当企業集団は、国際会計基準(IFRS)を適用しております。
また、国際会計基準(IFRS)に加えて、より実態を把握することができる指標(以下、Non-GAAP指標)を採用し、双方で連結経営成績を開示いたします。
なお、平成28年6月期に行われた事業譲受に係る暫定的な会計処理及び、平成29年6月期に行われたソフトブレーン㈱株式の取得価額配分に係る暫定的な会計処理の確定を平成29年6月期に行っているため、平成29年6月期第2四半期連結累計期間について、当該暫定的な会計処理の確定後の金額を記載しております。
(1) 業績の状況
当企業集団は、経営資源の効率化を進めるとともに、成長分野への人員増強やM&Aの活用による事業拡大等、企業価値の向上に努めております。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上収益は5,854百万円(前年同期比10.7%増)となりました。営業利益は822百万円(同75.6%減)、税引前四半期利益は815百万円(同75.7%減)、四半期利益は564百万円(同82.2%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は372百万円(同87.4%減)となりました。
営業利益以下の各項目の減少は主に前年同期においてソフトブレーン㈱を連結の範囲に含めたことによる段階取得に係る差益が2,633百万円発生したことによるものであります。
(国際会計基準(IFRS)ベース) (%表示は対前年同期増減率)
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売上収益 |
営業利益 |
税引前四半期利益 |
四半期利益 |
親会社の所有者に帰属する四半期利益 |
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百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
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平成30年6月期 第2四半期 |
5,854 |
10.7 |
822 |
△75.6 |
815 |
△75.7 |
564 |
△82.2 |
372 |
△87.4 |
|
平成29年6月期 第2四半期 |
5,286 |
316.8 |
3,366 |
1,012.8 |
3,363 |
931.3 |
3,170 |
1,305.2 |
2,943 |
1,204.6 |
(Non-GAAPベース) (%表示は対前年同期増減率)
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売上収益 |
営業利益 |
税引前四半期利益 |
四半期利益 |
親会社の所有者に帰属する四半期利益 |
|||||
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|
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
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平成30年6月期 第2四半期 |
5,854 |
10.7 |
822 |
12.2 |
815 |
11.8 |
564 |
5.0 |
372 |
20.0 |
|
平成29年6月期 第2四半期 |
5,286 |
316.8 |
733 |
142.4 |
730 |
123.9 |
537 |
138.1 |
310 |
37.5 |
Non-GAAP指標は、国際会計基準(IFRS)から当企業集団が定める非経常的な項目やその他の調整項目を控除したものです。
Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当企業集団の恒常的な経営成績や将来見通しを理解する上で、有益な情報を提供できると判断しております。
なお、非経常的な項目とは、一定のルールに基づき将来見通し作成の観点から除外すべきと当企業集団が判断する一過性の利益や損失のことです。
Non-GAAP指標の開示に際しては、米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission)が定める基準を参照しておりますが、同基準に完全に準拠しているものではありません。
前第2四半期連結累計期間のNon-GAAP指標においては、ソフトブレーン㈱を連結の範囲に含めたことによる段階取得に係る差益2,633百万円を控除いたしました。
当第2四半期連結累計期間のNon-GAAP指標において調整する項目はありません。
各セグメントの業績については以下の通りです。
なお、売上収益及びセグメント利益は国際会計基準(IFRS)に基づいて記載しております。
また、第1四半期連結会計期間より、従来の「eセールスマネージャー関連事業」を「SFA事業」に名称変更いたしました。当該変更については、名称変更のみであり、報告セグメントの変更はありません。
① SaaS/ASP事業
SaaS/ASP事業は、複数の企業に再利用可能なソフトウェアを基に、顧客ニーズへの柔軟な対応により信頼性や技術力を向上させ、堅調な実績へと結び付けるストックビジネスモデルを採用することで、売上収益は累積的に増加しております。
当第2四半期連結累計期間においては、主力サービス『i-ask』に加え、新サービス『i-gift』を含む各サービスの導入実績が順調に増加しました。
