文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における日本経済の概況は、個人消費は総じてみれば底堅い動きとなっており、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復に向かうことが期待されております。
このような環境下におきまして、当社グループは周辺売上増強、新商品・新サービスによる収益源の確保に努めるとともに、コスト改善による利益率維持向上に努めてまいりました。
セグメントごとの業績は以下のとおりであります。
① 冠婚事業
当事業では、継続して各広告媒体におけるビジュアル面の強化を行うとともに、営業面ではインターネット媒体を中心とした来館につなげるためのツールを拡充し、資料請求や来館者数の増加に努めてまいりました。
一方、教育面では、継続したフロントスタッフの新規対応・提案力強化の研修を実施し、営業力強化を図り婚礼成約率の向上に努めてまいりました。また、各種宴会などの婚礼外利用では、季節ごとの様々なプランを用意し個人や企業・団体への営業活動を継続して実施するとともに、七五三や成人式などの衣装レンタルや写真撮影といった商品の販売強化をいたしました。
その中で、婚礼の小規模化の影響もあり一組単価は前年同期に比べ減少いたしましたが、コルティーレ茅ヶ崎においては、ネット系クチコミサイト「みんなのウェディング」2015年度湘南・鎌倉エリアのレストランウェディングやホテル、結婚式場を含めた63店舗の中でクチコミランキング料理部門1位を獲得、ゲストハウス部門でも総合1位を獲得するなど、外部評価を得たこともあり、婚礼施行組数及び宴会件数は前年同期に比べ増加いたしました。
その結果、売上高は182百万円(前年同期比3.3%増加)、営業利益は5百万円(前年同期は営業損失1百万円)となりました。
② 葬祭事業
当事業では、前連結会計年度に開業した「エンディングプレイス鴨宮」、「湘和会館大井」、「湘和会館国府」が通年稼動を始め順調に施行件数を伸ばしたほか、平成28年9月には中小規模の葬儀にも対応可能な新葬祭施設「湘和会堂寒川」(高座郡寒川町岡田)がJR相模線寒川駅前に開業いたしました。
商品面では、社内製作による参加型葬儀のオリジナル商品として、故人を中心として惜別する「追悼壇」、オブジェや装飾を生花と融合させた「追悼生花祭壇」、故人を生花で囲んで送る「花園」、あらゆる音楽ソースを忠実に再現できる「オリジナル大型スピーカー」による音楽葬などの提案を行ってまいりました。
営業面では、各施設の認知度向上や生前相談者数の増加を図るため、オリジナル商品を中心とした提案型の施設見学会や内覧会を通じて営業活動を行いました。加えて、通常の葬祭イベントに比べ来館しやすい企画として、仏壇・墓地関連及び相続相談などを中心とした「メモリアルフェア」を開催し、集客及び周辺売上の増強に努めてまいりました。
また、インターネットを含む各種広告媒体を駆使して、より細やかな情報発信を定期的に行うなど、告知活動の強化にも努めてまいりました。
その中で、当社主要エリアの死亡人口増加率は前年同期に比べ下降いたしましたが、シェア率は上昇したため、葬儀施行件数は増加となりました。また、葬儀一件単価は前年同期に比べ減少いたしました。
その結果、売上高は4,166百万円(前年同期比10.7%増加)、経費については「湘和会堂寒川」の開業費用が発生しましたが、営業利益は1,230百万円(前年同期比18.7%増加)となりました。
③ 互助会事業
当事業では、継続して行っている既存会員への告知・利用促進活動により、互助会加入者総数に対する施行利用率が上昇いたしました。
その結果、売上高は124百万円(前年同期比5.5%増加)、営業利益は65百万円(前年同期比12.5%増加)となりました。
④ 介護事業
当事業では、売上高は512百万円(前年同期比0.6%増加)、経費面では、継続した人員採用による教育研修や新規開業に向けた採用強化の費用のほか、既存施設の修繕もあり、営業利益は21百万円(前年同期比27.3%減少)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,863百万円(前年同期比9.2%増加)、営業利益は910百万円(前年同期比27.0%増加)、経常利益は961百万円(前年同期比24.3%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は614百万円(前年同期比27.0%増加)となりました。
なお、各事業の売上高、営業損益はセグメント間の取引による金額を含んでおります。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の連結財政状態は、総資産は前連結会計年度末に比較して196百万円の増加となりました。流動資産では、法人税等の納付及び有形固定資産の取得等により現金及び預金が889百万円減少、有価証券が投資有価証券からの振替により302百万円の増加となりました。有形固定資産では、新規店舗の取得等により建物及び構築物が77百万円増加、また、その他に集計された建設仮勘定が85百万円増加しております。投資その他の資産では、投資有価証券が取得・振替等により416百万円減少、供託金が930百万円増加しております。
負債合計では、前連結会計年度末に比較して284百万円の減少となりました。流動負債では、法人税等の納付により未払法人税等が155百万円減少いたしました。固定負債では、前払式特定取引前受金が126百万円減少しております。
純資産は、前連結会計年度末と比較して481百万円の増加となりました。
キャッシュ・フローの状況は、営業活動の結果、獲得した資金は434百万円(前年同期比220.6%増加)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益961百万円、減価償却費208百万円が計上された一方で、前払式特定取引前受金の減少126百万円、売上債権の増加54百万円、法人税等の支払額494百万円が生じたことによるものであります。
投資活動の結果、使用した資金は1,177百万円(前年同期比140.2%増加)となりました。これは、投資有価証券の償還による収入200百万円、有形固定資産の取得による支出381百万円、供託金の預入による支出930百万円等によるものであります。
財務活動の結果、使用した資金は143百万円(前年同期比9.5%増加)となりました。これは、配当金の支払143百万円によるものであります。
これにより、当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ887百万円減少し、9,504百万円となりました。
該当事項はありません。