第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当中間連結会計期間における売上高は、前年同期と比べ320,074千円(4.1%)減少し、7,551,862千円(前年同期は7,871,937千円)となりました。「技術」が増収となったものの、「教育」「その他」等が減収となりました。また、前年第3四半期に「メディアコンテンツ」を事業譲渡したことにより、売上高は減少いたしました。

 営業利益は、358,257千円(前年同期は269,639千円)となりました。「教育」が減益となり、「その他」が損失を計上した一方で、「技術」が増益となり、「スタジオ・プロダクション」は損失を縮小いたしました。また、営業損失を計上していた「メディアコンテンツ」を事業譲渡したことが利益改善に影響し、営業利益は増益となりました。

 経常利益は、377,856千円(前年同期は268,165千円)となりました。営業利益が増加したこと等により、経常利益も増益となりました。

 親会社株主に帰属する中間純利益は、268,606千円(前年同期は36,418千円)となりました。第1四半期に(株)釣りビジョンにてスタジオ撤去による固定資産除却損30,820千円を特別損失に計上した一方で、経常利益が増益となったことに加え、前年第3四半期から(株)div及び(株)divxにグループ通算制度が適用され、法人税等が減少いたしました。また、前年同期に計上した「メディアコンテンツ」の事業譲渡による特別損失112,835千円がないことが影響し、大幅な増益となりました。

 

 当中間連結会計期間におけるセグメント別の経営成績は次のとおりであります。

 

①教育

 「教育」セグメントは、「ルネサンス高等学校」「ルネサンス豊田高等学校」「ルネサンス大阪高等学校」の広域通信制高校(ルネサンス高等学校グループ)の運営、日本語教師(登録日本語教員)養成講座・外国人向け日本語研修を提供する「ルネサンス日本語学院」の運営、プログラミングスクール「テックキャンプ」「テックキャンプ高等学院」等の運営、及びIT業界特化型転職支援サービス「divエージェント」等の運営を行っております。

 売上高は、前年同期と比べ76,575千円(2.7%)減少し、2,760,940千円(前年同期は2,837,515千円)、営業利益は420,144千円(前年同期は480,463千円)となりました。

 通信制高校事業は、大子校と豊田校の在籍生徒数が前年同期と比べ減少したことや、労務費や広告宣伝費が増加したこと等から減収減益となりました。日本語教育事業は、「ルネサンス日本語学院」の受講生が増加したこと等から増収となり、黒字を計上いたしました。

 AI・プログラミング教育事業は、法人向け研修サービスは増収となったものの、広告宣伝費を抑制したことにより「テックキャンプ」の売上が減少いたしました。一方で、人員体制の見直しやオフィス縮小等の固定費の削減に努めたこと等により、損失は大幅に縮小いたしました。これらの結果、「教育」セグメントは減収減益となりました。

 

②スタジオ・プロダクション

 「スタジオ・プロダクション」セグメントは、海外の映画及びテレビ作品の日本語字幕・吹替制作、聴覚障がい者向け字幕制作、視覚障がい者向け音声解説制作、番組宣伝等の制作を行っております。

 売上高は、前年同期と比べ38,887千円(5.5%)減少し、667,744千円(前年同期は706,632千円)、営業損益は48,144千円の損失(前年同期は59,603千円の損失)となりました。

 字幕制作は好調だったものの吹替制作の受注が減少し、減収となりました。一方で、前期に減損処理を行ったこと等によりコストが減少し、損失が縮小いたしました。

 

③放送

 「放送」セグメントは、釣り専門番組「釣りビジョン」の制作、BS・CS放送及びケーブルテレビ局等あての番組供給事業、マルチデバイス向け動画配信サービス「釣りビジョンVOD」の視聴が可能な「釣りビジョン倶楽部」の提供等を行っております。

 売上高は、前年同期と比べ37,084千円(3.2%)減少し、1,128,839千円(前年同期は1,165,923千円)、営業利益は53,133千円(前年同期は58,080千円)となりました。

 「釣りビジョン」の広告料収入や「釣りビジョン倶楽部」は増収となったものの、減少傾向が続いている視聴料収入の減収を補いきれず、売上高は減少いたしました。加えて、番組制作に係るコストが増加したこと等により、営業利益は減益となりました。

