第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成28年10月1日~平成29年3月31日)におけるわが国経済は、企業業績の向上や雇用環境の改善により、全般的に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、米国新政権の政策動向および英国のEU離脱問題の影響、新興国経済の停滞や地政学リスクの高まりにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

保険業界におきましては、マイナス金利政策の影響による貯蓄性保険商品の販売停止や代理店手数料率の低下、改正保険業法に対応するための管理強化等により、厳しい営業環境が継続しております。

このような状況の下、当社グループは、保険流通改革のパイオニア企業として国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」を主軸とする「Web to Call to Real」の一気通貫型サービスにより、お客様のあらゆる保険ニーズに対応できるプラットホーム戦略を推進してまいりました。

国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」は、保険情報のディストリビューターとしてさらなるお客様のユーザビリティ向上と、保険会社各社との連携強化のための進化を追求しております。

スマートフォン・タブレットを含めたあらゆるデバイスを通じた保険の比較・申込サービスを推進するために、きめ細かい施策を講じ、効果的なWebマーケティングによりコスト効率の向上を図りつつ、保険に対するニーズに着実にアプローチしております。

また、当社独自開発の顧客管理システムを活用したCRM戦略の一環として協業提携先とのネットワーク化を進め、万全の顧客管理と保全管理体制を構築しながら、全国の個人・法人の保険ニーズに対応しております。

さらに、ガバナンス体制およびコンプライアンス体制の充実や情報セキュリティ体制の強化を継続し、改正保険業法に対応した保険募集管理態勢の強化に全社的に取り組み、管理体制面においても積極的に経営資源を投下しております。

これらの取り組みの中、保険代理店事業におきましては、各種施策が奏功し、集客数が堅調に推移しております。なお、メディア事業におきましては、保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」の価値向上が広告メディア関連の収益に寄与し、再保険事業におきましては、再保険収入が引き続き順調に伸長いたしました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,887百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は455百万円(前年同期比29.1%減)、経常利益は452百万円(前年同期比27.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は331百万円(前年同期比11.8%減)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。

保険代理店事業におきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,438百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は280百万円(前年同期比41.7%減)となりました。

メディア事業におきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は432百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は107百万円(前年同期比4.0%増)となりました。

再保険事業におきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は336百万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は66百万円(前年同期比15.6%増)となりました。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末に比べ総資産は301百万円増加し7,262百万円、負債は536百万円増加し2,930百万円、純資産は234百万円減少し4,331百万円となりました。

資産の増加の主な要因は、現金及び預金の増加124百万円であります。負債の増加の主な要因は、従業員持株会支援信託ESOP導入に伴う借入金の増加277百万円によるものであります。また、純資産の減少の主な要因は、従業員持株会支援信託ESOP導入に伴う自己株式の増加274百万円によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ124百万円増加し、1,169百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は、税金等調整前四半期純利益498百万円(前年同期は594百万円)、減価償却費211百万円(前年同期は145百万円)等により、640百万円の収入(前年同期は681百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、無形固定資産の取得による支出60百万円(前年同期は142百万円の支出)等により、57百万円の支出(前年同期は177百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、自己株式の取得による支出289百万円(前年同期は349百万円の支出)、配当金の支払額273百万円(前年同期は246百万円の支出)等により、459百万円の支出(前年同期は786百万円の支出)となりました。

 

(4)保険代理店事業に係る売上計上について

保険代理店事業の主たる収入は保険代理店手数料収入であります。当社は、保険契約の媒介及び代理行為に伴い、各保険会社との契約及び手数料規程に基づき保険代理店手数料を受領しております。

保険代理店手数料の受領形態は、保険商品の種類(生命保険・損害保険、契約期間(1年・複数年)、保険料支払方法(年払い・月払い)、その他)、保険会社毎の契約及び規程により様々な形態があり、保険契約成立時に受領するもの(初回手数料)及び保険契約継続に応じて受領するもの(2回目以降手数料)等、これらについて一括又は分割ならびにその受領割合等が異なるものが存在しております。

 当社は、初回手数料については保険契約成立時に受領する手数料額を売上計上しているほか、2回目以降手数料の一部については、複数年にわたる期間を対象とする保険契約のうち保険会社より計算結果確認書面の受領が可能である等の条件の下、翌1年の間に回収される手数料額を売上計上する翌1年基準を採用しております(一方で、将来発生する解約に備えて引当金を計上しております)。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。