第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 なお、今後、新型コロナウイルス感染症の収束時期やその他の状況の経過により、当社の財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態および経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きがみられます。世界経済におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響により、同様に厳しい状況にありますが、中国や台湾では景気は持ち直しており、アメリカおよびユーロ圏においても持ち直しの動きがみられます。

当社グループに関連するエンタテインメント業界におきましても、新型コロナウイルス感染症が流行するなか、在宅で過ごす時間が増えたことにより、任天堂の「あつまれどうぶつの森」などのゲームコンテンツの売上が引き続き好調な動きをみせています。また、11月には次世代機であるプレイステーション5やXbox Series X|Sが発売され、話題となっています。

このような状況のもと、当社グループの受託ソフトにおきましては、アクションゲーム「ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」(プレイステーション4・ニンテンドースイッチ用)が12月24日に発売されることが発表されています。自社コンテンツの「AR performers」では、8月15、16日に「アニメ ARP Backstage Pass 後夜祭 "Celebrate Good Time" -EXTEND-」がオンラインで開催されました。また、7月より開始されたレギュラーラジオ「Amazing Radio Performers on the WEB」のサブスクリプション配信も継続され好評を博しています。

 新規案件につきましては、新進気鋭の米国プロレス団体である「All Elite Wrestling」(略称「AEW」)から、同団体をモデルとしたプロレスゲームの開発受託をいたしました。当社は、次期主力プロジェクトにすべく、プロレスゲームとして世界最高のチームを編成し、世界に衝撃を与えるプロレスゲーム開発を行っていきます。

 その他、ゲームソフト分野、パチンコ・パチスロ分野、モバイルコンテンツ分野ともに複数のプロジェクトの開発が進んでおります。

 当社グループ全体で企業価値向上に向けた収益力強化と体質改善を目的として、期初より実施中の構造改革につきましては、不採算事業の廃止、海外拠点の見直し、経費削減、原価率改善のための稼働率の向上、当社の強みを生かした開発プロジェクトの推進、プロジェクト毎の収益責任の明確化等を全て実行に移しております。

 さらに、より機動的にプロジェクト開発を行う体制にするため、9月1日から開発部を大阪CS事業部・横浜CS事業部・プレミア事業部の3事業部に編成し、機動的な事業展開、効率的な人員配置による稼働率の向上、収益責任の明確化をより一層推進しております。

 第2四半期連結累計期間までは、新型コロナウイルス感染症の影響により、当初の業績予想を下回りましたが、当第3四半期におきましては、上記の構造改革の効果もあり、業績は回復してきております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は1,671百万円(前年同期比50%減)、経常損失は301百万円(前年同期は経常損失179百万円)、企業価値向上に向けた収益力の強化と体質改善を目的として、構造改革を実施した結果、構造改革費用として特別損失89百万円を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純損失は390百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失123百万円)となりました。

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して1,911百万円減少し7,427百万円となりました。主な要因としては、現金及び預金の減少2,162百万円、売掛金の増加146百万円、仕掛品の増加150百万円によるものであります。

負債は、前連結会計年度末と比較して1,436百万円減少し4,814百万円となりました。主な要因としては、短期借入金の減少1,550百万円、前受金の増加160百万円によるものであります。

純資産は、前連結会計年度末と比較して474百万円減少し2,613百万円となりました。主な要因としては、親会社株主に帰属する四半期純損失390百万円、剰余金の配当86百万円によるものであります。

 なお、当社グループは、デジタルコンテンツ事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績の記載を省略しております。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、119百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 有価証券報告書(2020年4月28日提出)の記載から重要な変更又は新たな発生はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、重要な契約等の決定または締結等はありません。