締役会

普通株式

402,901

7.00

2024年12月31日

2025年3月3日

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(千円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年8月19日

取締役会

普通株式

利益剰余金

452,450

8.00

2025年6月30日

2025年9月3日

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、以下のとおりであります。

 

 前連結会計年度

(自 2023年7月1日

  至 2024年6月30日)

 当連結会計年度

(自 2024年7月1日

  至 2025年6月30日)

現金及び預金勘定

9,460,290

千円

8,830,862

千円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△902,028

千円

△1,016,000

千円

有価証券勘定

399,980

千円

400,000

千円

現金及び現金同等物

8,958,242

千円

8,214,862

千円

 

※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

 株式の取得により新たに日伸ソフトウエア株式会社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに同社株式の取得価額と同社取得のための支出(純額)との関係は以下のとおりです。

流動資産

1,447,871千円

固定資産

940,886千円

のれん

519,300千円

流動負債

△508,310千円

固定負債

△119,747千円

株式の取得価額

2,280,000千円

現金及び現金同等物

△831,483千円

差引:取得のための支出

1,448,516千円

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

 株式の取得により新たに株式会社アドバンスソフトを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに同社株式の取得価額と同社取得のための支出(純額)との関係は以下のとおりです。

流動資産

465,416千円

固定資産

106,352千円

のれん

416,912千円

顧客関連資産

174,000千円

流動負債

△93,931千円

固定負債

△90,750千円

株式の取得価額

978,000千円

現金及び現金同等物

△312,242千円

株式交換による当社株式の交付価額

△195,600千円

差引:取得のための支出

470,157千円

 

 

※3 重要な非資金取引の内容

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

 譲渡制限付株式報酬における自己株式の処分

  自己株式の処分差益    64,565千円

  自己株式の減少額     71,362千円

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

 該当事項はありません。

 

(リース取引関係)

(借主側)

1 ファイナンス・リース取引

重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

2 オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度

(2024年6月30日)

当連結会計年度

(2025年6月30日)

1年内

276,375千円

276,375千円

1年超

1,661,857千円

1,385,481千円

合計

1,938,233千円

1,661,857千円

 

(貸主側)

該当事項はありません。

 

(金融商品関係)

1 金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

 当社グループは、資金運用については預金及び安全性の高い金融商品等に限定しております。資金調達については運転資金を銀行からの借入により調達しております。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク

 営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。

 有価証券は合同運用の金銭信託等であり、預金と同様の性格を有するものであります。

 株式、債券等の投資有価証券は市場価格の変動リスクに晒されております。

 営業債務である買掛金、未払金及び未払法人税等は、すべて1年以内の支払期日であります。

 借入金は運転資金であります。

 

(3)金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

 当社は、販売管理規程に従い、各事業部門における販売管理責任者が取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の販売管理規程に準じて、同様の管理を行っております。

 

② 変動リスク(市場価格等の変動リスク)の管理

 株式、債券等の投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、保有状況の見直しを行っております。

 

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

 当社は、各部署からの報告に基づき経理部が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより、流動性リスクを管理しております。

 

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

2 金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、以下のとおりであります。

前連結会計年度(2024年6月30日)

 

 

 

(単位:千円)

 

連結貸借対照表

計上額

時価

差額

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

2,373,645

2,373,645

資産計

2,373,645

2,373,645

 

当連結会計年度(2025年6月30日)

 

 

 

(単位:千円)

 

連結貸借対照表

計上額

時価

差額

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

2,745,118

2,745,118

資産計

2,745,118

2,745,118

長期借入金

(1年内返済予定の長期借入金を含む)

27,482

27,482

負債計

27,482

27,482

(注1) 「現金」については、現金であること、「預金」「売掛金」「有価証券(譲渡性預金)」「買掛金」「短期借入金」「未払金」「未払法人税等」については、短期間で決済されるため時価が簿価に近似するものであることから、記載を省略しております。

