【注記事項】
(重要な会計方針)

1 有価証券の評価基準及び評価方法

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法

(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

 

2 固定資産の減価償却の方法

(1) 有形固定資産(リース資産を除く)

①2007年3月31日以前に取得したもの

旧定率法によっております。

②2007年4月1日以降に取得したもの

定率法によっております。ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物附属設備  8~18年

工具器具備品  2~20年

(2) 無形固定資産(リース資産を除く)

ソフトウエア(自社利用)については、社内における見込利用可能期間(5年)による定額法によっております。

(3) リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

 

3 引当金の計上基準

(1) 貸倒引当金

債権の貸倒による損失に備えるため一般債権については貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

(2) 賞与引当金

従業員に対する賞与の支払に備えるため、支給見込額のうち当期負担額を計上しております。

(3) 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付見込額に基づき計上しております。退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、退職給付にかかる期末自己都合要支給額の100%を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

(4) リフォーム保障引当金

賃貸人の退去リフォーム保障の費用に備えるため、退去リフォーム保障規程に基づく期末要支給額の100%相当額を引当計上しております。

 

 

4 収益及び費用の計上基準

当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

(1) サービスフィー収入

サービスフィー収入は、当社が加盟店に対し、「センチュリー21マーク等」又は「センチュリー21システム」の非独占的使用権を許諾すること(以下、サービス)で、加盟店が不動産取引により受領する総売上高(不動産仲介手数料等)の6%相当額または、加盟店が自ら売主となり販売したマンション・戸建住宅等の売買代金の0.36%相当額であり、加盟店との契約に基づいて、このサービス提供を行う履行義務を負っております。当該履行義務は、当社がサービスを加盟店に提供した一時点において充足されることから、加盟店が顧客より不動産仲介手数料等を受領した時点で収益を認識しております。

(2) ITサービス収入

ITサービス収入は、主に加盟店が利用する不動産ポータルサイトへの物件掲載料であり、加盟店との契約に基づいて、ITサービスの提供を行う履行義務を負っております。当該履行義務は、当社がITサービスを加盟店に提供した一時点において充足されることから、役務の提供が完了した時点で収益を認識しております。また、ITサービス収入は主に当社の役割が代理人取引に該当することから、加盟店から受け取る対価の総額からITサービスの仕入れ先に支払う額を控除した純額で収益を認識しております。

(3) 加盟金収入

加盟金収入は、加盟店がサービスを受けるために契約締結時に支払う加盟金と5年の契約期間満了時に支払う更新料であり、当社は契約期間中サービス提供を行う履行義務を負っております。当該履行義務は、当社がサービスを加盟店に提供する一定の期間において充足されることから、主に契約期間において収益を認識しております。

(4) その他

その他は、主に加盟店向け商品(住宅ローン・保険等)の紹介手数料であり、当該履行義務は、商品の引渡しまたは役務の提供が完了した一時点において充足されることから、商品の引渡しまたは役務の提供が完了した時点で収益を認識しております。

 

5 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなります。

 

(重要な会計上の見積り)

前事業年度(2023年3月31日

 貸倒引当金
 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額  84,368千円
 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社は債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額のうち45,254千円を流動資産の部に、35,854千円を固定資産の部にそれぞれ貸倒引当金として計上しております。加盟店向け営業未収入金に含まれる貸倒懸念債権の回収不能見込額の見積りは、入金実績及び加盟店の経営状況、並びに加盟店との支払合意書の実行可能性に対する評価に基づき行っております。ただし、貸倒引当金の見積りにおけるこれらの判断は、加盟店を取り巻く経営環境の変化によって影響を受ける可能性があるため、翌事業年度の財政状態及び経営成績に重要な影響を与える可能性があります。

 

 

当事業年度(2024年3月31日

 貸倒引当金
 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額  95,263千円
 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社は債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率による計算額を、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額のうち25,254千円を流動資産の部に、63,457千円を固定資産の部にそれぞれ貸倒引当金として計上しております。加盟店向け営業未収入金に含まれる貸倒懸念債権の回収不能見込額の見積りは、入金実績及び加盟店の経営状況、並びに加盟店との支払合意書の実行可能性に対する評価に基づき行っております。ただし、貸倒引当金の見積りにおけるこれらの判断は、加盟店を取り巻く経営環境の変化によって影響を受ける可能性があるため、翌事業年度の財政状態及び経営成績に重要な影響を与える可能性があります。

