当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
なお、今後、新型コロナウイルス感染症の収束時期やその他の状況の経過により、当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(継続企業の前提に関する重要事象等)
当社グループは、前連結会計年度まで2期連続で営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しているものと認識しております。当該重要事象を解消するため、改善策として、以下の取り組みを進めております。
事業面においては、新規案件の開発、企業価値向上に向けた収益力強化を行っております。
新規案件としては、米国のプロレス団体である「All Elite Wrestling」(以下「AEW」)から、同団体をモデルとしたプロレスゲームの開発受託をいたしました。「AEW」は、ここ数年におけるプロレス業界に革命的な衝撃を与えた設立3年目の新しいプロレス団体です。「AEW」は、世界最高峰の才能を誇るスター選手たちが参戦する興行で、新たなスピリッツと風そしてエネルギーを吹き込み、業界の構図に一石を投じています。当案件は、当社グループの得意分野となる格闘ゲームジャンルであり、またグローバル市場への効果が期待できるタイトルと考えております。それ以外の案件につきましても、海外向けの注力方針を継続し、売上規模の増加を図ってまいります。
資金面においては、当第3四半期連結会計期間末において十分な現金及び預金を保有しており、加えて、金融機関との当座貸越契約・コミットメントライン契約により、当面の事業資金を確保しているため、資金繰り上の懸念はないと判断しております。
これらの改善策を適切に実施していくことにより当該事象を解消できると考えており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
(1)財政状態および経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、テンポは弱いものの持ち直しの動きが続いています。世界経済におきましても、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、一部では依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きが見られます。先行きについても、持ち直しが続くことが期待されますが、供給面での制約や原材料価格の動向による下振れリスクに留意する必要があり、また感染の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある状況です。
当社グループに関連するエンタテインメント業界におきましては、Facebookがメタバース事業へ注力することを表す「Meta」に社名を変更するなど、インターネット上の仮想空間であるメタバースに注目が集まっています。
そのような環境のもと、当社グループの受託ソフトにおいては、新進気鋭の米国プロレス団体である「All Elite Wrestling」(略称「AEW」)から開発受託した、同団体をモデルとしたプロレスゲームの開発が引き続き順調に進行しております。また、アクションゲーム「ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS」のSTEAM版が昨年のプレイステーション4・ニンテンドースイッチ版に続き2021年5月27日に株式会社ディースリー・パブリッシャーから発売されました。2021年9月9日には、当社がプログラム開発に参加いたしましたロールプレイングゲーム「テイルズ オブ」シリーズの最新作「Tales of ARISE」(プレイステーション5・Xbox Series X|S版)が株式会社バンダイナムコエンターテインメントから発売されました。また、株式会社アニプレックスから発売のアクションゲーム「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」の開発協力をいたしました。その他、複数タイトルの受託ソフトの開発が順調に進行しております。
パチンコ・パチスロ分野においては、当社公式ブログから生まれ、漫画配信サイトで大人気を博した女子校生プロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」の画像開発が完了し、遊技機メーカー・ネット株式会社よりパチスロ化され、2021年9月6日にパチンコホールに導入されました。その他、複数タイトルのパチンコ・パチスロ分野の画像開発プロジェクトを受託しており開発が順調に進行しております。
自社コンテンツの「AR performers」においては、2017年よりWEBでの放送がスタートしたARPラジオ番組「Amazing Radio Performers on the WEB」をLINE LIVEで継続して配信しているのに加え、2021年10月27日には新曲「All of You」をリリースしております。
自社オリジナル技術であるAR Live System「ALiS ZERO」においては、Happy Elements 株式会社の大人気スマートフォン・ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のバーチャルライブ「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE -BRAND NEW STARS!!-」全12公演においてメインのCG制作業務を担当し、ライブ開催に寄与いたしました。
パブリッシング事業分野においては、DCコミックスのキャラクターをテーマにしたオンライン・トレーディングカードゲーム「DC デュアルフォース」を制作中であり、2022年秋に全世界へ向けて配信・発売する予定です。
その他、モバイルコンテンツ分野も複数のプロジェクトの開発が進んでおります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は2,455百万円(前年同期比47%増)、経常利益は637百万円(前年同期は経常損失301百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は524百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失390百万円)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して3,570百万円減少し3,894百万円となりました。主な要因としては、現金及び預金の減少3,997百万円、売掛金の減少32百万円、仕掛品の増加22百万円によるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して4,043百万円減少し822百万円となりました。主な要因としては、短期借入金の減少4,150百万円、前受金の減少30百万円によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して473百万円増加し3,072百万円となりました。主な要因としては、親会社株主に帰属する四半期純利益524百万円、剰余金の配当86百万円によるものであります。
なお、当社グループは、デジタルコンテンツ事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績の記載を省略しております。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、24百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
有価証券報告書(2021年4月28日提出)の記載から重要な変更又は新たな発生はありません。
当第3四半期連結会計期間において、重要な契約等の決定または締結等はありません。