当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当企業集団は、国際会計基準(IFRS)を適用しております。
また、国際会計基準(IFRS)に加えて、より実態を把握することができる指標(以下、Non-GAAP指標)を採用し、双方で連結経営成績を開示いたします。
(1) 業績の状況
当企業集団は、経営資源の効率化を進めるとともに、成長分野への人員増強やM&Aの活用による事業拡大等、企業価値の向上に努めております。
当企業集団は、新型コロナウィルス感染拡大の影響もあり、経済環境の不透明感が深まる中、企業への新規営業活動が困難な状況ではあるものの、今後の展開に向けた積極的な人員採用やサービス基盤の改善等を行ってまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間における売上収益は12,853百万円(前年同期比0.6%増)と微増となったものの、営業利益は1,036百万円(同39.1%減)、税引前四半期利益は1,022百万円(同39.6%減)、四半期利益は664百万円(同41.6%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は373百万円(同50.5%減)となりました。
(国際会計基準(IFRS)ベース) (%表示は対前年同期増減率)
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売上収益 |
営業利益 |
税引前四半期利益 |
四半期利益 |
親会社の所有者に帰属する四半期利益 |
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百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
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2020年6月期 第3四半期 |
12,853 |
0.6 |
1,036 |
△39.1 |
1,022 |
△39.6 |
664 |
△41.6 |
373 |
△50.5 |
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2019年6月期 第3四半期 |
12,781 |
41.2 |
1,702 |
38.9 |
1,692 |
38.7 |
1,138 |
34.9 |
754 |
35.8 |
(Non-GAAPベース) (%表示は対前年同期増減率)
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売上収益 |
営業利益 |
税引前四半期利益 |
四半期利益 |
親会社の所有者に帰属する四半期利益 |
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百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
百万円 |
% |
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2020年6月期 第3四半期 |
12,853 |
0.6 |
1,146 |
△32.7 |
1,132 |
△33.1 |
775 |
△31.9 |
484 |
△35.8 |
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2019年6月期 第3四半期 |
12,781 |
41.2 |
1,702 |
38.9 |
1,692 |
38.7 |
1,138 |
34.9 |
754 |
35.8 |
Non-GAAP指標は、国際会計基準(IFRS)から当企業集団が定める非経常的な項目やその他の調整項目を控除したものです。
Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当企業集団の恒常的な経営成績や将来見通しを理解する上で、有益な情報を提供できると判断しております。
なお、非経常的な項目とは、一定のルールに基づき将来見通し作成の観点から除外すべきと当企業集団が判断する一過性の利益や損失のことです。
Non-GAAP指標の開示に際しては、米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission)が定める基準を参照しておりますが、同基準に完全に準拠しているものではありません。
前第3四半期連結累計期間のNon-GAAP指標において調整する項目はありません。
当第3四半期連結累計期間においては、本社移転に伴う費用(建物附属設備の償却期間変更、PC入替に係る費用、及び移転によるリブランディング業務費用)を調整しております。
各セグメントの経営成績については以下の通りです。
なお、売上収益及びセグメント利益は国際会計基準(IFRS)に基づいて記載しております。
① SaaS/ASP事業
当事業におきましては、顧客ニーズへの柔軟な対応によりストック売上収益は累積的に増加しております。 当第3四半期連結累計期間においても、各サービスの導入実績が順調に推移しました。また、中期経営計画で開示しているとおり地方創生に関する事業にも力を入れており、地方自治体へのサービスの導入が順調に増加しました。
具体的には、サイト内検索サービス『i-search』は久留米市、佐野市等へ、電話で各種申し込みができる『IVR(自動音声応答)』は、LINEに導入するサービスとして損害保険ジャパン㈱に、従来オペレータで対応していた解約受付サービスとしてSOMPOシステムズ㈱等に導入されました。Webサイト上に記載する「よくある質問」や社内ナレッジ共有管理ツールとして利用されている『i-ask』は、関西電力送配電㈱、ギグワークスアドバリュー㈱等へ導入されました。
また、『i-ask』と同時に、Webサイト上でユーザーが入力するテキストに対して自動的に回答を行うチャットボットサービス『i-assist』が北九州市、昭和産業㈱へ導入されました。同時にサービスをご利用いただくことで相乗効果が見込まれ、利便性の向上に繋がっております。
東京海上グループのイーデザイン損害保険㈱においては、2019年度グッドデザイン賞を受賞した『自動車保険1クリック概算保険料見積もりシステム』を、Amazonのwebページ上でも利用し、そこからデジタルギフトサービス『i-gift』に連携するサービスが導入されました。
さらに、ダイソン㈱には『i-gift』を活用したキャンペーンシステムが導入され、申し込みの増加に繋がっております。