(注2) 「長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)」は変動金利によるものであり、短期間で市場金利を反映するため、時価が帳簿価額に近似することから、当該帳簿価額によっております。

 

(注3) 市場価格のない株式等は、「有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

 

 

(単位:千円)

区分

前連結会計年度

(2024年6月30日)

当連結会計年度

(2025年6月30日)

 非上場株式

18,614

18,614

 関連会社株式

8,561

8,561

 出資金

30,858

31,168

 

(注4) 金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2024年6月30日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

1年以内

1年超

5年以内

5年超

10年以内

10年超

現金及び預金

9,460,290

売掛金

3,491,160

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

400,000

900,000

300,000

100,000

合計

13,351,451

900,000

300,000

100,000

 

当連結会計年度(2025年6月30日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

1年以内

1年超

5年以内

5年超

10年以内

10年超

現金及び預金

8,830,862

売掛金

3,582,323

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

400,000

1,250,000

250,000

100,000

合計

12,813,186

1,250,000

250,000

100,000

(注5) その他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2024年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

短期借入金

520,003

合計

520,003

 

当連結会計年度(2025年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

短期借入金

620,004

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

10,008

10,008

7,466

合計

630,012

10,008

7,466

 

3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

 金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

 レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

 レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

 レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2024年6月30日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

561,944

561,944

  債券

1,381,290

1,381,290

  その他

230,410

230,410

 資産計

561,944

1,611,701

2,173,645

 

当連結会計年度(2025年6月30日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

636,801

636,801

  債券

1,471,263

1,471,263

  その他

637,053

637,053

 資産計

636,801

2,108,317

2,745,118

 

 

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2024年6月30日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(2025年6月30日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

有価証券及び投資有価証券

 上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 債券、投資信託及び金銭信託は取引金融機関等から提示された価格を用いており、その時価をレベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1 売買目的有価証券

 該当事項はありません。

 

2 満期保有目的の債券

 該当事項はありません。

 

3 その他有価証券

前連結会計年度(2024年6月30日)

区分

連結貸借対照表

計上額(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの)

 

 

 

株式

540,177

151,224

388,952

債券

397,160

395,400

1,759

その他

4,797

2,974

1,822

小計

942,135

549,599

392,535

(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの)

 

 

 

株式

21,767

32,099

△10,331

債券

984,130

999,987

△15,857

その他

425,613

460,416

△34,803

小計

1,431,510

1,492,503

△60,992

合計

2,373,645

2,042,102

331,542

 

当連結会計年度(2025年6月30日)

区分

連結貸借対照表

計上額(千円)

取得原価(千円)

差額(千円)

(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの)

 

 

 

株式

615,294

148,834

466,460

債券

196,906

195,481

1,424

その他

9,883

7,982

1,901

小計

822,084

352,297

469,786

(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの)

 

 

 

株式

21,506

27,118

△5,611

債券

1,274,357

1,300,000

△25,642

その他

627,170

662,646

△35,476

小計

1,923,034

1,989,764

△66,730

合計

2,745,118

2,342,062

403,056

 

 

4 連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

区分

売却額

(千円)

売却益の合計額

(千円)

売却損の合計額

(千円)

株式

1,493

1,328

債券

395,775

4,225

合計

397,268

1,328

4,225

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

区分

売却額

(千円)

売却益の合計額

(千円)

売却損の合計額

(千円)

株式

41,996

39,553

債券

合計

41,996

39,553

 

5 減損処理を行った有価証券

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

 当連結会計年度において、有価証券について4,928千円(その他有価証券の株式4,928千円)減損処理を行っております。

 なお、減損処理にあたっては、市場価格のある株式等については、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、2期連続して40%以上下落した場合には、著しく下落したと判断し、回復可能性の判定の対象としております。判定の結果、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められない場合には減損処理を行っております。

