当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」からの重要な変更があった事項は以下のとおりであります。
当社グループは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、国内・中国及びアセアンの店舗で一時休業が発生していた状況を踏まえ当連結会計年度における売上高の著しい減少及びマイナスの営業キャッシュ・フローの発生リスクがあり、前事業年度の有価証券報告書提出時点において将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要なリスクを生じさせるような状況が存在すると認識しておりました。
しかしながら、国内においては、5月に緊急事態宣言の解除を受け、5月16日から順次営業を再開し、6月に東京都の営業再開をもって全国全店舗の営業再開となりました。売上高は第2四半期連結会計期間の既存店前年比は62.2%となり、第1四半期連結会計期間から41.4ポイント改善しております。また中国においては、8月末時点で207店舗中204店舗が営業しており、第2四半期連結会計期間の既存店前年比は74.8%となり第1四半期連結会計期間から51.9ポイント改善し第2四半期連結会計期間の営業利益は黒字となりました。売上構成比の高い国内及び中国において売上の回復及び売上に伴う営業キャッシュ・フローの回復が顕著であります。
また当社グループは精緻に策定した資金計画を実行し、新型コロナウイルス感染症の影響に対応できる十分な運転資金を確保しております。
以上を踏まえ、当第2四半期連結会計期間末において、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要なリスクを生じさせるような状況は解消したと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(2020年3月1日~2020年8月31日)の当社及び連結子会社の連結業績は売上高が163億80百万円(前年同期比58.0%減)となりました。営業損失は57億98百万円(前年同期営業利益28億52百万円)、経常損失は60億96百万円(前年同期経常利益23億94百万円)、新型コロナウイルス感染拡大による国内及び海外の店舗休業期間に生じた固定費等40億49百万円の特別損失、法人税等調整額マイナス19億50百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は71億15百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純利益11億76百万円)となりました。
本年第1四半期連結会計期間において世界的に広まった新型コロナウイルス感染症の影響により、国内、中国及びアセアンの全事業において長期間の店舗休業を余儀なくされましたが、5月に入り感染予防対策を行い国内及び中国事業は大半の店舗を営業再開いたしました。第2四半期連結会計期間には感染予防対策を継続実施するとともに人気景品投入や販促イベントを実施し、売上回復に努めてまいりました。アセアン事業においても6月以降、フィリピンを除く4ヶ国が順次営業を再開いたしました。
当第2四半期連結累計期間は6店舗の新規出店をする一方で21店舗の閉店をいたしました。これらの結果、2020年8月末の店舗数は国内433店舗、海外432店舗の合計865店舗(直営店855店舗、FC等10店舗)となりました。
(国内事業)
国内事業は、政府による緊急事態宣言の解除と各自治体からの休業要請解除を受け、5月16日から順次営業を再開いたしました。営業を再開した当初は入場規制、遊戯機械の間引き稼働や営業時間の短縮等を実施しておりましたが、飛沫感染防止のアクリル板設置や消毒清掃の徹底などにより入場規制の一部解除と間引き稼働のとりやめを段階的に行い、通常営業時間へ戻してまいりました。販促イベントではお客さま還元企画として「えがおのチカラプロジェクト」を立ちあげ、プライズ部門では「とれやすいいねブース」、メダル部門は「がっぽりいいね」を実施いたしました。
部門別ではプライズ部門において人気のキャラクターやモーリーファンタジー限定の景品を積極的に展開したことにより、全体の売上回復に大きく貢献いたしました。メダル部門では、大手外食企業とのコラボ企画によるメダルガラポンイベントを実施するなど集客に取り組みました。第1四半期連結会計期間に稼働を停止していた時間制遊具施設やシール機も全店稼働を再開しております。こうした取組みにより売上の回復が進み、第2四半期連結会計期間の既存店前年比は62.2%となり、第1四半期連結会計期間から41.4ポイント増となりました。
当第2四半期連結累計期間は、高い投資効果が見込める店舗を優先し、17店舗で活性化を実施するとともにガチャ専門コーナー「TOYS SPOT PALO」を新たに13か所展開し現在34か所体制となりました。また、当第2四半期連結累計期間は3店舗の新規出店をする一方で、不採算店舗等5店舗の閉店をした結果、2020年8月末の店舗数はFC2店舗を含め433店舗となりました。
以上の結果、国内事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高135億53百万円(前年同期比56.9%減)、営業損失48億17百万円(前年同期営業利益31億10百万円)となりました。
(中国事業)
中国事業は、5月末時点で直営211店舗中193店舗が営業を再開し、一時期北京や大連地区でクラスター発生により臨時休業いたしましたが、その後感染拡大は収束し8月末時点で207店舗中204店舗が営業しております。
