第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当社グループは、前連結会計年度において売上高が著しく減少し、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなりました。また、当第2四半期連結累計期間においても、売上高が減少し、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しており、営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しています。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
 当該重要事象を解消し、または改善するための対応策につきまして、「注記事項(継続企業の前提に関する注記事項)」に記載しておりますが、その対応策に関しては、実施途中であり、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスク及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

1 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容

(1)経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響により、急速な悪化が続いている状況であり、今後も引き続き、極めて厳しい状況が継続すると見込まれます。

このような状況のもと、当社グループは、新規事業としての5G技術とAI技術を融合した関連事業の当連結会計期間中の立上げに努めてまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間につきましては、売上高112百万円(前年同期比55.0%減)、営業損失213百万円(前年同期は182百万円の営業損失)、経常損失203百万円(前年同期は188百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失216百万円(前年同期は199百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

セグメント別の業績は、以下のとおりであります。

なお、当第2四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

 

(システムソリューション事業)

当事業におきましては、5G技術とAI技術を融合した関連事業の当連結会計期間中の立上げに努めてまいりました。それに関連して、株式会社センスタイムジャパンとの資本・業務提携などを行いましたが、当第2四半期連結会計期間において、結果は、まだ出ていない状況です。その結果、売上高は9百万円(前年同期比88.4%減)、売上構成比は8.3%となりました。セグメント損失(営業損失)は22百万円となり、前年同四半期と比べ71百万円(前年同期比147.2%減)の減益となりました。

 

(アイラッシュケア事業)

当事業におきましては、サロン店舗に関して、新型コロナウイルスの影響により、来客数が減少していることと、感染防止対策での営業時間の短縮、施術毎の消毒の時間の確保により、予約可能数が減少しており、売上高が前年同期比約40%減少いたしました。また、商材に関しては、穏やかな回復傾向にはございますが、以前、新型コロナウイルスの影響が根深く、前年同期比約50%の売上減となっております。その結果、売上高は104百万円(前年同期比50.8%減)、売上構成比は90.8%となりました。セグメント損失(営業損失)は59百万円となり、前年同四半期と比べ41百万円(前年同期は18百万円の営業損失)の減益となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて343百万円減少し、674百万円となりました。これは、主に現金及び預金が274百万円、その他流動資産が35百万円減少したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて106百万円増加し、135百万円となりました。これは、主に投資有価証券が109百万円増加したことなどによります。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて237百万円減少し、810百万円となりました。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて19百万円減少し、12百万円となりました。これは、主に未払金が7百万円、その他流動負債が7百万円減少したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて9百万円減少し、3百万円となりました。これは、主に退職給付に係る負債が8百万円減少したことなどによります。

 

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて208百万円減少し、794百万円となりました。これは、主に利益剰余金が216百万円減少したことなどによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて274百万円減少し、609百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果、減少した資金は166百万円(前年同期は147百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失、事業譲渡損及び株式報酬費用並びに売上債権及びたな卸資産の減少によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果、減少した資金は107百万円(前年同期は20百万円の減少)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果、増加した資金は0百万円(前年同期は5百万円の増加)となりました。これは主にその他の収入によるものです。

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費はございません。なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

2 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策

 

当社には、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しておりますが、これは、当社グループは、前連結会計年度において売上高が減少し、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっており、また、当第2四半期連結累計期間においても、売上高が減少し、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しており、営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しているためです。

当社グループは、当該状況を早急に解消するため、以下の施策を実施してまいります。

 

「フィンテック事業」は、2020年7月10日開催の当社取締役会にて、2020年12月末までに事業廃止することを決定しております。2020年8月末に当社グループで運営していた2つの仮想通貨交換所の事業譲渡を完了いたしました。今後は、事業廃止に係るコストを低減しつつ、速やかな事業廃止を図ります。

 

「システムソリューション事業」では、引き続き、海外展開による売上拡大を図りつつ、5G技術とAI技術を融合させた関連事業の準備を進め、当連結会計年度中の立上げを目指して参ります。また、海外(香港)において2020年10月から開始した新規事業「AI技術を用いた非鉄金属の商取引のマッチング事業」について、収益化を実現して参ります。

 

「アイラッシュケア事業」では、サロン店舗では、SNSアプリ(LINE)での予約を可能にするなど、利便性の向上を図ってまいります。また、商材については、サロン店舗で2020年6月に導入したまつ毛エクステの新商品が、店舗での施術率が約70%と大変好評となったため、当該新商品について、急遽2020年9月中旬に商材での販売を開始いたしました。また、引き続きまつ毛エクステをしていない顧客層への化粧品の訴求をSNS等の広告を用いて行っていくと同時に、量販店やECショッピングモールへの出店等、販売チャネルの拡大も進めてまいります。

 

これら今後必要となる事業資金の確保については、資金調達で得た資金や手元資金の他、必要に応じた新たな資金調達を検討することで対応してまいります。

しかし、これらの対応策の実現可能性は、市場の状況、需要動向、他社との競合等の影響による成果を負っており、新株予約権者や投資家の御意向や事業計画の達成如何にも左右されるため、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成されており、上記のような重要な不確実性の影響を反映しておりません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。