○添付資料の目次

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2

(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2

(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 4

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………… 4

2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5

(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………… 5

(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………… 6

(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… 7

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7

(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 7

(収益認識関係) ……………………………………………………………………………………… 8

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための行動制限が緩和され、個人消費を中心に緩やかながら回復基調にあります。一方、ウクライナ危機の長期化に伴う資源価格の高騰、世界的なインフレ加速に伴う各国の政策金利の引き上げ、円安・ドル高の進行等、かつてない先行き不透明な状況が続いております。

このような経済環境の中、当社の主要なマーケットであります製造業の分野では、営業活動やアフターサービス業務等の顧客接点を効率化するソリューションの導入や建設業界のBIM[※1]化推進の影響等により、受注は順調に推移しております。建設業の分野では、建物の設計・施工を効率化するBIMを中心とした各種ソリューションの受注が好調に推移しました。また、新たな取り組みとして進めているMEP(機械・電気・配管)向けBIMの導入も増加しております。公共事業の分野では、防災・減災対策や環境アセスメントに加え、再生可能エネルギー関連の受注が堅調に推移しております。

当第1四半期累計期間のソリューションサービス事業は、BIMを起点とした建設DX[※2]が建設業や建材メーカーに加え、サブコンや住宅設備メーカーにも波及し好調に推移しております。

エンジニアリングサービス事業は、河川防災関連業務等の受注は堅調に推移したものの、全般的に発注者側の環境変化の影響を受け、受注時期が遅延しました。

これらの結果、当第1四半期累計期間の売上高は1,973,447千円(前年同期比1.3%増)、営業利益は360,998千円(前年同期比3.4%減)、経常利益は369,606千円(前年同期比3.8%減)、四半期純利益は256,071千円(前年同期比3.9%減)となりました。

 

セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。

・ソリューションサービス事業

ソリューションサービス事業につきましては、製造業および建設業向けに業務の効率化、事業拡大を支援するサービスを自社ソリューション中心に展開しております。

製造業向けサービスにつきましては、営業支援ソリューション(製品名:EasyコンフィグレータおよびWebレイアウトプランナー)の受注が住宅設備メーカーや建材メーカーを中心に好調に推移しており、非接触(リモート、バーチャル)化に向けての動きも徐々に進んでおります。また、建設業界のBIM化推進、浸透に伴い住宅設備メーカーを中心にBIM連携業務の引き合いが加速しております。CAD[※3]やPLM[※4]などの設計支援や保守支援ソリューション(製品名:PLEXおよびFieldPlanner)につきましても業務の効率化やアフターサービスを重視する流れから、引き合いは底堅く推移しております。特にPLM事業につきましては、PLMを中核とした周辺業務(営業/保守/生産等)との連携に期待するニーズも増えており、今後の中核事業として拡大をめざしてまいります。

建設業向けサービスにつきましては、建設業界の好調な業績を背景とした建設DXによる効率化・省力化への投資意欲は継続して高く、BIM関連業務を中心に引き合いは増加し、受注は堅調に伸長しました。

今後、製造業向けサービスにつきましては、toDMG[※5]ブランドの立ち上げに注力し、さらなる事業拡大をめざしてまいります。また、建設業向けサービスにつきましては、BooT.one[※6]をはじめとしたtoBIM[※7]ブランドの育成やサービスの拡充に加え、新たな領域であるMEP(機械・電気・配管)向けBIMの販売拡大に注力してまいります。

業績面では、BIM関連業務および営業支援ソリューション等の好調な受注状況により売上高は堅調に推移しました。

これらの結果、当第1四半期累計期間の売上高は1,344,626千円(前年同期比5.3%増)、セグメント利益は338,327千円(前年同期比11.0%増)となりました。

 

 

・エンジニアリングサービス事業

エンジニアリングサービス事業につきましては、防災系エンジニアリング業務、環境系コンサルティング・まちづくり支援業務、建設情報化支援サービス業務を中心に展開しております。

