当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
1.当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規程に基づく報告)
(1)当該事象の発生年月日
2025年6月13日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
当社の子会社である株式会社トランスジェニック(以下、「トランスジェニック」といいます。)は、創薬支援事業における中核会社として非臨床試験・臨床試験の受託事業や遺伝子改変マウス事業を提供しております。2025年3月期につきましては、一部の試験の受注が想定より下回ったほか、事業運営の合理化により見込まれる費用を計上したほか、保有する一部設備について固定資産の減損処理に伴う損失を計上いたしました。
このため、トランスジェニックの財務基盤を強化し早期の業績回復を図ることを目的として、同社に対する貸付金の一部である1,000,000千円について債権放棄することといたしました。
(3)当該事象の損益に与える影響額
当該事象により、2025年3月期の個別決算において、貸倒引当金繰入1,000,000千円を特別損失として計上いたします。
2.当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象(企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規程に基づく報告)
(1)当該事象の発生年月日
2025年6月13日
(2)当該事象の内容
当社及び当社の連結子会社が所有する業の一部の設備について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき将来の回収可能性を検討した結果、帳簿価額を回収可能額まで減額し、帳簿価額との差額を減損損失として計上することといたしました。
また、2025年3月期及び今後の業績動向等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、繰延税金資産を取り崩し、税金費用を計上することといたしました。
(3)当該事象の連結損益に与える影響額
2025年3月期の連結損益計算書において、下記のとおり特別損失及び法人税等調整額を計上いたします。
減損損失 228,871千円
法人税等調整額 359,772千円
以 上