当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による事業への影響は、新型コロナウイルス感染症の収束時期によ
り、大きく変動する可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりとなります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が10月に全面解除されたことを背景に経済活動が回復へと向かう動きがみられました。感染対策として、3回目のワクチン接種や治療薬の確保・開発が進む一方で、感染力の高い新変異株の出現等によって先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、業種・企業によっては機会と捉え積極的な投資や業態の変革により事業拡大を図る等、二極化の傾向は依然として続いておりますが、企業の情報化投資においては、企業規模に関わらずDXを中心に需要が伸びております。その結果、当社の属する情報サービス産業では、営業・販売活動のデジタル化への取り組みや、それらを支援する新たなネットワークサービスの開発などに加え、AI・IoT技術を活用したシステムインテグレーションおよび管理運営受託が堅調に推移しております。しかしながら、デジタル人材の供給面に目を向けると、慢性的なシステム/ネットワークエンジニアの不足が更に拡大しております。
当社グループは、このような環境下で、デジタル人材の育成に努めるとともに、人的リソースの再配置等を機動的に進めることによって運送事業会社ならびに通信会社向けシステム構築案件での受注が拡大し、売上高は12,041百万円(前年同期比13.7%増)となりました。また、利益面におきましては事業構造モデルの改革に向けたSIビジネス(Lift&Shift※)へのリソースの集約化による高収益化および既存マーケットからの派生開発案件の拡大により、営業利益は1,122百万円(同41.7%増)、経常利益は1,133百万円(同22.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は755百万円(同26.6%増)と推移いたしました。
※レガシー環境をクラウド環境へ移行(Lift)し、クラウド環境に最適化しながらシステム再構築を段階的に
進めていく(Shift)こと
品目別の業績を示すと次のとおりであります。
(システムインテグレーション・サービス)
運輸業における運送事業会社向けシステム構築案件の拡大、流通業における小売業および総合スーパー向けシステム構築案件の拡大等により、売上高は9,019百万円(前年同期比20.7%増)となりました。
(システムアウトソーシング・サービス)
金融業におけるカード会社向けシステム開発案件の縮小およびデータセンター向け案件の終了による縮小等により、売上高は1,396百万円(同14.0%減)となりました。
(プロフェッショナル・サービス)
通信業における通信会社向けシステム構築案件の拡大等により、売上高は1,624百万円(同8.7%増)となりました。
② 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は7,441百万円となり、前連結会計年度末に比べ187百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加462百万円、売掛金及び契約資産の減少234百万円、仕掛品の減少33百万円によるものです。また、固定資産は2,290百万円となり、前連結会計年度末に比べ100百万円増加いたしました。これは主に、投資有価証券の増加169百万円、繰延税金資産の減少52百万円によるものです。
これらの結果、総資産は9,732百万円となり、前連結会計年度末に比べ288百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,997百万円となり、前連結会計年度末に比べ360百万円減少いたしました。これは主に、未払法人税等の減少283百万円、買掛金の減少51百万円によるものです。固定負債は665百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円増加いたしました。これは主に、株式報酬引当金の増加57百万円、繰延税金負債の増加37百万円によるものです。
これらの結果、負債合計は2,663百万円となり、前連結会計年度末に比べ265百万円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は7,069百万円となり、前連結会計年度末に比べ553百万円増加いたしました。これは主に、自己株式の減少594百万円による増加によるものです。
この結果、自己資本比率は72.2%(前連結会計年度末は68.6%)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループは、先進技術に係る積極投資、新規事業創発、新技術の社内展開を目的に、クラウドソリューション、AI、ブロックチェーンに係る研究開発活動を行っております。
具体的には、クラウドソリューションではSaaS製品に対する技術調査、評価、当社の提供サービス適用に向けたソリューション開発、AI及びブロックチェーンでは、自社プロダクトの開発投資に取り組んでおります。特に自社プロダクトの一つである「スマイルシェアプロダクト」はブロックチェーン技術を活用したピアボーナスネットワークプラットフォーム、AI画像認識技術を活用した非接触型決済システムを構築し、社員間のコミュニケーション可視化の仕組みづくりとして研究開発に取り組んでおります。
その他にもAIをはじめDX人材育成を通じ、社内研修への新技術の反映に取り組んでおります。
なお、当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は76百万円であります。
(6)従業員数
2021年12月31日現在
|
事業部門の名称 |
従業員数(人) |
|
システムソリューション・サービス部門 |
719 |
|
管理部門 |
97 |
|
合計 |
816 |
(注)従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループ
への出向者を含む。)であります。
(7)生産、受注及び販売の実績
当社グループは、システムソリューション・サービスの単一セグメントのため、生産、受注及び販売の実績については、セグメントに代えて品目別に示しております。
① 生産実績
当第3四半期連結累計期間における品目毎の生産実績を示すと、次のとおりであります。
|
品目 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
システムインテグレーション・サービス |
9,019,904 |
120.7 |
|
システムアウトソーシング・サービス |
1,396,889 |
86.0 |
|
プロフェッショナル・サービス |
1,624,908 |
108.7 |
|
合計 |
12,041,702 |
113.7 |
(注)金額は販売価格によっております。
② 受注実績
当第3四半期連結累計期間における品目毎の受注実績を示すと、次のとおりであります。
|
品目 |
受注高 (千円) |
前年同期比 (%) |
受注残高 (千円) |
前年同期比 (%) |
|
システムインテグレーション・サービス |
8,471,832 |
113.1 |
2,849,898 |
102.3 |
|
システムアウトソーシング・サービス |
1,443,338 |
90.7 |
476,665 |
75.9 |
|
プロフェッショナル・サービス |
1,792,391 |
127.6 |
643,136 |
124.6 |
|
合計 |
11,707,562 |
111.6 |
3,969,700 |
101.0 |
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間における品目毎の販売実績を示すと、次のとおりであります。
|
品目 |
金額(千円) |
前年同期比(%) |
|
システムインテグレーション・サービス |
9,019,904 |
120.7 |
|
システムアウトソーシング・サービス |
1,396,889 |
86.0 |
|
プロフェッショナル・サービス |
1,624,908 |
108.7 |
|
合計 |
12,041,702 |
113.7 |
(注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
|
相手先 |
前第3四半期連結累計期間 |
当第3四半期連結累計期間 |
||
|
金額(千円) |
割合(%) |
金額(千円) |
割合(%) |
|
|
株式会社野村総合研究所 |
4,457,796 |
42.1 |
5,369,076 |
44.6 |
|
富士通株式会社 |
1,867,851 |
17.6 |
2,151,968 |
17.9 |
※ 富士通株式会社は、2021年4月1日付で株式会社富士通ビー・エス・シー、株式会社富士通ソ
ーシアルサイエンスラボラトリの連結子会社2社を吸収合併しております。このため、富士通株式
会社に対する前第3四半期連結累計期間における販売実績の金額は、当該吸収合併が前連結会計年
度の期首に行われたと仮定した金額を記載しております。
(8)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
(9)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。