第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスク及び前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の期末日現在において判断したものであります。

 

(継続企業の前提に関する重要事象等について)

当社グループは、前連結会計年度におきまして営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなりました。また、当第2四半期連結累計期間においても、前年同期より売上高が減少し、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなりました。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
 当社グループは、当該状況を早急に解消するため、以下の施策を実施してまいります。

 システムソリューション事業では、5G技術とAI技術を融合させた関連事業の一環として、株式会社FOMMとの資本・業務提携によるEV事業に参入しております。2022年6月21日に「FOMM ONE」のトライアル車が完成し、翌月7月11日より本格的製造を開始いたしました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響によるサプライチェーンの混乱のため、部品の調達に遅延が生じ、完成品の入庫に遅れが生じております。製造の開始と並行して、マーケティングに関しては、タイのSNSを中心に行っております。また、当社グループの子会社であるQuantum FOMM Limitedは、2022年7月20日から22日にタイで開催されたEV展示会「FUTURE MOBILITY ASIA」に「FOMM ONE」を出展し、受注を開始いたしました。今後は、製造ラインの効率化を行い、マーケティングに力を入れることにより、製造台数及び販売台数の増大を目指してまいります。

 また、これと並行して、製造原価の削減と利益率の向上を図るため、「FOMM ONE」を生産コストが安い中国などでのOEM生産に移行する準備を行っており、中国のEVメーカーとの業務提携などを模索してまいります。

アイラッシュケア事業では、商材の販売については、マスク装着の常態化から目元への注目が増えたことによるまつ毛美容液への需要の高まりを受け、まつ毛美容液の新商品販売に注力するとともに、まつ毛美容液の新商品が2022年8月下旬に完成し、販売を開始したところです。新商品は、現在のところ、自社サイトのみでの販売となっておりますが、今後は、販路を拡大し、サブスクリプションでの販売も予定しております。サロンにおきましては、新規顧客獲得のための新たなメニューを開発しております。価格面においては、引き続きディスカウント戦略を継続し、シーズンごとに割引商品を設定することで、売上高の増大と更なる顧客獲得を目指します。

これら今後必要となる事業資金の確保については、資金調達で得た資金や手元資金の他、必要に応じた新たな資金調達を検討することで対応してまいります。

しかし、これらの対応策の実現可能性は、市場の状況、需要動向、他社との競合等の影響を受けるほか、新株予約権者や投資家の御意向や事業計画の達成如何にも左右されるため、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成されており、上記のような重要な不確実性の影響を反映しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の抑制と経済活動の両立を目指す状況下にありますが、インフレ傾向が顕著であり、景気の低迷が続いている状況にあります。今後も引き続き、厳しい状況が継続すると見込まれます。

このような状況のもと、当社グループは、システムソリューション事業の一環としてのEV事業に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響による部品調達の遅延や、人手不足が発生いたしましたが、タイでの「FOMM ONE」の製造が進んでおります。また、アイラッシュケア事業に関しては、不採算店舗3店を閉鎖し、人件費等の削減を行いました。

この結果、当第2四半期連結累計期間につきましては、売上高118百万円(前年同期比16.8%減)、営業損失197百万円(前年同期は179百万円の営業損失)、経常損失27百万円(前年同期は144百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失810百万円(前年同期は112百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメント別の業績は、以下のとおりであります。

 

(システムソリューション事業)

当事業におきましては、5G技術とAI技術を融合した関連事業として、前連結累計期間において新たにEV事業の立上げを行いました。FOMM社と資本・業務提携を行い、香港に合弁会社(Quantum FOMM Limited)を設立いたしましたが、当第2四半期連結会計期間において、結果はまだ出ていない状況です。その結果、売上高は5百万円(前年同期比82.3%減)、売上構成比は4.6%となりました。セグメント損失(営業損失)は90百万円となり、前年同四半期と比べ68百万円(前年同期は22百万円の営業損失)の減益となりました。

 

(アイラッシュケア事業)

当事業におきましては、当第2四半期会計期間において不採算店舗3店を閉鎖し、人件費をはじめとする経費削減を行いました。店舗数を減らしながらも、閉鎖店の顧客を既存店に誘導することにより、売上・来店客数の減少を最低限に抑えることができました。その結果、売上高は113百万円(前年同期比1.3%増)、売上構成比は95.4%となりました。セグメント損失(営業損失)は32百万円となり、前年同四半期と比べ40百万円(前年同期は73百万円の営業損失)の増益となりました。

 

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて301百万円減少し、269百万円となりました。これは、主に商品及び製品が11百万円増加し、現金及び預金が303百万円減少したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて303百万円減少し、208百万円となりました。これは、主に長期立替金が680百万円増加し、製造販売権が198百万円、投資有価証券が145百万円減少し貸倒引当金が637百万円増加したことなどによります。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて605百万円減少し、478百万円となりました。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて225百万円増加し、273百万円となりました。これは、主に短期借入金が150百万円、その他流動負債が79百万円増加したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて23百万円減少し、1百万円となりました。これは、主に繰延税金負債が22百万円減少したことなどによります。この結果、総負債は、前連結会計年度末に比べて202百万円増加し、274百万円となりました。

 

 

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて807百万円減少し、203百万円となりました。これは、主に新株予約権の権利行使により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ154百万円ずつ増加し、利益剰余金が810百万円、その他有価証券評価差額金が146百万円、為替換算調整勘定が144百万円及び新株予約権が15百万円減少したことなどによります。

 

(キャッシュ・フローの状況の分析)

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて303百万円減少し、204百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果、減少した資金は144百万円(前年同期は116百万円の減少)となりました。収入の主な内訳は、減損損失214百万円、株式報酬費用21百万円、貸倒引当金の増加額598百万円等であり、支出の主な内訳は、為替差益△150百万円、新株予約権戻入益△31百万円及び棚卸資産の増加△11百万円等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果、減少した資金は637百万円(前年同期は0百万円の増加)となりました。これは長期立替金の支払いによる支出等によるものです

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果、増加した資金は453百万円(前年同期は0百万円の減少)となりました。収入の内訳は、短期借入れによる収入400百万円、新株予約権の行使による株式発行による収入303百万円であり、支出の内訳は、短期借入金の返済による支出△249百万円によるものです。

 

(3)事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。