 また、市場価格のない株式等については、期末における実質価額が取得原価に比べ50%以上下落した場合には、原則として減損処理を行っております。

 

(退職給付関係)

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

1 採用している退職給付制度の概要

 当社及び連結子会社4社は確定拠出年金制度を設けております。この他、一部の連結子会社は、確定給付型の制度として退職一時金制度(非積立型制度)を設けております。また、一部の連結子会社では、中小企業退職金共済制度を採用しております。

 連結子会社1社は複数事業主制度の企業年金基金制度に加入しており、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない制度については、確定拠出制度と同様に会計処理しております。

 一部の連結子会社の退職一時金制度(非積立型制度)は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 

2 確定給付制度

(1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

退職給付に係る負債の期首残高

45,758

千円

退職給付費用

3,518

千円

退職給付の支払額

△3,273

千円

その他

△631

千円

退職給付に係る負債の期末残高

45,371

千円

 

(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

非積立型制度の退職給付債務

45,371

千円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

45,371

千円

 

 

 

退職給付に係る負債

45,371

千円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

45,371

千円

 

(3)退職給付費用

簡便法で計算した退職給付費用

3,518

千円

 

3 確定拠出制度

 当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、224,546千円でありました。

 

4 複数事業主制度

 確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の企業年金基金制度への要拠出額は、27,389千円でありました。

(1)複数事業主制度の直近の積立状況(2023年3月31日現在)

 

全国情報サービス産業

企業年金基金

年金資産の額

268,557,476

千円

年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額

216,477,612

千円

差引額

52,079,864

千円

 

(2)複数事業主制度の掛金に占める当社グループの割合(2023年3月分)

全国情報サービス産業

企業年金基金

0.39

 

(3)上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の繰越剰余金であります。

 なお、上記(2)の割合は当社グループの実際の負担割合とは一致しません。

 また、上記の情報は当連結会計年度末において入手可能な直近の財政決算に基づく数値を記載しております。

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

1 採用している退職給付制度の概要

 当社及び連結子会社4社は確定拠出年金制度を設けております。この他、一部の連結子会社は、確定給付型の制度として退職一時金制度(非積立型制度)を設けております。また、一部の連結子会社では、中小企業退職金共済制度を採用しております。

 連結子会社1社は複数事業主制度の企業年金基金制度に加入しており、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができない制度については、確定拠出制度と同様に会計処理しております。

 一部の連結子会社の退職一時金制度(非積立型制度)は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 

2 確定給付制度

(1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

退職給付に係る負債の期首残高

45,371

千円

退職給付費用

2,182

千円

退職給付の支払額

△2,282

千円

その他

△1,586

千円

退職給付に係る負債の期末残高

43,685

千円

 

(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

非積立型制度の退職給付債務

43,685

千円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

43,685

千円

 

 

 

退職給付に係る負債

43,685

千円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

43,685

千円

 

(3)退職給付費用

簡便法で計算した退職給付費用

2,182

千円

 

3 確定拠出制度

 当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、232,682千円でありました。

 

4 複数事業主制度

 確定拠出制度と同様に会計処理する、複数事業主制度の企業年金基金制度への要拠出額は、27,761千円でありました。

(1)複数事業主制度の直近の積立状況(2024年3月31日現在)

 

全国情報サービス産業

企業年金基金

年金資産の額

277,016,587

千円

年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額

224,936,722

千円

差引額

52,079,864

千円

 

(2)複数事業主制度の掛金に占める当社グループの割合(2024年3月分)

全国情報サービス産業

企業年金基金

0.39

 

(3)上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の繰越剰余金であります。

 なお、上記(2)の割合は当社グループの実際の負担割合とは一致しません。

 また、上記の情報は当連結会計年度末において入手可能な直近の財政決算に基づく数値を記載しております。

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度

(2024年6月30日)

 

当連結会計年度

(2025年6月30日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

未払事業税

43,490

千円

 

