第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについては重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費者マインドの悪化により個人消費が横ばいで推移していることや企業収益の改善傾向も弱含みなことから、足踏み状態が続いています。

 政府は、消費税率10%への引上げを2019年10月まで延期することと併せて、大胆な経済対策を盛り込んだ経済・財政運営を進めることで、引き続き企業収益を投資の増加や所得、雇用環境の改善等につなげ、経済の好循環の更なる拡大を目指しています。

 先行きについては、英国のEU離脱により世界経済の不確実性がより高まっていることに加え、より一層の円高・株安の進行も予測される中にあっては、景気の下振れリスクに留意する必要があります。

 当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、引き続き訪日外国人増加の影響により稼働率は安定しているものの、商業施設においては、いわゆる「爆買い」の効果は一巡、金融機関においてはその収益性がマイナス金利の影響を受けています。このような環境下にあって当社グループは、既存顧客からの売上をきめ細かく積上げると共に新規案件の掘り起こしに努めました。費用面においては引き続き効率的な執行を行いました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間における連結売上高は13,916百万円(前年同期比7.2%増)、連結営業利益は472百万円(前年同期比68.6%増)、連結経常利益は447百万円(前年同期比67.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は324百万円(前年同期比44.8%増)となりました。

 

 当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の業績の業況は以下のとおりです。

 

①スチュワード管理事業 株式会社セントラルサービスシステム(CSS)

 当事業は、ホテル・レストランにおける食器洗浄業務を中心としたスチュワード管理を全国展開している当社グループの中核事業です。

 当第3四半期連結累計期間においては、4件の新規案件が獲得できたことに加え、臨時業務の積上げが貢献したことで、売上については、計画・前年共に上回ることとなりました。また、不採算事業所からの撤退を進めると共に、業務の効率化をより一層進めることで労務費の適正化に努めた結果、営業利益についても計画・前年共に上回ることとなりました。

 この結果、売上高4,848百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は184百万円(前年同期比28.2%増)となりました。

 

②総合給食事業 株式会社センダン(SDN)

 当事業は、従業員食堂を中心にレストラン運営などフードサービスに係る総合給食事業を全国展開しています。
 当第3四半期連結累計期間においては、熊本地震に伴う一部事業所の一時休業による売上減が懸念されたものの、主要顧客であるホテルの高稼働及び新入社員の入社によって、客数が安定的に推移していることに加え、合宿施設・研修施設の高稼働が寄与したことで、前年を上回る売上を確保することができました。不採算事業所の改善に注力すると共に、費用面においては、原価及び人件費が概ね計画通りに執行できたことで、営業利益についても前年を上回ることとなりました。

 この結果、売上高1,801百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益は46百万円(前年同期比26.5%増)となりました。

 

 

③映像・音響機器等販売施工事業 東洋メディアリンクス株式会社(TML)

 当事業は、音楽関連事業とセキュリティー・システム、映像・音響システムの設計施工事業を幅広い顧客向けに展開している当社グループの中核事業です。

 当第3四半期連結累計期間においては、金融営業部門がマイナス金利の影響が懸念される中でも、累計では引続き売上高確保に貢献するとともに商業施設・ホテルを中心とする法人営業部門及び開発営業部門も比較的堅調に推移致しました。また、今期より強化を図った関西エリアについても実績を積み上げてきたこともあわせ、売上高全体では前年及び計画値を上回ることとなりました。

 費用面においては、販売管理費の効率的な執行に努めました。

 この結果、売上高は2,271百万円(前年同期比10.0%増)、営業利益は65百万円(前年同期は営業損失48百万円)となりました。

 

④音響・放送機器等販売事業 音響特機株式会社(OTK)

 当事業は、大型スピーカーやアンプ等のプロフェッショナル向け音響機器の輸入および販売事業を展開しております。

 当第3四半期連結累計期間においては、放送局、ホテル、商業施設、学校、会館・ホール、レジャー施設等幅広く商品の納入が進みました。また、九州、関西での展示会・研修会への参加に加え、米国ラスベガスでの展示会を通じ、海外ブランドのメーカーとの連携強化に努めました。
 費用面においては、海外製品の仕入コストの低減に円高が寄与すると共に、販売管理費については引き続き効率的な執行に努めました。

 この結果、売上高は2,659百万円(前年同期比19.0%増)、営業利益は103百万円(前年同期比40.6%増)となりました。

 

⑤食材販売事業 ヤマト食品株式会社(YMT)

 当事業は、SDNに加え、当社グループとしてフードサービスの更なる拡大へ向け、高齢者福祉施設、建設会社現場事務所を中心に献立付食材販売並びに受託給食を展開しております。

 当第3四半期連結累計期間においては、建設系受託先の季節波動の影響とその他失注等により、売上については前年を下回ることとなりました。

 費用については、原価削減の効果が安定化しつつあることに加え、人件費その他経費についても計画を下回る水準で推移しており、収支改善の強化が図られてきています。

 この結果、売上高は2,376百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は62百万円(前年同期比22.6%増)となりました。

 

⑥総務・人事・経理管理事業 株式会社CSSビジネスサポート(CBS)

 当事業は、総務・人事・経理業務をグループ各社より受託しております。

 当第3四半期連結累計期間においては、引き続きグループ各社の管理業務の効率化に努めました。採用業務を受託するグループ会社については、来年度の新卒採用の実務を行うと共に、IT部門においてはYMT社の販売管理システム導入サポートの継続、その他グループ各社のニーズに合せた新規システムの導入及び入替に着手いたしました。

 この結果、業績は概ね計画通り推移いたしました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対応すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。