Webサイト上に掲載する「よくある質問」や社内情報の共有管理ツールとして利用されている『i-ask』は、㈱ジンズ、東都生活協同組合、キリン㈱、㈱オールアバウトライフマーケティング等に導入され、堅調にシェアを拡大しております。
更に、サイト利用者からキーワードや自然文で質問された内容を解析し、管理サイトに登録済みのよくある質問(FAQ)の他に会話形式での回答も可能なチャットボットシステムが㈱洸陽電機に導入されました(※1)。
また、損害保険ジャパン日本興亜㈱が提供する個人向け安全運転支援サービス『ドライビング!』のビッグデータの処理・管理システムを開発しました。
その他にも、BtoC事業展開のひとつとして提供を開始した来店型商品交換デジタルギフトサービス
『i-gift』がイーデザイン損害保険㈱に導入されました。
以上の結果、売上収益は1,602百万円(前年同期比21.7%増)、セグメント利益は298百万円(同113.6%増)となりました。
(※1)チャットボットシステムはアイビーシステム㈱、トッパン・フォームズ㈱との共同提案
② SFA事業
売上収益につきましては、主力製品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」が、大型案件の獲得等により好調に推移いたしました。また、営業課題にフォーカスしたコンサルティング、スキルトレーニングの需要も根強く、増収となりました。一方、セグメント利益につきましては、中長期の成長に向けて商品開発投資などを行った結果減益となりました。
以上の結果、売上収益は2,040百万円(前年同期比6.3%増)、セグメント利益は350百万円(同21.3%減)となりました。
③ フィールドマーケティング事業
当事業におきましては、更なる成長に向け、これまでの店頭中心から業種や業務の幅を拡大した「フィールド・クラウドソーシング」という新たな事業コンセプトの下、新たな市場創出に向けた取り組みを行っております。
売上収益につきましては、フィールド活動一括受託、派遣事業などのストックビジネスが前年並みの水準で推移したものの、店頭調査等のスポット案件が減少したことにより微減収となりました。セグメント利益につきましては、減収に加えて、更なる成長に向けて従業員数を増加させたことによる人件費増加等により減益となりました。
以上の結果、売上収益1,626百万円(前年同期比0.2%減)、セグメント利益は118百万円(同13.3%減)となりました。
④ その他
EC事業進出を目的として買収した、対戦型ゲームのトレーディングカード売買を行うECサイトの運営会社である㈱plubeを、本事業年度8月より連結しております。当該EC事業の当第2四半期連結累計期間における該当期間の売上収益は225百万円となりました。
システム開発事業については、一部大型案件の規模縮小の影響により、売上収益は167百万円(前年同期比42.0%減)となりました。
出版事業については、書籍販売が復調したことにより、売上収益は192百万円(同45.3%増)となりました。
また、セグメント利益については54百万円(同429.5%増)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ719百万円増加し、15,660百万円となりました。その主な要因は、現金及び現金同等物の増加109百万円、営業債権及びその他の債権の増加394百万円及びその他の長期金融資産の増加143百万円等によるものであります。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ250百万円増加し、7,272百万円となりました。その主な要因は、流動負債の社債及び借入金の増加618百万円、営業債務及びその他の債務の減少300百万円等によるものであります。
(資本)
資本につきましては、前連結会計年度末に比べ468百万円増加し、8,388百万円となりました。その主な要因は、親会社の所有者に帰属する四半期利益372百万円、非支配持分に帰属する四半期利益191百万円及び配当による利益剰余金の減少151百万円等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ109百万円増加し、5,108百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、356百万円の流入(前年同期は319百万円の流入)となりました。この主な要因は、税引前四半期利益815百万円、減価償却費及び償却費173百万円、営業債権及びその他の債権の増加△352百万円、営業債務及びその他の債務の減少△314百万円、法人所得税の支払及び還付額△42百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、487百万円の流出(前年同期は569百万円の流出)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出△101百万円、無形資産の取得による支出△163百万円、子会社の取得による支出△98百万円、移転及び増床に伴う敷金及び保証金の差入による支出△124百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、240百万円の流入(前年同期は1,609百万円の流入)となりました。この主な要因は、短期借入金の純増減額450百万円、長期借入による収入500百万円、長期借入金の返済による支出△362百万円、社債償還による支出△216百万円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当企業集団が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。