 

(会計上の見積りの変更)

(資産除去債務の見積りの変更)

当事業年度において、関西支店の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務について、関西支店の移転予定に伴い、原状回復費用の新たな情報を入手し、見積りの変更を行いました。
 なお、関西支店の資産除去債務については、負債計上に代えて、賃貸借契約に関連する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当事業年度の負担に属する金額を費用に計上する簡便的な方法によっております。
 この変更による当事業年度の営業利益、経常利益、税引前当期純利益への金額の影響は軽微なものであります。

 

(貸借対照表関係)

※1 財務諸表等規則第32条第1項第10号の債権であります。

 

(損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

    顧客との契約から生じる収益の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係)1 顧客との契約から生じ

    る収益を分解した情報」に記載しております。

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額

 

 

前事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当事業年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

 給与及び賞与

585,943

千円

583,277

千円

 役員報酬

69,364

千円

67,892

千円

 賞与引当金繰入額

87,010

千円

78,000

千円

 退職給付費用

17,713

千円

21,994

千円

 賃借料

178,448

千円

175,936

千円

 減価償却費

205,501

千円

203,032

千円

 業務委託費

196,848

千円

190,816

千円

 人材派遣費

54,800

千円

56,924

千円

 会議費

100,568

千円

115,020

千円

 貸倒引当金繰入額

1,868

千円

22,151

千円

 

 

 

 

 

販売費に属する費用のおおよその割合

67%

 

67%

 

一般管理費に属する費用のおおよその割合

33%

 

33%

 

 

 

(株主資本等変動計算書関係)

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当事業年度期首

増加

減少

当事業年度末

普通株式(株)

11,325,000

-

-

11,325,000

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当事業年度期首

増加

減少

当事業年度末

普通株式(株)

902,597

45

-

902,642

 

 

 (変動事由の概要)

  単元未満株式の買取りによる増加 45株

 

3 新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2022年6月22日

定時株主総会

普通株式

208,448

20

2022年3月31日

2022年6月23日

2022年10月28日
取締役会

普通株式

208,447

20

2022年9月30日

2022年12月1日

 

 

(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(千円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月22日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

260,558

25

2023年3月31日

2023年6月23日

 

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当事業年度期首

増加

減少

当事業年度末

普通株式(株)

11,325,000

-

-

11,325,000

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当事業年度期首

増加

減少

当事業年度末

普通株式(株)

902,642

160,233

-

1,062,875

 

 

 (変動事由の概要)

  2024年2月5日の取締役会決議による自己株式の取得 160,000株

  単元未満株式の買取りによる増加 233株

 

3 新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2023年6月22日

定時株主総会

普通株式

260,558

25

2023年3月31日

2023年6月23日

2023年10月31日
取締役会

普通株式

208,447

20

2023年9月30日

2023年12月1日

 

 

(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(千円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年6月25日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

256,553

25

2024年3月31日

2024年6月26日

 

 

(キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当事業年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

現金及び預金

1,900,277千円

2,137,938千円

現金及び現金同等物

1,900,277千円

2,137,938千円

 

 

 

(リース取引関係)

1 ファイナンス・リース取引

(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引

(1) リース資産の内容

・ 有形固定資産

主として基幹システム用サーバー(工具、器具及び備品)であります。

(2) リース資産の減価償却の方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社は、必要な資金はすべて自己資金により賄っております。余資は、譲渡性預金にて運用しております。デリバティブ取引は行わない方針であります。

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である営業未収入金及び固定化営業債権は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に市場価格の変動リスクに晒されております。有価証券は、資金運用方針に従い、譲渡性預金として金融機関に対して、預け入れを行っているものであります。短期貸付金及び長期貸付金につきましては、貸付先の信用リスクに晒されております。差入保証金は、主に本社・事業所建物の賃貸借契約に伴うものであります。

営業債務である営業未払金、未払金、未払法人税等及び未払消費税等は、ほとんど1年以内の支払期日であります。ファイナンス・リース取引に係る債務は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で5年以内であります。

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、営業債権である営業未収入金及び固定化営業債権について、担当部が取引先の状況をモニタリングし、残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

短期貸付金及び長期貸付金については、貸付先の財務状況を確認し、信用リスクを管理しております。差入保証金については、信用度の高い企業と賃貸借契約を結ぶこととしております。