防災系エンジニアリング業務は、激甚化・頻発化する自然災害の備えに対する社会の要請が増加しており、国土交通省の河川ハザードマップに関わるガイドライン更新に伴い地方自治体管轄の中小河川を対象とした浸水想定業務や海岸保全事業に関わる津波高潮対策検討業務、さらに昨今の内水氾濫に起因する都市の浸水対策業務など、水防災関連の引き合いが堅調に推移しております。

環境系コンサルティング・まちづくり支援業務は、都市開発の生活環境に関わる環境アセスメント、海岸保全・道路事業・再生可能エネルギーに関連する解析業務の売上高が順調に推移しました。また、人流データなどビッグデータを活用したまちづくり支援業務、地方自治体の公園施設計画、地球温暖化対策支援事業などの社会マネジメント業務の売上高が伸長しております。

建設情報化支援サービス業務は、国土交通省が掲げる2023年度「直轄工事でBIM/CIM[※8]原則導入」や2025年度達成目標の「建設土木現場の生産性2割向上」を背景に建設情報化支援のニーズが高まっており、CIM活用コンサルティング業務や関連システムの開発に加え、鉄道・通信等インフラ事業に関わる引き合いが増加しております。

今後は、効率化を求めつつも高度化・複雑化した解析関連業務に対応すべく情報処理技術、解析技術に磨きをかけるとともに、まちづくり支援業務では、より多様化した社会ニーズに応えるデータ解析技術の確立に努めます。また、既存の技術提供サービスに加え、toCIM[※9]ブランドとして昨年販売を開始した自社開発のアドインパッケージNavismaster[※10]の本格的な販売拡大をめざしてまいります。

業績面では、堅調な河川防災関連業務の受注に加え、今後を見据え、カーボンニュートラルに向けたまちづくり計画支援に関する業務を戦略的に受注しましたが、ソフトウエア販売の減少に加え、全般的に受注時期が遅延したことにより、稼働率が低下しました。

これらの結果、当第1四半期累計期間の売上高は628,821千円(前年同期比6.4%減)、セグメント利益は189,675千円(前年同期比14.5%減)となりました。

 

※1:BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)

コンピュータ上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報等の属性データを追加した建築物のデータベースを、建築設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのモデルシステム。

※2:DX(デジタル・トランスフォーメーション)

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

※3:CAD(コンピュータ・エイデッド・デザイン)

コンピュータを利用して機械・電気製品等の設計を行うこと。コンピュータとの会話形式で設計を行う。

※4:PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)

製造業において、製品開発期間の短縮、生産工程の効率化および顧客の求める製品の適時市場投入が行えるように、企画・開発から設計、製造・生産、出荷後のサポートやメンテナンス、生産・販売の打ち切りまで、製品にかかわるすべての過程を包括的に管理すること。

※5:toDMG(トゥー・ディーエムジー)

当社の親会社のトランス・コスモス株式会社と応用技術株式会社の頭文字「t」と「o」にDMG(デジタルマニュファクチャリング)を配置したブランド名称。製造業の「設計」から「製造」までの各工程のデータをデジタル化することにより、組織全体の生産性向上をめざすサービス全般を指す。

※6:BooT.one(ブート・ワン)

大成建設株式会社が社内で蓄積してきた「BIM規格」のノウハウを応用技術株式会社が引き継ぎ進化させ「toBIM」ブランドで提供するAutodesk社のRevitのアドインパッケージ。「BIM規格」はコマンドツール、テンプレート、ファミリ、活用ガイドライン、トレーニング教材の5つのカテゴリの総称で、「BooT.one」はこれらをパッケージ化した商品。Revitユーザの生産効率を大幅に向上させることが可能となる。

 

※7:toBIM(トゥー・ビム)

