第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間(2018年10月1日~2018年12月31日)におけるわが国経済は、引き続き企業収益の改善が進むと同時に、雇用・所得の改善から個人消費にも持ち直しが続いており、景気は全体として緩やかな回復基調で推移しました。一方、米中の貿易摩擦のさらなる深刻化による貿易取引の停滞懸念、世界的な地政学的リスクの高まりなどにより、景気の動向は不透明な状況が続いております。

 保険業界においては、AI等のテクノロジーの発展や、医療技術の進歩を背景に、高度な情報社会と人生100年時代に即した、お客様本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)の実現を求められております。

 このような状況下、当社グループは、保険流通改革のパイオニア企業として、国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」を主軸とするサービスにより、お客様のあらゆる保険ニーズに対応できるプラットホーム戦略を推進してまいりました。

 国内最大級の保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」は、保険情報のディストリビューターとして、更なるお客様のユーザビリティ向上と、保険会社各社との連携強化のための進化を追求しております。

 高品質な保険の比較・申込サービスを推進するために、従来のIT・システム投資のみならず、新たなマーケティングツールの開発やSNSの活用など、効果的なWebマーケティングによりコスト効率の向上を図り、保険に対するニーズに着実にアプローチしております。

 さらに、ガバナンス体制およびコンプライアンス体制の充実や、情報セキュリティ体制の強化を継続し、保険業法や個人情報保護法等の関係法令に適応した保険募集管理体制の強化に全社的に取り組み、管理体制面においても積極的に経営資源を投下しております。

 また、当社独自開発の顧客管理システムを活用したCRM戦略の一環として、協業提携先とのネットワーク化を進め、万全の顧客管理と保全管理体制を構築しながら高度なお客様サービスを実現しております。

 これらの取り組みの中、保険代理店事業においては、新コールセンターの運営、アポイント(商談機会)獲得に注力するなど、積極的なプロモーション活動を継続してまいりました。

 なお、メディア事業におきましては、引き続き好調に広告出稿をいただいております。また、再保険事業におきましても、順調に推移いたしました。

 以上により、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,521百万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は273百万円(前年同期比3.0%増)、経常利益は259百万円(前年同期比0.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は167百万円(前年同期比8.2%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(保険代理店事業)

 積極的なプロモーションを実施したことによりアポイント(商談機会)が順調に推移し増収となりました。利益面については、当該プロモーションコストの増加、IT関連コストの増加等により売上原価、販売費及び一般管理費が前年同期比で増加し減益となりました。

この結果、保険代理店事業におきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,171百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は163百万円(前年同期比22.6%減)となりました。

(メディア事業)

 保険選びサイト「保険市場(ほけんいちば)」への広告出稿を引き続き好調にいただき増収増益となりました。

この結果、メディア事業におきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は328百万円(前年同期比194.8%増)、営業利益は87百万円(前年同期比194.1%増)となりました。

(再保険事業)

 売上高は引き続き順調に推移し増収となりましたが、前期に比べ販売費及び一般管理費が増加したため減益となりました。

この結果、再保険事業におきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は188百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は21百万円(前年同期比8.1%減)となりました。

 

 

 

①財政状態

(資産合計)

 当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ88百万円減少し7,703百万円(前連結会計年度末は7,792百万円)となりました。

 流動資産は、前連結会計年度末比109百万円増加しましたが、これは主に、売掛金の増加148百万円等によるものです。

 固定資産は、前連結会計年度末比198百万円減少しましたが、これは主に、投資その他の資産の減少171百万円等によるものです。

(負債合計)

 当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ123百万円増加し3,403百万円(前連結会計年度末は3,279百万円)となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末比123百万円増加しましたが、これは主に、短期借入金の増加300百万円等によるものです。

(純資産合計)

 純資産は前連結会計年度末比212百万円減少しましたが、これは主に、自己株式の取得に伴う減少94百万円、

当金支払い等に伴う利益剰余金の減少12百万円によるものです。

 なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については、当該会計方針の変更等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

 

②経営成績

(売上高)

 当第1四半期連結累計期間の売上高は2,521百万円(前年同期比8.1%増)となりました。これは、保険代理店事業において、積極的なプロモーションを実施し、アポイント(商談機会)が順調に推移したことによる売上高の増加、メディア事業において、引き続き好調に広告出稿をいただいたこと等により全てのセグメントにおいて前年同期比で増収となったことによるものであります。

(売上原価、販売費及び一般管理費)

 当第1四半期連結累計期間の売上原価は、754百万円(前年同期比17.3%増)となりました。主な増加要因としましては、保険代理店事業におけるWeb等のプロモーションコストの増加によるものであります。

 当第1四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、1,494百万円(前年同期比4.9%増)となりました。主な増加要因としましては、IT関連コストの増加によるものであります。

(営業利益)

 当第1四半期連結累計期間の営業利益は、273百万円(前年同期比3.0%増)となりました。主な増加要因としましては、売上高が増加したことによるものであります。

(経常利益)

 当第1四半期連結累計期間の経常利益は、259百万円(前年同期比0.6%増)となりました。主な増加要因としましては、売上高が増加したことによるものであります。

(親会社株主に帰属する四半期純利益)

 当第1四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は167百万円(前年同期比8.2%減)となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第1四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性

 当第1四半期連結累計期間において、資本の財源及び資金の流動性の重要な変更はありません。

 

(7)保険代理店事業に係る売上計上について

 保険代理店事業の主たる収入は保険代理店手数料収入であります。当社は、保険契約の媒介及び代理行為に伴い、各保険会社との契約及び手数料規程に基づき保険代理店手数料を受領しております。

 保険代理店手数料の受領形態は、保険商品の種類(生命保険・損害保険、契約期間(1年・複数年)、保険料支払方法(年払い・月払い)、その他)、保険会社毎の契約及び規程により様々な形態があり、保険契約成立時に受領するもの(初回手数料)及び保険契約継続に応じて受領するもの(2回目以降手数料)等、これらについて一括又は分割ならびにその受領割合等が異なるものが存在しております。

 当社は、初回手数料については保険契約成立時に受領する手数料額を売上計上しているほか、2回目以降手数料の一部については、複数年にわたる期間を対象とする保険契約のうち保険会社より計算結果確認書面の受領が可能である等の条件の下、顧客との契約における履行義務が充足した額を収益として認識しております(一方で、将来発生する解約相当額を収益額に加味しております)。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。