中国当局の新型コロナウイルス感染防止に関する規制の緩和に比例し、来店客数が回復いたしました。客単価をあげるため、トークンのセット販売やインドアプレイグラウンドの特典を付けた福カードの販売が好調に推移したことにより、第2四半期連結会計期間の既存店前年比は74.8%となり、第1四半期連結会計期間から51.9ポイント増となりました。引き続き経費削減にも取り組み、第2四半期連結会計期間の営業利益は2億22百万円の黒字となりました。
当第2四半期連結累計期間は、不採算店舗等8店舗の閉店をした結果、2020年8月末の店舗数はFC5店舗を含め212店舗となりました。
以上の結果、中国事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高25億11百万円(前年同期比44.7%減)、営業損失1億55百万円(前年同期営業損失3億66百万円)となりました。
(アセアン事業)
アセアン事業は、5月末時点でベトナムの11店舗のみ営業再開をしておりましたが、各国政府当局の規制解除に併せて6月にタイとインドネシア、7月にはマレーシアと順次営業を再開いたしました。8月末時点でマレーシアは98店舗中94店舗、タイは26店舗中25店舗、インドネシアは28店舗中14店舗、ベトナムは全11店舗が営業しております。フィリピンは政府当局の規制による休業が続いております。各国、休業期間中はSNSを活用し、当社キャラクターとスタッフからのお子さまに向けたメッセージや感染防止対策の紹介等を配信し、コミュニケーションを図っておりました。そうした取組みによりお客さまが離反することなく、売上は回復に向かっております。特にベトナムは7月に既存店前年比109.6%まで回復が進みました。またタイにおいては開店延期になっていた新店を8月にオープンいたしました。
当第2四半期連結累計期間に3店舗の新規出店をする一方で、不採算店舗等8店舗の閉店をした結果、2020年8月末の店舗数はFC3店舗を含め220店舗となりました。
以上の結果、アセアン事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高3億82百万円(前年同期比87.9%減)、営業損失8億23百万円(前年同期営業利益1億11百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、119億円となり、前連結会計年度末に比べ35百万円増加いたしました。主な内訳は、現金及び預金の増加(20億93百万円)、前連結会計年度末日が金融機関の休日であり、売上預け金のうち2月上旬分が翌営業日に決済されたことによる売上預け金の減少(15億29百万円)、たな卸資産の減少(5億15百万円)であります。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、438億57百万円となり、前連結会計年度末に比べ16百万円減少いたしました。主な内訳は、投資その他の資産その他(繰延税金資産)の増加(19億28百万円)、閉店及び投資の抑制による建物の減少(8億23百万円)、使用権資産の減少(6億68百万円)及び遊戯機械の減少(5億15百万円)であります。
この結果、総資産は557億58百万円となり、前連結会計年度末に比べ18百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、281億51百万円となり、前連結会計年度末に比べ90億82百万円増加いたしました。主な内訳は、短期借入金の増加(92億50百万円)、遊戯機械の改廃に伴う設備関係支払手形の増加(6億98百万円)、未払法人税等の減少(2億14百万円)であります。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、83億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億25百万円減少いたしました。主な内訳は、在外連結子会社における長期借入金の減少(5億77百万円)及びリース債務の減少(6億28百万円)であります。
この結果、負債合計は364億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ78億57百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、192億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ78億38百万円減少いたしました。主な内訳は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上(71億15百万円)、剰余金の配当による減少(4億93百万円)であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、62億25百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果、減少した資金は19億40百万円となりました。その主な内訳は、税金等調整前四半期純損失91億18百万円の計上による資金の減少と、売上預け金の減少15億29百万円及び減価償却費52億80百万円の計上による資金の増加であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果、使用した資金は35億15百万円となりました。その主な内訳は、新規出店や既存店活性化投資に伴う有形固定資産の取得による支出33億7百万円による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果、増加した資金は75億35百万円となりました。その主な内訳は、短期借入による増加92億20百万円による資金の増加と、在外連結子会社における長期借入による資金の返済10億76百万円及びリース債務の返済による支出7億28百万円による資金の減少であります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。