なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、英国のEU離脱問題による金融市場の動揺、新興国経済の減速などを背景とした株式市場の低迷や円高により企業業績は伸び悩み、景況感は未だ大きく回復するには至っておりません。また、先行きの不透明性から一般消費者の消費活動についても、依然として低迷から脱し切れない状態が続いております。
当クリーニング業界におきましては、消費者の節約志向が続く中、前年並みのクリーニング総需要が予想されてきましたが、例年になく8月に続けざまに台風の直撃を受けるなど全国に亘る天候不順により、お客様の動向にも影響を受ける形となりました。
このような状況の中で当社は、お客様の利便性と満足度の向上及び品質と生産性の向上に取り組みました。
営業面においては、平成28年3月1日に車社会でのお客様の利便性に応え、新たにドライブスルー店を福岡県久留米市にオープンしました。また、春の衣替えシーズンには、販促活動として大人気キャラクター「妖怪ウォッチ」とのタイアップ企画を4月から6月まで実施し、大人も子供も一緒に家族で楽しめるプレゼントキャンペーンを展開しました。
生産面においては、新機材として人体フォーマー(上着立体仕上げ機)を導入し、全工場・プラントに配備しました。これにより、安定した仕上品質の確保と工場の生産効率の向上が見込めるようになり、人件費等の削減に繋げることができました。
投資面においては、平成28年4月1日付で事業の一部譲受けにより大阪府堺市に1工場10店舗を取得しました。
店舗政策は、新規出店として新たに26店舗(うち10店舗は平成28年4月1日付事業の一部譲受けで取得した店舗)を出店しましたが、不採算店の閉鎖や取次店オーナーの高齢化に伴う閉鎖により35店舗を閉鎖し、当第2四半期累計期間末の店舗数は688店舗(前事業年度末に比べて9店舗の減少、前年同四半期累計期間末に比べて32店舗の減少)となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の業績は、前述の通り店舗数が前年同四半期累計期間末に比べて32店舗減少したことや天候不順が影響し、売上高は3,961,364千円と前年同四半期と比べ50,579千円(1.3%)の減収となりました。
利益につきましては、設備投資による費用が増加したものの、工場・プラントにおける生産性改善の継続した取り組みと不採算店の閉鎖や営業時間の見直しにより売上原価及び販売費及び一般管理費が縮小した結果、営業利益は502,980千円と前年同四半期と比べ148,059千円(41.7%)の増益、経常利益は543,257千円と前年同四半期と比べ145,428千円(36.6%)の増益、四半期純利益は313,289千円と前年同四半期と比べ73,492千円(30.6%)の増益となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて406,492千円増加し、1,889,394千円となりました。これは、現金及び預金が411,424千円増加したことなどによります。
固定資産は、前事業年度末に比べて85,375千円増加し、3,596,078千円となりました。これは、無形固定資産が63,396千円、有形固定資産が18,825千円増加したことなどによります。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べて491,867千円増加し、5,485,472千円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて184,084千円増加し、961,449千円となりました。これは、未払法人税等が169,433千円増加したことなどによります。
固定負債は、前事業年度末に比べて23,735千円増加し、594,077千円となりました。これは、長期借入金が31,028千円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて207,819千円増加し、1,555,527千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前事業年度末に比べて284,048千円増加し、3,929,944千円となりました。これは、利益剰余金が282,810千円増加したことなどによります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ441,211千円(57.2%)増加し、当第2四半期累計期間末には1,212,677千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動の結果得られた資金は、567,997千円(前年同四半期累計期間比40.9%増)となりました。
収入の主な内訳は、税引前四半期純利益538,308千円、減価償却費58,186千円などであり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額54,706千円などであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動の結果使用した資金は、134,547千円(前年同四半期累計期間比1,780.1%増)となりました。
収入の主な内訳は、定期性預金の払戻による収入355,323千円などであり、支出の主な内訳は、定期性預金の預入による支出325,536千円、事業譲受による支出108,792千円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動の結果得られた資金は、7,761千円(前年同四半期累計期間は120,984千円の支出)となりました。
収入の内訳は、長期借入れによる収入120,000千円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出64,972千円、配当金の支払額30,541千円などであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。