1.繰延税金資産の追加計上について
当社グループは、2018年4月の株式会社安評センターにおける事業譲受けによりCRO事業が一層拡大いたしました。また、株式会社アウトレットプラザをはじめとしたTGBS事業におきましても堅調に利益を計上し、さらには、2019年4月に株式会社TGMが当社グループに加わり、一層利益が拡大する見通しとなりました。このような利益基盤の拡大を背景に繰延税金資産の回収可能性を見直した結果、2019年3月期第4四半期連結会計期間において繰延税金資産を追加計上することといたしました。これに伴い、第4四半期連結会計期間における法人税等調整額の計上額は△78百万円(△は利益)、2019年3月期通期では法人税等調整額は△75百万円(△は利益)となる見込みであります。
2.特別損失の計上
当社の保有するCRO事業の一部の設備につき、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき固定資産の減損処理を行い、2019年3月期連結・個別決算において減損損失29百万円を特別損失として計上いたします。
2019年3月期は、連結売上高につきましては、上半期においてEコマース事業が堅調に推移したこと、及び、株式会社安評センターの事業譲受けに伴いCRO事業が順調に拡大したことにより、前回発表予想値を約175百万円上回る見通しとなりました。
連結営業利益に関しましては、前連結会計年度に引続き、CRO事業のうち利益率の高い当社遺伝子改変マウス受託作製事業において技術革新の影響を受け、アカデミア・公的研究機関からの受注低迷が継続したこと、また、診断解析事業において補助金を原資とした研究開発推進の結果、当初予算より研究開発費が増加したこと等により、前回発表予想値に対して若干未達であるものの対前期比約210百万円増の大幅増益となる約270百万円の見通しとなりました。
そして、連結経常利益に関しましては、診断解析事業における前述の研究開発に係る補助金約13百万円の受領等により、公表数値を上回り対前期比約240百万円増の大幅増益となる約255百万円を達成する見通しとなりました。
さらに、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、遺伝子改変マウス受託作製事業の低迷を受け、神戸研究所の研究機器等に関わる減損損失29百万円の特別損失を計上したものの、利益基盤の拡大を受けて上記1.に記載のとおり法人税等調整額△75百万円(△は利益)を計上した結果、前回発表予想値を約33%上回り、対前期比約180百万円増の大幅増益となる約200百万円を達成する見通しとなりました。
CRO:Contract Research Organization (医薬品開発業務受託機関)