第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、資源価格上昇の影響を受けつつも、企業収益が全体として高水準で推移し、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐもとで、景気は持ち直しています。

情報サービス産業におきましては、顧客のデジタル変革(DX)に対する投資意欲は底堅く、製造業の情報化投資は引き続き堅調に推移するものと見込まれておりますが、景気の下振れリスクの影響を受け、顧客の情報化投資意欲の後退懸念は払拭し切れない状況にあります。

当社グループは、2021年度から6ヵ年の経営計画「経営Vision 2026」のもと、主要顧客である製造業のビジネス環境の変化に、当社グループの強みを活かした製品・サービスで支援すべく、製造業のDX推進やグローバル展開等の経営課題解決に取り組んでおります。

当第1四半期連結累計期間の業績は次のとおりです。

受注高および売上高につきましては、全セグメントにおいて前第1四半期に比し増加し、受注高4,860百万円(前年同四半期比26.6%増)、売上高4,384百万円(前年同四半期比9.0%増)となりました。利益面につきましては、ソリューション事業における不採算案件抑制およびプロジェクト採算性向上に加え、プロダクト事業のライセンス販売の増加等が寄与し、前第1四半期に比し大幅に改善いたしました。営業利益844百万円(前年同四半期比440.4%増)、経常利益852百万円(前年同四半期比424.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益575百万円(前年同四半期比426.4%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりです。

① ソリューション事業

他社開発ERPパッケージ製品をベースとしたコンサルティング、システム構築等を主に行う事業です。顧客の課題解決に貢献する複合型ソリューションの提供を推進し、顧客ニーズを踏まえた積極的な提案活動に努めました。堅調な受注環境を背景に、受注高および売上高ともに増加いたしました。セグメント利益につきましても、不採算案件抑制とプロジェクト採算性向上により大幅に改善いたしました。当セグメントの受注高は2,836百万円(前年同四半期比29.9%増)、売上高は2,696百万円(前年同四半期比6.2%増)、セグメント利益は565百万円(前年同四半期 セグメント損失20百万円)となりました。

② プロダクト事業

自社開発ERPパッケージ「mcframe」シリーズ製品をビジネスパートナーを通じて販売するとともに、同製品をベースとしたコンサルティング、システム構築等を行う事業です。引き続き、顧客・ビジネスパートナーとの関係強化を図りライセンス販売に注力するとともに、継続的なブランド力の強化に取り組みました。ライセンス販売は順調に推移し、当第1四半期のmcframeライセンス売上高は982百万円(前年同四半期比15.5%増)となり、過去最高を連続更新いたしました。好調なライセンス販売を受け、当セグメントの受注高は1,930百万円(前年同四半期比23.0%増)、売上高は1,566百万円(前年同四半期比11.8%増)、セグメント利益は561百万円(前年同四半期比18.7%増)となりました。

 

③ システムサポート事業

顧客に導入したシステムの運用・保守を主に、これらを通じた提案・追加開発等を行う事業であり、子会社のビジネスシステムサービス株式会社が展開しています。引き続き、顧客システムのライフサイクルサポートの充実に努めました。当セグメントの受注高は93百万円(前年同四半期比9.0%増)、売上高は121百万円(前年同四半期比46.9%増)、セグメント利益は108百万円(前年同四半期比20.9%増)となりました。

 

(2) 財政状態の状況

① 資産の部

流動資産につきましては、現金及び預金の増加、受取手形、売掛金及び契約資産の減少等により、前連結会計年度末と比較して156百万円増加し、9,023百万円となりました。なお、当第1四半期連結会計期間末の総資産に占める流動資産の比率は77.5%であります。

固定資産につきましては、投資有価証券の時価評価による投資その他の資産の減少、無形固定資産の取得が無形固定資産の減価償却額を上回ったこと等により、前連結会計年度末と比較して10百万円減少し、2,614百万円となりました。

これらの結果、資産の部の当第1四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末と比較して145百万円増加し、11,637百万円となりました。

② 負債の部

負債の部の当第1四半期連結会計期間末残高は、賞与引当金の減少、前受金の増加等により、前連結会計年度末と比較して132百万円減少し、3,884百万円となりました。

③ 純資産の部

純資産の部の当第1四半期連結会計期間末残高は、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことによる増加、剰余金の配当による減少等により、前連結会計年度末と比較して277百万円増加し、7,753百万円となりました。

以上の結果、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は、前連結会計年度末と比較して1.5ポイント増加し66.6%となりました。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当連結会社が定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更等はありません。

 

(5) 対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は25百万円であります。

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。