49,941

千円

賞与引当金

144,701

千円

 

150,932

千円

退職給付に係る負債

9,047

千円

 

9,578

千円

減価償却費

5

千円

 

2

千円

株式報酬費用

74,357

千円

 

87,164

千円

投資有価証券評価損

16,634

千円

 

7,332

千円

その他有価証券評価差額金

2,610

千円

 

2,566

千円

その他

189,011

千円

 

221,020

千円

繰延税金資産小計

479,858

千円

 

528,538

千円

評価性引当額

△123,680

千円

 

△143,904

千円

繰延税金資産合計

356,177

千円

 

384,633

千円

繰延税金負債との相殺

△85,237

千円

 

△99,547

千円

繰延税金資産の純額

270,939

千円

 

285,086

千円

繰延税金負債

 

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△106,019

千円

 

△133,749

千円

顧客関連資産

千円

 

△56,466

千円

繰延税金負債合計

△106,019

千円

 

△190,215

千円

繰延税金資産との相殺

85,237

千円

 

99,547

千円

繰延税金負債の純額

△20,781

千円

 

△90,667

千円

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前連結会計年度

(2024年6月30日)

 

当連結会計年度

(2025年6月30日)

法定実効税率

30.6

 

30.6

(調整)

 

 

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.8

 

0.6

住民税均等割

1.1

 

0.8

のれん償却額

2.8

 

1.4

評価性引当額

2.2

 

△0.1

減損損失

5.5

 

過年度法人税等

△1.3

 

連結子会社との税率差異

3.2

 

2.1

税額控除

△0.2

 

△3.1

その他

△0.8

 

1.1

税効果会計適用後の法人税等の負担率

43.9

 

33.4

 

3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

 「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。

 これに伴い、2026年7月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.6%から31.5%に変更し計算しております。

 この変更により、当連結会計年度の繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は371千円、法人税等調整額は4,022千円増加し、その他有価証券評価差額金は3,650千円減少しております。

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)

 当社は、2024年10月30日開催の取締役会において、株式会社アドバンスソフト(以下、「アドバンスソフト」という。)の発行済株式のうち80%を取得して子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結し、2024年10月31日付で同社の株式を取得いたしました。

 また、当社は、2024年11月25日開催の取締役会において、当社を株式交換完全親会社、アドバンスソフトを株式交換完全子会社とする簡易株式交換(以下、「本株式交換」という。)を行うことを決議し、同日に両社間で本株式交換に係る株式交換契約を締結いたしました。本株式交換は、2024年12月18日に実施され、アドバンスソフトは当社の完全子会社となりました。

 

1 企業結合の概要

(1) 被取得企業の名称及び事業の内容

被取得企業の名称  株式会社アドバンスソフト

事業の内容     ソフトウェア受託開発、保守・運用

 

(2) 企業結合を行った主な理由

 当社グループは2025年6月期から2027年6月期の3ヵ年にわたる中期経営計画「Become the strategic partner with IT(通称:BEIT50)」を掲げ、核である大手顧客向けシステム開発事業を継続しつつ、プライム事業、製品・サービス事業を拡大するとともに持続的な成長を目指しております。

 当社グループの事業環境としては、ソフトウェア開発を中心としてお客様からのIT需要は引き続き旺盛であり、システム開発における技術的・量的側面のニーズは増加しております。一方で労働人口の減少やIT技術の高度化、お客様が取り組まれるDX(デジタルトランスフォーメーション)への支援がより求められている背景もあり、IT人材の確保や優秀な開発技術者の育成が重要課題と認識しております。

 当社は2024年10月31日に、電力会社向けの電力系統制御システム、発電計画システムをはじめとしたソフトウェア開発(設計、製造、試験、保守運用)における豊富な取引実績を有するアドバンスソフトを子会社化しましたが、同社とのより一層の効率的なグループ経営体制の構築を目的として、本株式交換による完全子会社化を決定いたしました。