さらに、子会社の㈱コネクトエージェンシーとの共同提案により、NUWORKS㈱に電話の秒課金サービス『コネクトエージェンシー』と基幹システム『C7』と連携したサービスが導入されました。同サービスではWebシステムから直接アウトバウンドコールを可能とする機能をはじめ、コールセンター運営で役立つ機能を備えており、アウトバウンド営業を行っている多くの企業への導入が見込まれます。
以上の結果、売上収益は3,100百万円(前年同期比3.0%増)となったものの、成長に向けての開発や積極的な人材採用等の先行費用の増加により、セグメント利益は218百万円(同64.2%減)となりました。
なお、本社移転に伴う一時的な費用(建物附属設備の償却期間変更、PC入替に係る費用、及び移転によるリブランディング業務費用)を調整したNon-GAAP指標では、セグメント利益は328百万円(同46.0%減)となりました。
② SFA事業
主力商品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」の販売は、ストック型収入を中心に堅調に推移いたしました。一方で教育・コンサルティングサービスについては新型コロナウイルスの影響もあり開催の延期・取り止め等が発生いたしました。
当第3四半期連結累計期間におきましては、売上収益は3,746百万円(前年同期比4.3%増)となりました。また、利益面に関しましては、上記に加え、成長に向けての開発や人件費等の先行費用の増加により、セグメント利益は513百万円(同27.0%減)となりました。
③ フィールドマーケティング事業
主力サービスである定期フィールドビジネスや人材派遣ビジネスは堅調に推移したものの、新型コロナウイルスの影響によるデモ販売サービスの中止等が発生いたしました。
以上の結果、売上収益は3,077百万円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益は200百万円(同12.3%減)となりました。
④ カスタマーサポート事業
当事業におきましては、㈱レオコネクトにおいてカスタマーサポートコンサルティング業務を受託しており、当第3四半期連結累計期間においては、電力小売事業者よりコールセンターの運営、人材採用、コスト削減までの総合コンサルティング業務を新たに受注しました。また、スカラコミュニケーションズのSaaS/ASPサービスの提案、受注、導入が継続して進んでおり、利益率の低い受託業務を整理し、より利益率の高いサービス提供に注力したことにより、売上収益1,680百万円(前年同期比19.0%減)となったものの、セグメント利益は57百万円(同32.8%増)となりました。
⑤ その他
EC事業におきましては、㈱スカラプレイス(2020年1月27日付で㈱plubeから商号変更をしております。)において対戦型ゲームのトレーディングカードを売買するECサイトを運営しております。当該EC事業の当第3四半期連結累計期間における該当期間の売上収益は725百万円(前年同期比15.7%増)、セグメント利益は58百万円(同5.6%増)となりました。
システム開発事業におきましては、既存ユーザーへの販売拡大により増収となりました。利益面におきましては、引き続きプロジェクト管理徹底等コスト抑制に取り組み、利益確保に努めたことにより増益となりました。以上の結果、売上収益335百万円(前年同期比3.3%増)、セグメント利益は10百万円(同59.0%減)となりました。
出版事業におきましては、書籍販売の減少を背景に減収となりました。以上の結果、売上収益163百万円(前年同期比32.0%減)、セグメント利益は13百万円(同63.3%減)となりました。
また、投資事業において先行費用等が発生した結果、その他セグメント全体でのセグメント利益については46百万円(前年同期比60.8%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,698百万円増加し、22,393百万円となりました。その主な要因は、現金及び現金同等物の増加276百万円、営業債権及びその他の債権の増加746百万円、IFRS第16号適用による使用権資産の増加2,045百万円等によるものであります。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ3,181百万円増加し、12,267百万円となりました。その主な要因は、流動負債の社債及び借入金の増加1,624百万円、流動負債のIFRS第16号適用によるリース負債の増加467百万円、非流動負債のIFRS第16号適用によるリース負債の増加1,665百万円等によるものであります。
(資本)
資本につきましては、前連結会計年度末に比べ517百万円増加し、10,125百万円となりました。その主な要因は、新株予約権行使による資本金の増加95百万円、新株予約権の行使及び新株の発行による資本剰余金の増加317百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益373百万円、非支配持分に帰属する四半期利益290百万円の増加及び配当による利益剰余金の減少448百万円等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ276百万円増加し、6,670百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、638百万円の流入(前年同期は1,106百万円の流入)となりました。この主な要因は、税引前四半期利益1,022百万円、営業債務及びその他の債務の増加△209百万円、法人所得税の支払額△685百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,359百万円の流出(前年同期は655百万円の流出)となりました。この主な要因は、貸付けによる支出△500百万円、敷金及び保証金の差入による支出△251百万円、有形固定資産の取得による支出△263百万円及び無形資産の取得による支出△381百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、986百万円の流入(前年同期は2,240百万円の流入)となりました。この主な要因は、短期借入金の純増減額1,489百万円、長期借入れによる収入1,212百万円、長期借入金の返済による支出△1,132百万円、社債の返済による支出△220百万円及び配当金の支払額△445百万円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当企業集団が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、37百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。