当社の親会社のトランス・コスモス株式会社と応用技術株式会社の頭文字「t」と「o」にBIMを配置したブランド名称。トランス・コスモス株式会社によるBPOサービスと当社によるシステム開発のそれぞれを効果的に提供し、顧客企業の生産性向上を推進するためのBIMトータルサービス全般を指す。

※8:CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)

建設生産システムの基軸を従来の2次元モデルから3次元モデルへ拡張し、データをコンピュータ上に構築・共有しながら統合的に調査、計画、設計、解析、施工、維持管理にいたる一連のワークフローを効率化するシステム。

※9:toCIM(トゥー・シム)

当社の親会社のトランス・コスモス株式会社と応用技術株式会社の頭文字「t」と「o」にCIMを配置したブランド名称。土木事業のCIM活用シーンで「システム導入・開発」「プロジェクト支援」「人材育成」「業務プロセス改善」など、顧客企業の課題解決および土木事業全体の生産性向上を推進するためのCIMサービス全般を指す。

※10:Navismaster(ナビスマスター)

これまで応用技術が蓄積してきた「BIM/CIM」における3次元モデリング技術やCAD開発技術のノウハウを融合させることにより誕生した「toCIM」ブランドで提供するAutodesk社のNavisworksのアドインパッケージ。「3次元モデル成果物作成要領(案)」に沿った納品支援、また、属性項目編集や属性活用等の機能を実装し、統合された3次元モデルの属性の活用や設計から施工にかけてのデータ共有等の処理効率を大幅に向上させることが可能となる。

 

(2)財政状態に関する説明

(資産の部)

当第1四半期会計期間末の総資産は、5,690,137千円となり前事業年度末と比較し52,544千円減少しました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産387,558千円、繰延税金資産33,603千円がそれぞれ増加したものの、前期決算に係る法人税等の納付および配当金の支払等により、預け金400,000千円が減少し、また、商品83,854千円が減少したためであります。

 

(負債の部)

当第1四半期会計期間末の負債は、1,195,157千円となり前事業年度末と比較し138,342千円減少しました。これは主に、賞与引当金126,222千円が増加したものの、買掛金118,642千円、未払法人税等92,946千円がそれぞれ減少したためであります。

 

(純資産の部)

当第1四半期会計期間末の純資産は、四半期純利益を256,071千円計上したことおよび配当金171,290千円の支払を実施したこと等により、前事業年度末から85,797千円増加し、4,494,980千円となりました。

 

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明

現時点において2023年2月8日に公表いたしました通期の業績予想に変更ありません。

 

 

2.四半期財務諸表及び主な注記

(1)四半期貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前事業年度

(2022年12月31日)

当第1四半期会計期間

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

469,613

493,923

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

2,002,845

2,390,404

 

 

電子記録債権

36,293

36,272

 

 

商品

92,156

8,302

 

 

貯蔵品

4,346

4,564

 

 

預け金

2,600,000

2,200,000

 

 

前払費用

51,673

53,357

 

 

その他

20,052

2,473

 

 

流動資産合計

5,276,981

5,189,299

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

94,244

92,704

 

 

無形固定資産

35,964

36,382

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

繰延税金資産

202,662

236,265

 

 

 

差入保証金

108,297

108,297

 

 

 

その他

24,532

27,188

 

 

 

投資その他の資産合計

335,491

371,752

 

 

固定資産合計

465,700

500,838

 

資産合計

5,742,682

5,690,137

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

買掛金

463,165

344,523

 

 

未払法人税等

251,992

159,046

 

 

前受金

188,858

157,391

 

 

賞与引当金

41,575

167,797

 

 

受注損失引当金

12,879

992

 

 

その他

318,566

308,854

 

 

流動負債合計

1,277,038

1,138,606

 

固定負債

 

 

 

 

資産除去債務

56,461

56,550

 

 

固定負債合計

56,461

56,550

 

負債合計

1,333,499

1,195,157

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

600,000

600,000

 

 

資本剰余金

391,755

391,755

 

 