②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況を把握しております。

③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、各部からの報告に基づき経営管理ビジネスユニットが必要に応じ資金繰計画を作成・更新することにより流動性リスクを管理しております。

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては、市場価格に基づく価額のほか、市場価格のない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。「現金及び預金」、「営業未収入金」、「有価証券」、「営業未払金」、「未払金」、「未払法人税等」、「未払消費税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

 

前事業年度(2023年3月31日

 (単位:千円)

 

貸借対照表計上額

時価

差額

(1) 投資有価証券

791,250

791,250

-

(2) 固定化営業債権

35,670

 

 

    貸倒引当金(*)

△35,670

 

 

 

-

-

-

(3) 長期貸付金

260,184

 

 

    貸倒引当金(*)

△184

 

 

 

260,000

260,000

-

(4) 差入保証金

88,359

88,403

44

資産計

1,139,609

1,139,653

44

(1) リース債務

880

793

△87

負債計

880

793

△87

 

* 固定化営業債権及び長期貸付金については、貸倒引当金を控除しております。

 

当事業年度(2024年3月31日

 (単位:千円)

 

貸借対照表計上額

時価

差額

(1) 投資有価証券

835,000

835,000

-

(2) 固定化営業債権

63,273

 

 

    貸倒引当金(*)

△63,273

 

 

 

-

-

-

(3) 長期貸付金

140,184

 

 

    貸倒引当金(*)

△184

 

 

 

140,000

140,000

-

(4) 差入保証金

86,483

86,448

△35

資産計

1,061,483

1,061,448

△35

 

* 固定化営業債権及び長期貸付金については、貸倒引当金を控除しております。

 

(注1)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

 

前事業年度(2023年3月31日

(単位:千円)

 

1年以内

1年超5年以内

5年超10年以内

10年超

現金及び預金

1,900,277

-

-

-

営業未収入金

501,235

-

-

-

有価証券

3,200,000

-

-

-

長期貸付金

-

260,000

-

-

差入保証金

-

88,359

-

-

合計

5,601,513

348,359

-

-

 

 

当事業年度(2024年3月31日

(単位:千円)

 

1年以内

1年超5年以内

5年超10年以内

10年超

現金及び預金

2,137,938

-

-

-

営業未収入金

451,067

-

-

-

有価証券

3,200,000

-

-

-

長期貸付金

-

140,000

-

-

差入保証金

-

86,483

-

-

合計

5,789,005

226,483

-

-

 

 

 

(注2)リース債務の決算日後の返済予定額

 

前事業年度(2023年3月31日

   (単位:千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

リース債務

880

-

-

-

-

-

合計

880

-

-

-

-

-

 

 

当事業年度(2024年3月31日

 該当事項はありません。

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価

        の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定

        に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で貸借対照表に計上している金融商品 

前事業年度(2023年3月31日

                               (単位:千円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 株式

791,250

791,250

資産計

791,250

791,250

 

 

当事業年度(2024年3月31日

                               (単位:千円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 株式

835,000

835,000

資産計

835,000

835,000

 

 

 

(2)時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前事業年度(2023年3月31日

                               (単位:千円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金

260,000

260,000

差入保証金

88,403

88,403

資産計

88,403

260,000

348,403

リース債務

793

793

負債計

793

793

 

 

当事業年度(2024年3月31日

                               (単位:千円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期貸付金

140,000

140,000

差入保証金

86,448

86,448

資産計

86,448

140,000

226,448

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明 

投資有価証券

 上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

長期貸付金

 長期貸付金の時価は、貸付金利を参考にした利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル3の時価に分類しております。

 

差入保証金

 差入保証金の時価は、将来キャッシュ・フローを期末から返還までの見積り期間に基づき、国債の利回り等を参考にした利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

リース債務

 リース債務の時価は、元利金の合計額を、リース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(有価証券関係)

1.満期保有目的の債券

前事業年度(2023年3月31日

 

区分

決算日における

貸借対照表計上額(千円)

時価(千円)

差額(千円)

時価が貸借対照表計上額を超えないもの

 

 

 

(1)国債・地方債等

-

-

-

(2)社債

-

-

-

(3)その他(注)

3,200,000

3,200,000

-

合計

3,200,000

3,200,000

-

 