 

(3) 企業結合日

株式取得日     2024年10月31日

株式交換日     2024年12月18日

みなし取得日    2024年12月31日

 

(4) 企業結合の法的形式

株式取得   現金を対価とする株式取得

株式交換   当社を株式交換完全親会社とし、アドバンスソフトを株式交換完全子会社とする株式交換

 

(5) 結合後企業の名称   株式会社アドバンスソフト

 

(6) 取得する議決権比率

現金対価により取得した議決権比率 80%

株式交換により追加取得した議決権比率 20%

取得後の議決権比率 100%

 

(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

 当社が現金及び株式を対価として株式を取得したことにより、アドバンスソフトの議決権の100%を取得し、完全子会社化したことによるものであります。

 

2 連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

  2025年1月1日から2025年6月30日まで

 

3 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

782,400千円

取得の対価

株式交換により交付した当社の普通株式の時価

195,600千円

取得原価

 

978,000千円

 

4 株式の種類別の交換比率及びその算定方法並びに交付した株式数

(1) 株式の種類別の交換比率

 アドバンスソフトの普通株式1株に対して、当社の普通株式11,437株を割当て交付いたしました。

 

(2) 株式交換比率の算定方法

 公平性・妥当性を確保するため、両社から独立した第三者算定機関である株式会社青山トラスト会計社に両社の株式価値並びに株式交換比率の算定を依頼し、算定書を取得いたしました。

 

(3) 交付した株式数

 普通株式 457,480株

 

5 主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリーに対する報酬等

57,200千円

 

6 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1) 発生したのれんの金額  416,912千円

 

(2) 発生原因

 今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。

 

(3) 償却方法及び償却期間

 7年間にわたり均等償却いたします。

 

7 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

465,416千円

固定資産

280,352千円

資産合計

745,769千円

流動負債

93,931千円

固定負債

90,750千円

負債合計

184,681千円

 

8 のれん以外の無形固定資産に配分された金額及びその主要な種類別の内訳並びに全体及び主要な種類別の償却期間

(1) 主要な種類別の金額

顧客関連資産 174,000千円

 

(2) 主要な種類別の償却期間

顧客関連資産 10年間にわたり均等償却いたします。

 

(資産除去債務関係)

 資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

(1)当該資産除去債務の概要

 当社グループは本社等事務所の不動産賃貸借契約に基づき、事務所の退去時における原状回復に係る債務を有しておりますが、その計上は差入保証金を減額する方法によっております。

 

(2)当該資産除去債務の金額の算定方法

 不動産賃貸借契約に関連する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当連結会計年度の負担に属する金額を費用に計上しております。

 

(3)当該資産除去債務の総額の増減

 

 前連結会計年度

(自 2023年7月1日

  至 2024年6月30日)

 当連結会計年度

(自 2024年7月1日

  至 2025年6月30日)

期首残高

31,023

千円

30,582

千円

新規連結子会社の取得に伴う増加額

千円

971

千円

時の経過による調整額

20,652

千円

6,895

千円

資産除去債務の履行による減少額

△21,093

千円

千円

期末残高

30,582

千円

38,448

千円

 

(収益認識関係)

1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

 

 

 

(単位:千円)

 

一時点で移転される財又はサービス

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

合計

顧客との契約から生じる収益

3,565,200

22,168,133

25,733,333

その他の収益

外部顧客への売上高

3,565,200

22,168,133

25,733,333

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

 

 

 

(単位:千円)

 

一時点で移転される財又はサービス

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

合計

顧客との契約から生じる収益

3,729,925

23,169,865

26,889,791

その他の収益

外部顧客への売上高

3,729,925

23,169,865

26,899,791

 

2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 連結財務諸表「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4 会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

3 当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報

(1)契約資産及び契約負債の残高等

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

3,029,467

3,491,160

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

3,491,160

3,582,323

契約資産(期首残高)

