第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当第3四半期連結累計期間における財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項については、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大において行動制限緩和などの政府の各種政策の効果もあり、緩やかながらも景気回復の動きが見られました。しかしながら、ウクライナ情勢の長期化や日米金利差拡大等による急激な円安の進行に伴い、仕入価格の上昇により物価が高騰する等先行き不透明な状態が続いております。

このような経済環境下、雇用情勢については、個人消費回復の動きを受け飲食業、宿泊業の採用活動に回復の動き(11月度静岡県新規求人数前年同月比17.7%増)が見られており、当社の戦略地域である静岡県においては2022年11月の有効求人倍率が前年同月比0.17ポイント上昇の1.31倍となり、緩やかながらも雇用環境は回復に向かいつつある状況であります。

このような状況において当社グループでは、採用管理システムを顧客に提供する『ワガシャ de DOMO』の拡販施策やオプション商品の開発を継続いたしました。また、静岡県内東部地域、中部地域、西部地域の各所において新型コロナウイルス感染症対策を施し、リアルイベントである合同企業面談会『シゴトフェア』を5月、6月に引き続き当第3四半期においても開催いたしました。コストにつきましては、求人紙媒体に係る直接コストの印刷費(前年同四半期比4.5%減)や流通費(前年同四半期比0.6%減)の最適化を図る一方で、販売拡大、商品価値向上のための成長コストとして人件費(前年同四半期比10.4%増)、広告販促費(前年同四半期比23.7%増)を投入いたしました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、売上高は3,017百万円(前年同四半期比12.4%増)となりました。売上原価は899百万円(前年同四半期比5.3%増)、販売費及び一般管理費は2,111百万円(前年同四半期比13.0%増)となりました。前年同四半期と比較し増収となり、人件費や広告販促費の投入を行ったものの営業利益は6百万円(前年同四半期は営業損失37百万円)となりました。経常利益は24百万円(前年同四半期は経常損失28百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は繰延税金資産の取り崩しにより6百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失31百万円)となりました。

 

セグメント別の業績(セグメント間の内部取引消去前)を示すと、次のとおりであります。

 

(情報提供事業).

情報提供事業では、雇用環境が完全に回復しきれていない影響や様々なマッチング手法の登場により求人広告メディアの売上は下げ止まりとなっているものの、採用管理システムを顧客に提供する『ワガシャ de DOMO』(サブスクリプション型課金モデル)の販売は着実に拡大しており、売上高は2,563百万円(前年同四半期比13.9%増)、セグメント利益は490百万円(前年同四半期比18.7%増)となりました。

 

 (販促支援事業)

販促支援事業では、主たる売上であるフリーペーパーの取次において、顧客の販売促進費圧縮やフリーペーパーの廃刊、休刊等による取次量の減少傾向は下げ止まりの状況にあります。また、イベント・レジャー関連企業の集客活動も徐々に回復しつつあり、販促支援事業における売上高は469百万円(前年同四半期比4.9%増)、セグメント利益は39百万円(前年同四半期比30.0%減)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が4,754百万円(前連結会計年度末比5.0%減)、負債が588百万円(前連結会計年度末比7.8%減)、純資産が4,166百万円(前連結会計年度末比4.5%減)となりました。また、自己資本比率は87.6%となりました。

資産の部では、流動資産が3,537百万円(前連結会計年度末比8.8%減)となりました。これは、現金及び預金が3,006百万円(前連結会計年度末比11.5%減)、売掛金が441百万円(前連結会計年度末比5.5%増)等となったためです。

固定資産は1,217百万円(前連結会計年度末比8.1%増)となりました。これは、有形固定資産が565百万円(前連結会計年度末比0.2%減)、無形固定資産が458百万円(前連結会計年度末比24.6%増)、投資その他の資産が193百万円(前連結会計年度末比0.9%増)となったためです。

負債は588百万円(前連結会計年度末比7.8%減)となりました。これは、未払金が383百万円(前連結会計年度末比8.8%増)、賞与引当金が44百万円(前連結会計年度末比41.8%減)等となったためです。

純資産は4,166百万円(前連結会計年度末比4.5%減)となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上、剰余金の配当及び自己株式の消却により利益剰余金が4,202百万円(前連結会計年度末比5.3%減)、自己株式の取得及び消却により自己株式が1,035百万円(前連結会計年度末は1,062百万円)等となったためです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。