(注)  その他には、譲渡性預金が含まれております。

 

当事業年度(2024年3月31日

 

区分

決算日における

貸借対照表計上額(千円)

時価(千円)

差額(千円)

時価が貸借対照表計上額を超えないもの

 

 

 

(1)国債・地方債等

-

-

-

(2)社債

-

-

-

(3)その他(注)

3,200,000

3,200,000

-

合計

3,200,000

3,200,000

-

 

(注)  その他には、譲渡性預金が含まれております。

 

2.その他有価証券

前事業年度(2023年3月31日

 

区分

決算日における

貸借対照表計上額

(千円)

 

取得原価

(千円)

 

差額

(千円)

貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

 

 

 

株式

791,250

409,155

382,094

 

 

当事業年度(2024年3月31日

 

区分

決算日における

貸借対照表計上額

(千円)

 

取得原価

(千円)

 

差額

(千円)

貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

 

 

 

株式

835,000

409,155

425,844

 

 

 

3.事業年度中に売却したその他有価証券

前事業年度(2023年3月31日

 

区分

売却額

(千円)

売却益の合計額

(千円)

売却損の合計額

(千円)

株式

61,875

29,142

-

 

 

当事業年度(2024年3月31日

 該当事項はありません。

 

(退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

当社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付制度を採用しております。退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。

なお、当社が有する退職一時金制度は、簡便法により退職給付引当金及び退職給付費用を計算しております。

2 簡便法を適用した確定給付制度

(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表

 

前事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当事業年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

退職給付引当金の期首残高

133,637千円

147,707千円

 退職給付費用

17,605千円

18,007千円

 退職給付の支払額

3,535千円

18,714千円

退職給付引当金の期末残高

147,707千円

147,000千円

 

 

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調
整表

 

前事業年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当事業年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

非積立型制度の退職給付債務

147,707千円

147,000千円

貸借対照表に計上された負債と資産の純額

147,707千円

147,000千円

 

 

 

退職給付引当金

147,707千円

147,000千円

貸借対照表に計上された負債と資産の純額

147,707千円

147,000千円

 

 

(3) 退職給付費用

簡便法で計算した退職給付費用

前事業年度  17,605千円

 当事業年度  18,007千円

 

 

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2023年3月31日)

当事業年度

(2024年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 貸倒引当金

25,833千円

29,169千円

 賞与引当金

26,642千円

23,883千円

 退職給付引当金

45,227千円

45,011千円

 リフォーム保障引当金

8,524千円

7,833千円

 資産除去債務

734千円

734千円

 差入保証金

7,113千円

7,750千円

  営業未払金

306千円

 未払事業税

11,770千円

10,934千円

 未払事業所税

376千円

369千円

 未払金

10,631千円

12,114千円

 未払費用

34,790千円

38,573千円

  貸倒償却

2,860千円

2,860千円

 電話加入権

2,449千円

2,449千円

 契約負債

39,498千円

17,082千円

 一括償却資産

286千円

337千円

 繰延税金資産の小計

216,740千円

199,412千円

 評価性引当額

△16,362千円

△10,238千円

繰延税金資産の合計

200,377千円

189,174千円

繰延税金負債

 

 

 その他有価証券評価差額金

△116,997千円

△130,393千円

繰延税金負債の合計

△116,997千円

△130,393千円

繰延税金資産の純額

83,380千円

58,780千円

 

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前事業年度

(2023年3月31日)

当事業年度

(2024年3月31日)

法定実効税率

30.62%

30.62%

(調整)

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

1.23%

1.16%

評価性引当額の増減

0.07%

△0.62%

その他

△0.36%

0.38%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

31.56%

31.54%

 

 

 

(資産除去債務関係)

 

資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの

 

(1) 当該資産除去債務の概要

当社の中部支店事務所の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

(2) 当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を取得から15年と見積り、国債の利回り等を参考にした利率で割り引いた現在価値により資産除去債務の金額を算定しております。

 

(3) 当該資産除去債務の総額の増減

 

 

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

期首残高

2,400千円

2,400千円

期末残高

2,400千円

2,400千円

 

 

(収益認識関係)

1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

  前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

                                             (単位:千円)

 

