当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社への財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、過去より継続して、営業損失、経常損失を計上しており、当中間連結会計期間におきましても、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する中間純損失を計上いたしました。こうした状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
詳細につきましては、「第4 経理の状況 1中間連結財務諸表等 注記事項 (継続企業の前提に関する事項)」を参照ください。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、人流ならびに経済活動の正常化が一段と進み、雇用・所得環境が改善するとともに個人消費やインバウンド需要が回復するなど、緩やかな回復基調が続きました。一方で、米国の通商政策変更や世界情勢の緊迫に伴うエネルギー・食糧価格の上昇、為替相場の乱高下など、景気の不透明感も強まっております。
当社グループの主な事業領域でありますIT関連業界におきましては、企業向けのIT投資環境は良好となっておりますが、人手不足の深刻化や受注獲得競争の激化が生じるとともに、先行きの不透明感による投資の先延ばし等も生じております。インバウンド需要につきましては、全般的な人流が拡大傾向にあります。
当中間連結会計期間におきましては、売上高は前年同期を上回ったものの、一部ハードウェア販売案件の利益率が悪化し売上総利益が低下しました。販売費および一般管理費をやや削減できたことにより、営業損失も若干縮小いたしました。
当社グループの当中間連結会計期間の業績は、売上高651,191千円(前年同期比25.3%増)、営業損失205,358千円(前年同期は営業損失213,271千円)、経常損失204,623千円(前年同期は経常損失213,638千円)、親会社株主に帰属する中間純損失219,326千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失201,785千円)となりました。
システム・ソリューション事業の概況は以下のとおりであります。
(モビリティ・イノベーション)
鉄道など社会インフラ提供事業者向けのシステム開発・サービス提供として、鉄道会社数社との間で新しい創客モデルを構築すべく準備に取り組んでおり徐々に成果を出しつつあります。当中間連結会計期間においては、「とくチケ」を商業施設や地方公共団体に利用いただくためのQR改札システムとの連携強化や鉄道、流通などの事業者や監督官庁等との事業モデルの企画・調整に取り組みました。またこれまでと同様、交通系ICカードに関わるサービス(transit manager、交通費インポータArtha)の販売や私鉄向けWEBアプリの受託開発を行いました。残念ながら、受注・売上の実績につきましては、transit manager、交通費インポータArthaや私鉄系のアプリ運用などの小規模案件に留まりました。
(ワイヤレス・イノベーション)
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(NTTBP)を始めとする通信事業者、自治体との協力により、通信・鉄道・流通や自治体をはじめとする無線LANスポット提供事業者に対して、無線LANの認証・クラウド管理基盤などのシステム開発・サービス提供を進めております。通信事業者向けの保守運用案件については予定通り進捗しましたが、新規構築の大型案件の獲得には至らず、売上を伸ばすには至りませんでした。当社独自の新商品・サービスであるAir Compass Media(車載サーバ) やEdgecore(旧IgniteNet)製品及びクラウド管理システム、ミリ波を活用したTerragraph、Wi-Fi Halow等の無線システムの販売は、引き合いは活発なものの規模が小さく、売上高への貢献は限定的でした。
(ソリューション)
上記以外の映像配信システム事業、TVメタデータのASP事業、コンテンツプリント事業、O2O2O事業・MMS事業等のうち、連結子会社である株式会社MMSマーケティングを含めたO2O2O事業・MMS事業については商談の延期等により実績を伸ばすことができませんでした。自治体・事業会社向けのEdgecoreなどハードウェア販売は好調でしたが、利益率が低い案件が含まれ、売上高は増加したものの利益は低迷いたしました。アパらくWi-Fi(賃貸住宅向けWi-Fi)、病院Wi-Fiについては、本格的な展開には至らず微少に留まりました。その他の取組として、電力データ等を活用した見守りサービス(おうちモニタ)について協力会社とともに企画及び商用化の準備を行っております。
資産、負債及び純資産の状況
当中間連結会計期間末の資産総額は、前連結会計年度末比276,969千円減少の652,061千円となりました。また負債総額は前連結会計年度末比155,177千円減少の268,952千円、純資産は前連結会計年度末比121,791千円減少の383,108千円となりました。
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比70,647千円増加の225,759千円となりました。なお、当中間連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は、3,010千円(前中間連結会計期間は25,312千円の減少)となりました。
これは主に、売上債権及び契約資産の減少337,133千円等の資金増加があったものの、税金等調整前中間純損失220,640千円、仕入債務の減少124,546千円等の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は、15,634千円(前中間連結会計期間は7,689千円の減少)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出16,684千円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって増加した資金は89,292千円(前中間連結会計期間は7,146千円の減少)となりました。
これは、主に株式の発行による収入92,412千円があったことによるものであります。
当中間連結会計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当中間連結会計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当中間連結会計期間において、重要な契約等の決定又は締結等はありません。