なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、先行きの不透明感が残る世界経済や国内人件費の上昇などを背景に、中小企業は景況感に依然慎重な見方をとり、一般消費者のマインドは、消費増税により節約志向に回帰した状況です。
当クリーニング業界におきましても、衣料のカジュアル化などによる需要の減少や人手不足への対応など厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社は、期初より社長交代を行い、会長と社長の2名の代表取締役を置く経営体制で、お客様の利便性と満足度の向上に取り組みました。
営業面においては、2019年3月1日より新商材として「スニーカークリーニング」をスタートし、全国の主要工場に専用の水洗機・乾燥機を配備しました。2019年5月16日には、事業の一部譲受けにより東京23区内に19店舗、埼玉県新座市に1店舗を取得し、これらの取得店舗からの持ち込みに対応するため、2019年7月1日に当社板橋プラントの2階に生産拠点として「板橋アネックス」工場を設営しました。2019年10月1日にはM&A第2弾として、同地区に更に4店舗を取得し、関東の営業基盤を強化しました。また、店舗の定休日や営業時間外に仕上り品のお引き取りが可能な「無人お渡しシステム」は設置台数が当第3四半期累計期間末で35店舗(前事業年度末に比べて13店舗の増加)となり、11月には、店頭の「お預り」と「お引き取り」の両方に対応できる「無人受付システム」の試験導入を始めました。更に、キャッシュレス決済ができる店舗は500店を超えました。
その一方で、事業の効率化のため、2019年6月1日に広島県の尾道プラントにおける生産と同プラントが管轄する店舗を福山プラントに統合し、2019年9月1日に大阪市の大正工場の生産と同工場が管轄する店舗を住之江工場に統合しました。
店舗政策は、新規出店として先に述べた事業の一部譲受けを含め31店舗をオープンし、8年ぶりに一新した看板デザインを入れて35店舗をリニューアルしました。その一方で、不採算店や取次店オーナーの高齢化などにより54店舗を閉鎖し、スクラップ&ビルドを進めた結果、当第3四半期累計期間末の店舗数は615店舗(前事業年度末に比べて23店舗の減少、前年同四半期累計期間末に比べて27店舗の減少)となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、諸々の施策に取り組みましたが、暖冬の影響を受けてコートを中心とした重衣料の入荷が不調であったこと、春場の最需要期に超大型連休へ家計支出が流れたこと、また、夏場から天候不順や記録的な台風続きで店頭持ち込み機会を失ったことなどの影響を受けて、売上高は5,312,004千円と前年同四半期と比べ77,220千円(1.4%)の減収となりました。
利益につきましては、プラント・工場の統合と不採算店の閉鎖に伴う一時費用や人件費の上昇などから、営業利益は265,492千円と前年同四半期と比べ152,169千円(36.4%)の減益、経常利益は339,176千円と前年同四半期と比べ166,027千円(32.9%)の減益、四半期純利益は204,577千円と前年同四半期と比べ100,790千円(33.0%)の減益となりました。
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて125,356千円増加し、1,354,507千円となりました。これは、現金及び預金が69,943千円減少したものの、預け金が110,738千円、売掛金が76,356千円増加したことなどによります。
固定資産は、前事業年度末に比べて210,748千円増加し、3,941,678千円となりました。これは、無形固定資産が129,760千円、有形固定資産が66,830千円増加したことなどによります。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べて336,105千円増加し、5,296,185千円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて160,684千円増加し、899,800千円となりました。これは、未払金が73,803千円、1年内返済予定の長期借入金30,000千円、未払法人税等が13,503千円増加したことなどによります。
固定負債は、前事業年度末に比べて28,800千円増加し、618,624千円となりました。これは、長期借入金が47,830千円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて189,484千円増加し、1,518,425千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前事業年度末に比べて146,620千円増加し、3,777,760千円となりました。これは、利益剰余金が146,703千円増加したことなどによります。
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
2019年8月19日の取締役会において、有限会社清洗舎の事業譲受けに関する決議を行い、2019年10月1日を譲渡日とする譲渡契約を2019年9月12日付で締結しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。