首都圏

関西圏

中部圏

九州圏

北海道

合計

サービスフィー収入

1,829,152

1,004,204

212,343

160,180

53,961

3,259,843

ITサービス収入

305,568

305,568

加盟金収入

73,605

53,891

17,562

8,767

4,975

158,802

その他

73,535

23

73,559

顧客との契約から生じる収益

2,281,861

1,058,096

229,930

168,948

58,937

3,797,773

外部顧客への売上高

2,281,861

1,058,096

229,930

168,948

58,937

3,797,773

 

 

  当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

                                             (単位:千円)

 

首都圏

関西圏

中部圏

九州圏

北海道

合計

サービスフィー収入

1,840,061

995,339

244,726

174,435

58,701

3,313,264

ITサービス収入

313,230

313,230

加盟金収入

75,228

48,589

17,988

9,411

5,807

157,024

その他

67,298

67,298

顧客との契約から生じる収益

2,295,818

1,043,928

262,714

183,847

64,509

3,850,817

外部顧客への売上高

2,295,818

1,043,928

262,714

183,847

64,509

3,850,817

 

 

 

2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 収益を理解するための基礎となる情報は「(重要な会計方針)4 収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。

 

3 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末にお

 いて存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

  前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(1)契約資産及び契約負債の残高等

                                      (単位:千円)

 

期首残高

期末残高

契約負債

390,450

399,369

 

 

   契約負債は、主に加盟金収入にかかる顧客からの前受金に関連するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。
 当事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、145,820千円であります。また、当事業年度において、契約負債が8,918千円増加した主な理由は、更新料収入の増加等によるものであります。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

当事業年度末時点における未履行の履行義務残高は下記のとおりです。

                                         (単位:千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

合計

当事業年度

140,170

109,324

82,145

50,086

17,641

399,369

 

 

  当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(1)契約資産及び契約負債の残高等

                                      (単位:千円)

 

期首残高

期末残高

契約負債

399,369

368,488

 

 

   契約負債は、主に加盟金収入にかかる顧客からの前受金に関連するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。
 当事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、154,189千円であります。また、当事業年度において、契約負債が30,880千円減少した主な理由は、契約期間の経過に伴う収益認識による契約負債の取り崩し等によるものであります。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

当事業年度末時点における未履行の履行義務残高は下記のとおりです。

                                         (単位:千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

合計

当事業年度

134,830

102,334

72,399

43,239

15,684

368,488

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

  前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

当社は、不動産フランチャイズ事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

  当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

当社は、不動産フランチャイズ事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

 

【関連情報】

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

    1 製品及びサービスごとの情報

  当社は、単一の製品・サービスの区分の外部顧客への営業収益が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しております。

    2 地域ごとの情報

    (1) 営業収益

   本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。

    (2) 有形固定資産

   本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

    3 主要な顧客ごとの情報

   外部顧客への営業収益のうち、損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ

 ん。

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

    1 製品及びサービスごとの情報

  当社は、単一の製品・サービスの区分の外部顧客への営業収益が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しております。

    2 地域ごとの情報

    (1) 営業収益

   本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。

    (2) 有形固定資産

   本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

    3 主要な顧客ごとの情報

   外部顧客への営業収益のうち、損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ

 ん。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1 関連当事者との取引

財務諸表提出会社と関連当事者との取引

該当事項はありません。

 

2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

該当事項はありません。

 

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

該当事項はありません。

 

当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1 関連当事者との取引

財務諸表提出会社と関連当事者との取引

該当事項はありません。

 

2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

該当事項はありません。

 

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

項目

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり純資産額

605円64銭

619円45銭

1株当たり当期純利益

62円59銭

64円86銭

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、転換社債等潜在株式が存在しないため、記載して

     おりません。

2.1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

項目

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり当期純利益

62円59銭

64円86銭

 (算定上の基礎)

 

 

当期純利益(千円)

652,370

674,485

普通株主に帰属しない金額(千円)

 

 

普通株式に係る当期純利益(千円)

652,370

674,485

期中平均株式数(株)

10,422,369

10,399,138

 

 

3.1株当たり純資産額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

項目

前事業年度

(2023年3月31日)

当事業年度

(2024年3月31日)

1株当たり純資産額

605円64銭

619円45銭

 (算定上の基礎)

 

 

純資産額(千円)

6,312,149

6,356,841

普通株式の発行済株式数(株)

11,325,000

11,325,000

1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数(株)

10,422,358

10,262,125

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。