利益剰余金

3,422,544

3,507,325

 

 

自己株式

△4,389

△4,389

 

 

株主資本合計

4,409,910

4,494,691

 

評価・換算差額等

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△727

288

 

 

評価・換算差額等合計

△727

288

 

純資産合計

4,409,182

4,494,980

負債純資産合計

5,742,682

5,690,137

 

 

 

(2)四半期損益計算書

第1四半期累計期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期累計期間

(自 2022年1月1日

 至 2022年3月31日)

当第1四半期累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

1,948,899

1,973,447

売上原価

1,330,744

1,336,401

売上総利益

618,155

637,046

販売費及び一般管理費

244,326

276,048

営業利益

373,828

360,998

営業外収益

 

 

 

受取利息

2,469

2,606

 

受取奨励金

8,256

5,750

 

その他

96

252

 

営業外収益合計

10,823

8,608

営業外費用

 

 

 

為替差損

497

 

営業外費用合計

497

経常利益

384,154

369,606

特別利益

 

 

 

固定資産売却益

40

 

特別利益合計

40

特別損失

 

 

 

固定資産除却損

46

0

 

特別損失合計

46

0

税引前四半期純利益

384,147

369,606

法人税、住民税及び事業税

263,980

147,586

法人税等調整額

△146,199

△34,051

法人税等合計

117,781

113,534

四半期純利益

266,365

256,071

 

 

 

(3)四半期財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報)

Ⅰ  前第1四半期累計期間(自  2022年1月1日  至  2022年3月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

四半期損益
計算書計上額

(注)2

ソリューション
サービス事業

エンジニアリング
サービス事業

売上高

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

1,276,990

671,908

1,948,899

1,948,899

セグメント間の内部売上高又は振替高

1,276,990

671,908

1,948,899

1,948,899

セグメント利益

304,763

221,760

526,523

△152,695

373,828

 

(注) 1.セグメント利益の調整額は、報告セグメントに帰属しない全社費用であり、主に事業戦略本部および本社管理部に係る費用であります。

2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

該当事項はありません。

 

Ⅱ  当第1四半期累計期間(自  2023年1月1日  至  2023年3月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

四半期損益
計算書計上額

(注)2

ソリューション
サービス事業

エンジニアリング
サービス事業

売上高

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

1,344,626

628,821

1,973,447

1,973,447

セグメント間の内部売上高又は振替高

1,344,626

628,821

1,973,447

 ―

1,973,447

セグメント利益

338,327

189,675

528,002

△167,004

360,998

 

(注) 1.セグメント利益の調整額は、報告セグメントに帰属しない全社費用であり、主に事業戦略本部および本社管理部に係る費用であります。

2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

該当事項はありません。

 

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前第1四半期累計期間(自  2022年1月1日  至  2022年3月31日)

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

ソリューション

サービス事業

エンジニアリング

サービス事業

請負契約等による収益

1,027,344

461,467

1,488,811

販売およびライセンス料等による収益

249,646

210,441

460,087

顧客との契約から生じる収益

1,276,990

671,908

1,948,899

外部顧客への売上高

1,276,990

671,908

1,948,899

 

(注) 請負契約等による収益は、各セグメントにおいて主に一定の期間にわたり収益を認識しており、販売およびライセンス料等による収益は、各セグメントにおいて主に一時点で収益を認識しております。

 

当第1四半期累計期間(自  2023年1月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

ソリューション

サービス事業

エンジニアリング

サービス事業

請負契約等による収益

1,104,225

440,018

1,544,244

販売およびライセンス料等による収益

240,400

188,803

429,203

顧客との契約から生じる収益

1,344,626

628,821

1,973,447

外部顧客への売上高

1,344,626

628,821

1,973,447

 

(注) 請負契約等による収益は、各セグメントにおいて主に一定の期間にわたり収益を認識しており、販売およびライセンス料等による収益は、各セグメントにおいて主に一時点で収益を認識しております。