511,409

607,869

契約資産(期末残高)

607,869

521,004

契約負債(期首残高)

84,506

81,680

契約負債(期末残高)

81,680

86,542

 契約資産は、主に顧客との請負契約、準委任契約及び派遣契約について期末日時点で履行義務を充足しているが未請求の財又はサービスに係る対価に対する当社グループの権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社グループの権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。当該財又はサービスに係る対価は、契約に基づき顧客の検収又は役務提供の完了をもって請求し、概ね2ヶ月以内に受領しております。

 契約負債は、主に時の経過に応じて収益を認識する顧客との製品保守契約等について、契約に基づき顧客から受領した前受金で翌連結会計年度以降に充足する履行義務に対応するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

 当連結会計年度に認識された収益の額のうち契約負債(期首残高)に含まれていた額は、81,680千円であります。なお、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

 当社グループは「システム開発及びシステム開発に関連するサービス(システム開発等)」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

1 製品及びサービスごとの情報

 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2 地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3 主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

1 製品及びサービスごとの情報

 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2 地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3 主要な顧客ごとの情報

顧客の名称

売上高

関連するセグメント名

SCSK株式会社

2,934,007

千円

システム開発等

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

 当社グループは「システム開発及びシステム開発に関連するサービス(システム開発等)」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

 当社グループは「システム開発及びシステム開発に関連するサービス(システム開発等)」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

 該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

 該当事項はありません。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2023年7月1日

至 2024年6月30日)

当連結会計年度

(自 2024年7月1日

至 2025年6月30日)

1株当たり純資産額

251円34銭

256円67銭

1株当たり当期純利益

16円35銭

26円10銭

(注)1 当社は、2024年4月1日付で普通株式1株につき1.5株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定しております。

2 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(自 2023年7月1日

至 2024年6月30日)

当連結会計年度

(自 2024年7月1日

至 2025年6月30日)

1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

948,329

1,495,762

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する

当期純利益(千円)

948,329

1,495,762

普通株式の期中平均株式数(株)

57,984,703

57,307,292

4 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(2024年6月30日)

当連結会計年度

(2025年6月30日)

純資産の部の合計額(千円)

14,509,022

14,516,447

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

(うち非支配株主持分)(千円)

(-)

(-)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

14,509,022

14,516,447

1株当たり純資産額の算定に用いられた

期末の普通株式の数(株)

57,725,696

56,556,322

 

(重要な後発事象)

(自己株式の消却)

 当社は、2025年7月29日開催の取締役会決議に基づき、2025年8月28日付で自己株式を消却いたしました。

 

1 消却した株式の種類    当社普通株式

2 消却した株式の数     2,000,000株(消却前の発行済株式総数に対する割合2.99%)

3 消却日          2025年8月28日

4 消却後の発行済株式総数  64,798,288株

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

該当事項はありません。

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

520,003

620,004

0.81

1年以内に返済予定の長期借入金

10,008

1.40

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

17,474

1.40

 2026年7月31日~

 2028年3月31日

合計

520,003

647,486

(注)1 「平均利率」については、期中の借入金の増減を加味した加重平均利率を記載しております。

2 長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年以内における1年ごとの返済予定額は以下のとおりであります。

区分

1年超2年以内
(千円)

2年超3年以内
(千円)

3年超4年以内
(千円)

4年超5年以内
(千円)

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

10,008

7,466

 

 

【資産除去債務明細表】

 当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、記載を省略しております。

 

(2)【その他】

当連結会計年度における半期情報等

 

中間連結会計期間

当連結会計年度

売上高

(千円)

13,216,118

26,899,791

税金等調整前中間

(当期)純利益

(千円)

986,288

2,246,318

親会社株主に帰属する

中間(当期)純利益

(千円)

636,018

1,495,762

1株当たり中間

(当期)純利益

(円)

11.04

26.10