文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当社は、適切な流動性の維持、事業活動のための資金確保及び透明性があり健全なバランスシートの維持向上を財務方針と掲げ取り組んでおります。
当第2四半期累計期間(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の当社主要顧客である土木・建設業界を取り巻く環境につきまして、民間投資は首都圏エリアの建築関連工事を中心に堅調に推移する一方で、公共投資は全体的に着工遅延の状況にあり、建設需要は弱含みの状態で推移するなど、引き続き予断を許さぬ状況が続いております。
このような状況のなか、当社におきましては、平成27年3月期から平成30年3月期までの4ヵ年を対象にした中期経営計画を策定し、その中核方針は、「システム・測量計測事業を中心に「建設ICT」(※)分野の専門企業として全国ネットワークを構築する」及び「レンタル取引を主体とした、現場代理人リピーター10,000人の獲得を目指す」であります。この方針を基に事業を着実に展開してまいりました。
当第2四半期累計期間の業績につきましては、主力事業の建設ICT(システム事業・測量計測事業)の受注が好調に推移し、当事業の売上高は2,653,441千円(前年同期比21.2%増)となり、全体の売上高も前年同期を上回る実績となりました。
利益面は、主力事業への人員増加策や設備投資等の先行投資により、レンタル原価及び販売費及び一般管理費が前年同期に比べ増加いたしましたが、建設ICT(システム事業・測量計測事業)の売上総利益が1,125,828千円(前年同期比16.4%増)と順調に推移することができたことにより、全体の売上総利益が増加し、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前年同期を上回る実績となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の実績は、売上高3,477,360千円(前年同期比14.4%増)、営業利益502,544千円(前年同期比6.0%増)、経常利益476,986千円(前年同期比4.4%増)、四半期純利益354,892千円(前年同期比24.8%増)となりました。
※ 建設ICT (Information and Communication Technology)
セグメントの業績は、次のとおりであります。
当事業につきましては、システム機器及びアプリケーション等のレンタル・販売に関して、平成28年4月に札幌支店及び宇都宮支店を開設し、営業エリアの拡大を図るとともに、既存の営業拠点におきましても営業活動の強化、新規顧客の開拓等を積極的に展開した結果、受注を順調に確保することができ、当事業の売上高は1,323,197千円(前年同期比11.6%増)となりました。利益面は、売上高の伸長により売上総利益が増加しましたが、中期経営計画に基づく全国ネットワークを構築するための積極的な人員増加策に伴う人件費の上昇などにより、販売費及び一般管理費が増加したことが影響し、セグメント利益(営業利益)は234,963千円(前年同期比1.9%減)となりました。
当事業につきましては、測量機器及び計測システム等のレンタル・販売に関して、中期経営計画の方針に基づき「建設ICT」分野に注力した結果、受注が好調に推移し、当事業の売上高は1,330,244千円(前年同期比32.6%増)となりました。利益面は、国土交通省が推進する「i-Construction」に対応するため、技術営業の人材確保及び人材育成並びにエリア毎への設備投資等の体制構築により、販売費及び一般管理費が増加いたしましたが、売上高の伸長により売上総利益が増加し、セグメント利益(営業利益)は174,192千円(前年同期比31.7%増)となりました。
当事業につきましては、建設現場事務所用ユニットハウス及び什器備品等のレンタル・販売に関して、事業エリアでの公共投資及び現場数の減少に加え、シェア確保に伴う厳しい受注競争によるレンタル単価下落等により、当事業の売上高は533,839千円(前年同期比9.3%減)となりました。利益面は、レンタル原価及び販売費及び一般管理費の削減に努めましたが、売上高の減少の影響を補えず、セグメント利益(営業利益)は67,849千円(前年同期比15.8%減)となりました。
その他につきましては、道路標示及び標識の工事等が順調に推移したことにより、売上高は290,079千円(前年同期比10.5%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は25,538千円(前年同期比17.6%増)となりました。
当第2四半期会計期間末の財政状態につきましては、総資産が8,021,597千円となり、前事業年度末と比較して
75,345千円減少いたしました。
流動資産は4,732,245千円となり、前事業年度末と比較して70,759千円増加いたしました。主な要因は、現金及び預金の増加23,980千円、受取手形及び売掛金の増加37,147千円があったことによるものであります。
固定資産は3,289,352千円となり、前事業年度末と比較して146,104千円減少いたしました。主な要因は、リース資産の減少167,055千円があったことによるものであります。
負債は4,760,206千円となり、前事業年度末と比較して63,004千円減少いたしました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加69,046千円、その他流動負債の増加53,044千円があった一方で、リース債務の減少179,865千円があったことによるものであります。
純資産は3,261,390千円となり、前事業年度末と比較して12,341千円減少いたしました。主な要因は、四半期純利益354,892千円を計上した一方で、剰余金の配当113,698千円及び自己株式の取得269,850千円を行ったことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は40.7%となりました。
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,893,826千円となり、前事業年度末と比較して23,980千円増加いたしました。
営業活動により獲得した資金は738,163千円(前年同期は357,284千円の獲得)となりました。これは主に、税引前四半期純利益514,286千円、資金支出を伴わない費用である減価償却費331,801千円による資金の獲得に対して、法人税等の支払160,403千円が充当されたことによるものであります。
投資活動により使用した資金は28,540千円(前年同期は49,875千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出12,618千円、無形固定資産の取得による支出8,150千円によるものであります。
財務活動により使用した資金は685,642千円(前年同期は386,008千円の使用)となりました。これは、自己株式の取得269,850千円、リース債務の返済302,315千円及び配当金の支払113,476千円によるものであります。
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。