文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成29年10月1日~平成30年3月31日)におけるわが国経済は、政府・日銀による積極的な政策運営により、為替・株式が安定的に推移し、企業業績の向上や所得・労働環境の改善により、全般的に緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、東アジア地域における地政学的リスクや、米国による大幅な関税政策見直しによる政治・経済的対立が懸念される中、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況下、保険業界においては、経済のグローバル化進展や、AIやRPAなどのテクノロジーの発展により、更なる経営の高度化と人生100年時代に即した、お客様本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)の実現を求められております。
当社グループは、保険流通改革のパイオニア企業として、国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」を主軸とするサービスにより、お客様のあらゆる保険ニーズに対応できるプラットホーム戦略を推進してまいりました。
国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」は、保険情報のディストリビューターとして、ユーザビリティを向上させ、お客様の体験価値を高めていくと共に、保険会社各社との連携強化のための進化を追求しております。
高品質な保険の比較・申込サービスを提供するために、従来のIT・システム投資のみならず、新たなマーケティングツールの開発やSNSの活用など効果的なWebマーケティングにより、コスト効率の向上を図り、保険に対するニーズに着実にアプローチしております。
さらに、ガバナンス体制およびコンプライアンス体制の充実や情報セキュリティ体制の強化を継続し、平成28年5月施行の改正保険業法に適応した保険募集管理体制の強化に全社的に取り組み、管理体制面においても積極的に経営資源を投下しております。
また、当社独自開発の顧客管理システムを活用したCRM戦略の一環として、協業提携先とのネットワーク化を進め、万全の顧客管理と保全管理体制を構築しながら、高度なお客様サービスを実現しております。
これらの取り組みの中、保険代理店事業においては堅調に推移し、増収増益となりました。なお、メディア事業におきましては、スポットでの広告受注からレギュラー広告受注へと形態が変化してきたことに伴い一時的に減収となっておりますが、引き続き好調に広告出稿をいただいております。また、再保険事業におきましては、再保険収入が引き続き順調に伸張いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,653百万円(前年同期比19.7%増)、営業利益は615百万円(前年同期比35.0%増)、経常利益は603百万円(前年同期比33.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は411百万円(前年同期比23.9%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
保険代理店事業におきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,175百万円(前年同期比21.4%増)、営業利益は485百万円(前年同期比73.5%増)となりました。
メディア事業におきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は286百万円(前年同期比33.8%減)、営業利益は82百万円(前年同期比23.5%減)となりました。
再保険事業におきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高は356百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は45百万円(前年同期比31.5%減)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末に比べ総資産は99百万円増加し7,815百万円、負債は118百万円増加し3,256百万円、純資産は19百万円減少し4,558百万円となりました。
資産の増加の主な要因は、現金及び預金の増加490百万円および未収入金の減少327百万円であります。負債の増加の主な要因は、未払金の増加147百万円によるものであります。また、純資産の減少の主な要因は、自己株式取得等に伴う自己株式の増加175百万円および利益剰余金の増加137百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ490百万円増加し、1,790百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は、税金等調整前四半期純利益603百万円(前年同期は498百万円)、減価償却費204百万円(前年同期は211百万円)等により、1,105百万円の収入(前年同期は640百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出45百万円(前年同期は55百万円の支出)等により、80百万円の支出(前年同期は57百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、自己株式の取得による支出194百万円(前年同期は289百万円の支出)、配当金の支払額274百万円(前年同期は273百万円の支出)等により、534百万円の支出(前年同期は459百万円の支出)となりました。
(4)保険代理店事業に係る売上計上について
保険代理店事業の主たる収入は保険代理店手数料収入であります。当社は、保険契約の媒介及び代理行為に伴い、各保険会社との契約及び手数料規程に基づき保険代理店手数料を受領しております。
保険代理店手数料の受領形態は、保険商品の種類(生命保険・損害保険、契約期間(1年・複数年)、保険料支払方法(年払い・月払い)、その他)、保険会社毎の契約及び規程により様々な形態があり、保険契約成立時に受領するもの(初回手数料)及び保険契約継続に応じて受領するもの(2回目以降手数料)等、これらについて一括又は分割ならびにその受領割合等が異なるものが存在しております。
当社は、初回手数料については保険契約成立時に受領する手数料額を売上計上しているほか、2回目以降手数料の一部については、複数年にわたる期間を対象とする保険契約のうち保険会社より計算結果確認書面の受領が可能である等の条件の下、翌1年の間に回収される手数料額を売上計上する翌1年基準を採用しております(一方で、将来発生する解約に備えて引当金を計上しております)。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。