第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間の売上高は、求人サイト、人材紹介ともに順調に推移したことから、前回計画を上回る18,903百万円(前年同期比27.2%増)となりました。費用面は、売上高の増加に伴う会員獲得や認知度向上のためのプロモーション費用が増加したものの、その他の費用は効率的な運用が進み、費用総額は概ね計画線で推移いたしました。これらの結果、各段階利益も前回計画を上回り、営業利益は4,811百万円(前年同期比22.5%増)、経常利益は4,887百万円(前年同期比26.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、3,395百万円(前年同期比31.6%増)となりました。

 

セグメント別の業績(売上高には内部売上高を含む)は以下のとおりであります。
 ① 採用事業
 採用事業には求人サイトの運営、人材紹介、海外子会社等が属しております。
 (求人サイト)
 主力の「エン転職」において、引き続き差別化要素を持ったユーザー満足度の高いサービスが提供できていることや、積極的なプロモーションによるユーザー会員数の増加等により、応募効果が好調に推移いたしました。これに加えて営業効率化の推進、拡販体制の強化等が奏功し、前年同期を大幅に上回る売上高となりました。
 その他の各求人サイトについても、派遣会社向けサービスの「エン派遣」や「エンバイト」、人材紹介会社向けサービスの「ミドルの転職」等を中心に好調な結果となり、前年同期を上回る売上高となりました。
(人材紹介)
 エン・ジャパンの人材紹介「エン エージェント」は、営業・コンサルタントに対する教育体制の強化が奏功し、積極的な案件受注および面談数の増加に繋がりました。また、当社が保有する求職者データベースを活用したターゲット領域の拡充策も順調に推移いたしました。これらの結果、前年同期を上回る売上高となりました。
 子会社のエンワールド・ジャパンは、前期に実施した組織体制の再強化が奏功したことで、生産性の改善が想定よりも進み、前年同期を上回る売上高となりました。
(海外子会社)
 海外子会社は、注力国であるベトナム子会社の成長が海外子会社全体を牽引し、前年同期を上回る売上高となりました。

これらの結果、当セグメントの売上高は18,423百万円(前年同期比28.0%増)、営業利益は4,850百万円(前年同期比23.0%増)となりました。

 

② 教育・評価事業
 教育・評価事業には企業の人材活躍を支援する各種サービス、人事関連システムの提供等が属しております。
(人材活躍支援サービス)
 他の事業部門・グループ子会社との連携強化や、教育サービスと評価サービスの連動を進めたこと等から、前年同期を上回る売上高となりました。
 

 これらの結果、当セグメントの売上高は523百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は19百万円(前年同期は18百万円の営業損失)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,263百万円増加し、35,164百万円となりました。

このうち流動資産は、1,990百万円増加し、26,816百万円となりました。これは、現金及び預金が1,316百万円、受取手形及び売掛金が494百万円、それぞれ増加したこと等によるものであります。また、固定資産は、272百万円増加し、8,347百万円となりました。これは、投資有価証券が274百万円増加したこと等によるものであります。

負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べ281百万円増加し、9,539百万円となりました。

このうち流動負債は、220百万円増加し、8,754百万円となりました。これは、賞与引当金が156百万円減少し、前受金が251百万円増加したこと等によるものであります。また、固定負債は、60百万円増加し、785百万円となりました。これは、株式給付引当金が23百万円増加したこと等によるものであります。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,982百万円増加し、25,624百万円となりました。

これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、利益剰余金が2,073百万円増加し、為替換算調整勘定が83百万円減少したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの分析

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,316百万円増加し、21,545百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、3,719百万円のプラス(前年同期は2,784百万円のプラス)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益4,896百万円を計上した一方、法人税等の支払額1,441百万円があったこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,054百万円のマイナス(前年同期は1,086百万円のマイナス)となりました。これは、無形固定資産の取得による支出429百万円があったこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、1,321百万円のマイナス(前年同期は1,377百万円のマイナス)となりました。これは、配当金の支払額1,321百万円があったこと等によるものであります。