当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当社は2022年4月、社会やこどもを取り巻く環境変化をもとに、企業に求められる社会的役割について検討を重ね、創業以来大切にしてきた社是に、より社会的存在意義への想いを加えた、「こどもたちの夢中を育み、“えがお”あふれる世界をつくる。」という「パーパス」へと昇華させました。このパーパスを策定すると同時に、持続可能な社会への貢献と企業価値向上を実現する企業を目指してサステナビリティ方針を制定し、その実現に向けあらゆる事業活動を進めていく一歩を踏み出しました。
当第1四半期連結累計期間(2022年3月1日~2022年5月31日)における当社及び連結子会社の連結業績は、売上高が161億61百万円(前年同期比21.3%増)となりました。営業損失は3億25百万円(前年同期営業損失17億60百万円)、経常利益は2億74百万円(前年同期経常損失17億38百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は6億18百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失20億90百万円)となりました。各国為替レートが円安に進み、為替差益を6億80百万円計上したことにより連結経常利益は黒字となりました。
当第1四半期連結累計期間における経営環境は、オミクロン株による感染再拡大の影響を受けた厳しい状況下でのスタートとなりましたが、国内事業はまん延防止等重点措置が3月下旬に解除されると徐々に売上の回復が進み、前期第4四半期連結会計期間から2期連続で営業利益は黒字を確保いたしました。第1四半期連結会計期間における営業利益の黒字化は3年ぶりとなります。また、アセアン事業における売上の回復も著しく、国内事業と同様に前期第4四半期連結会計期間から2期連続で営業利益の黒字を達成いたしました。一方、中国事業では政府による行動規制が強まり、多くの店舗で休業を余儀なくされ、売上高が減少いたしました。
店舗数については、当第1四半期連結累計期間での新規出店25店舗、閉店6店舗となり、2022年5月末時点で国内531店舗、海外428店舗、合計959店舗(直営店949店舗、FC等10店舗)となりました。
(国内事業)
国内事業は、好調のプライズ部門を中心とした売上対策を進めてまいりました。人気動画クリエイターとコラボした当社限定景品など話題性のあるアイテムを展開するとともに、お子さま向けの景品展開を強化し、プライズ部門の当第1四半期連結累計期間の売上高既存店前年同期比は114.5%と売上を牽引いたしました。同じく好調のカプセルトイ部門では、戦略的に出店を加速させているカプセルトイ専門店「TOYS SPOT PALO」を当第1四半期連結累計期間において新規に14店舗出店し、累計店舗数は98店舗となりました。カプセルトイ部門の第1四半期連結累計期間の売上高前年同期比は180.7%(2019年同期比534.4%)と大幅に伸長しております。
フルデジタリゼーションの取組みとして、二次元コードを使いお客さまが非接触で店員を呼び出せる『デジちゃいむ』の導入を開始いたしました。また、業務システムへのログインを顔認証で行うSSO(シングルサインオン)を当社独自で開発いたしました。今後もデジタル化を推進し、生産性・利便性の向上とセキュリティ強化を進めてまいります。
当第1四半期連結累計期間は駅前ビルやホームセンターといったグループ外物件にモーリーファンタジーを3店舗出店、その他カプセルトイ専門店とプライズ専門店を計16店舗新規出店する一方、不採算店舗等3店舗を閉店し、2022年5月末ではFC2店舗を含め531店舗となりました。
以上の結果、国内事業における当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高135億19百万円(前年同期比20.3%増)、営業利益44百万円(前年同期営業損失10億41百万円)となりました。
(中国事業)
中国事業は、ゼロコロナ政策による行動規制が強まった影響を受け、多くの店舗で一時休業を余儀なくされました。4月中旬に全店舗の約半数が休業となりましたが、その後は規制が緩和された地域から営業再開が進み、5月末時点では約8割の店舗で営業を再開しております。
当第1四半期連結累計期間においては、不採算店舗等2店舗を閉店し、2022年5月末の店舗数はFC5店舗を含め197店舗となりました。
以上の結果、中国事業における当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高7億82百万円(前年同期比52.3%減)、営業損失7億2百万円(前年同期営業損失5億16百万円)となりました。
(アセアン事業)
アセアン事業では、政府による営業規制が緩和され営業再開が進むと、売上は急回復し、当第1四半期連結累計期間における営業利益は黒字を確保するとともに過去最高益となりました。休業を余儀なくされていた間にも、不採算店舗の閉店や賃料交渉を実施し経費対策をするとともに、お客さま満足度を高めるための従業員再教育やSNSで感染対策をPRするなど、営業再開に向け準備を整えてきたことが奏功いたしました。フィリピンでは当第1四半期の売上高は5億57百万円、既存店売上高2019年同期比122.4%と大きく伸長し、営業利益は2億36百万円と過去最高益となりました。フィリピンの他、マレーシア、インドネシア、ベトナムの計4ヵ国で営業利益は黒字となりました。政府による規制緩和が遅れていたタイも5月より営業再開が進み回復傾向となっております。
新規の取組みとして、ベトナムでは幅広いお客さまのニーズに対応するため戦略的小型店KID’S BOXを初出店いたしました。
当第1四半期連結累計期間は、6店舗を新規出店する一方、不採算店舗1店舗を閉店し、2022年5月末の店舗数はFC3店舗を含め231店舗となりました。
以上の結果、アセアン事業における当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高18億58百万円(前年同期比284.0%増)、営業利益3億33百万円(前年同期営業損失2億21百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、138億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億5百万円増加いたしました。主な内訳は、現金及び預金の増加(18億83百万円)、売上預け金の増加(8億82百万円)であります。
当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、399億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億8百万円減少いたしました。主な内訳は、投資の抑制による遊戯機械の減少(3億24百万円)及び使用権資産の減少(1億27百万円)であります。
この結果、総資産は537億32百万円となり、前連結会計年度末に比べ24億96百万円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、352億77百万円となり、前連結会計年度末に比べ37億67百万円増加いたしました。主な内訳は、短期借入金の増加(38億57百万円)であります。
当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、74億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億19百万円減少いたしました。主な内訳は、連結子会社における長期借入金の減少(2億14百万円)、長期割賦未払金の減少(1億40百万円)であります。
この結果、負債合計は427億41百万円となり、前連結会計年度末に比べ33億47百万円増加いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、109億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億51百万円減少いたしました。主な内訳は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上(6億18百万円)、剰余金の配当による減少(98百万円)、為替の変動に伴う為替換算調整勘定の減少(1億72百万円)であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。