 

④技術

 「技術」セグメントは、アカマイサービス(サイバーセキュリティサービス、CDNサービス)、クラウドソリューション、デジタルシネマサービス、ホテルの客室・会議室へのインターネットサービス、DX・システム開発、及びその他ソリューションサービスの提供を行っております。

 売上高は、前年同期と比べ255,465千円(9.1%)増加し、3,065,272千円(前年同期は2,809,807千円)、営業利益は366,987千円(前年同期は224,037千円)となりました。

 主力のアカマイサービスは、既存及び新規顧客へのサービス提供が好調に推移したこと等から増収増益となりました。システムデザイン開発(株)は、受託開発が増加したこと等により増収となり、損失が縮小いたしました。

 (株)divxは、システム開発やアプリ開発の受託が好調に推移したことに加え、エンジニアを含めた人員の適正化やオフィス縮小等のコスト削減に努めたこと等により、黒字に転換いたしました。これらの結果、「技術」セグメントは増収増益となりました。

 

⑤その他

 「その他」セグメントは、プロeスポーツチーム「CAG OSAKA」の運営やeスポーツ関連イベントの企画・運営、Nintendo Switch向けのゲームソフトやVR専用ソフト等の企画・開発・販売が含まれております。

 売上高は、前年同期と比べ135,363千円(53.5%)減少し、117,736千円(前年同期は253,099千円)、営業損益は18,015千円の損失(前年同期は14,606千円の利益)となりました。

 eスポーツ推進事業は、獲得賞金は増加したものの、スポンサー売上が減少したことや、eスポーツ関連イベントを行ったこと等によりコストが増加し、売上高、営業損失ともに前年同期と同水準となりました。また、ゲームパブリッシング事業は、前年第1四半期に発生した大型開発案件受託がなかったこと等により、大幅な減収となり、損失を計上いたしました。その結果、「その他」セグメントは減収となり、損失を計上いたしました。

 

(2)財政状態の状況

(イ)資産

 流動資産は、売掛金や前払費用が増加した一方、現金及び預金が減少したこと等により、前期末に比べ1,121,497千円減少し、6,482,372千円となりました。固定資産は、通信制高校事業においてPCの入替やキャンパスの整備に伴う資産の取得があった一方、のれんが減少したこと等により前期末に比べ23,204千円減少し、3,672,968千円となりました。これらの結果、総資産は、前期末に比べ1,144,701千円減少し、10,155,341千円となりました。

 

(ロ)負債

 流動負債は、預り金や買掛金が増加した一方、前受金や短期借入金が減少したこと等により、前期末に比べ630,999千円減少し、4,246,248千円となりました。固定負債は、長期借入金や長期リース債務が減少したこと等により前期末に比べ101,441千円減少し、540,359千円となりました。これらの結果、負債合計は、前期末に比べ732,440千円減少し、4,786,607千円となりました。

 

(ハ)純資産

 親会社株主に帰属する中間純利益268,606千円を計上した一方、配当金の支払いを行ったこと等により利益剰余金が減少したことや、非支配株主持分が減少したこと等により、純資産合計は前期末に比べ412,260千円減少し、5,368,733千円となりました。これにより、自己資本比率は44.8%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当中間期末における現金及び現金同等物の残高は、前期末に比べて1,545,188千円減少し、4,075,883千円となりました。

 

(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー

 営業活動によるキャッシュ・フローは、マイナス579,526千円(前年同期はマイナス513,040千円)となりました。税金等調整前中間純利益347,036千円を計上したことに加え、預り金が増加した一方で、前受金が減少したことや売上債権が増加した等により、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなりました。

 

(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー

 投資活動によるキャッシュ・フローは、通信制高校事業のeスポーツコースにおいてPC入替やキャンパスの整備による固定資産の取得があったこと等から、マイナス120,458千円(前年同期はマイナス70,537千円)となりました。

 

(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー

 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや(株)釣りビジョンにて非支配株主への配当金の支払いがあったことに加え、借入金の返済による支出があったこと等から、マイナス848,337千円(前年同期はマイナス667,863千円)となりました。

 

3【重要な契約等】

 該当事項はありません。