第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

 

 (1)財政状態及び経営成績の状況 

当第3四半期連結累計期間における日本経済の概況は、景気は緩やかな回復基調が続いている中で、個人消費は持ち直しており、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり緩やかな回復が続くことが期待されております。

このような環境下におきまして、当社グループは周辺売上増強、新商品・新サービスの商品化による収益源の確保に努めるとともに、コスト改善による利益率の維持向上に努めてまいりました。
  セグメントごとの業績は以下のとおりであります。

 

① 冠婚事業 

当事業では、広告強化として当社施設の特徴や各種オリジナル商品をより多くの方へ伝えるため、各式場のホームページを刷新するとともに、折り込みチラシ等の媒体においても、従来の配布サイクルや紙面サイズを見直すことで費用を変えずに効果が出る取組みを継続し、資料請求や来館者数の増加に努めてまいりました。

営業面においては、継続したフロントスタッフの新規対応・提案力強化の研修を実施し、営業力強化を図り婚礼成約数の増加に努めてまいりました。

その結果、当第3四半期連結累計期間において来館者数及び成約組数が前年同期に比べ増加したものの、予約ベースでは大半が来期以降の施行となったため、婚礼施行組数は前年同期と比べ減少となりました。また小規模化の影響により婚礼一組単価も減少し、売上高は288百万円(前年同期比15.0%減少)、営業利益は30百万円(前年同期比35.8%減少)となりました。 

② 葬祭事業

当事業では、当第3四半期連結会計期間において、建物貸切型の葬祭施設として平成30年11月に「湘和会館秋葉台」(藤沢市石川)を開業いたしました。なお、第2四半期連結会計期間に開業した「湘和会館岩原」(南足柄市岩原)も順調に施行件数を伸ばしました。
  また、既存大型葬祭施設の施行件数増加を図るため、大中規模対応のフロアを残しつつ小規模にも対応可能な改装を、平成30年12月にカルチャーBONDS藤沢(藤沢市藤沢)において実施し、家族葬専用式場を新設いたしました。

商品面では、故人と家族の時間をより大切にする方針で完全個室の貴殯室に設置していたオリジナル商品である畳ベッドを、移送用のベッドにもなる分割型に改良いたしました。これにより安置から納棺までスムーズに行える環境を整えました。また、社内製作による既存オリジナル商品の「花園」や「追悼壇」、「追悼生花祭壇」、あらゆる音楽ソースを忠実に再現する「オリジナル大型スピーカー」等と併せ販売を強化してまいりました。

営業面においては、インターネットを含む各種広告媒体を駆使してより細やかな情報発信を定期的に行うなど、告知活動を強化するとともに、オリジナル商品を中心とした提案型の施設見学会や内覧会を通じて営業活動を行いました。加えて、仏壇・墓地関連及び相続相談などを中心とした「メモリアルフェア」を開催し、集客及び周辺売上の増強に努めるとともに、引き続き当社独自の研修である、不安や疑問を解くカウンセリングセールストーク研修を行いました。さらに、潜在的な想いを当社オリジナル商品を通じて具現化するためのコンサルティングセールストーク研修を継続して実施いたしました。

その結果、当第3四半期連結累計期間においては、当社主要エリアにおける死亡人口増加率は前年同期に比べ上昇し、シェア率も上昇したため、葬儀施行件数は増加となりました。また、葬祭一件単価は会葬者数の減少等の影響により減少し、売上高は6,238百万円(前年同期比1.9%増加)、営業利益は1,854百万円(前年同期比9.2%増加)となりました。 

 

③ 互助会事業

当事業では、冠婚葬祭の施行利用に繋がる施策として、中長期的に互助会加入者へ各施設や商品・サービスについて告知の強化を行ってまいりました。その結果、利用数は増加したものの、葬祭一件単価減少等の影響もあり、売上高は174百万円(前年同期比2.4%減少)、営業利益は91百万円(前年同期比4.9%減少)となりました。
 

④ 介護事業

当事業では、平成29年4月に開業した「へいあん片瀬鵠沼」(藤沢市片瀬)は満床となり、各グループホームにおいても稼働率が前年同期に比べ上昇いたしました。
 その結果、売上高は824百万円(前年同期比0.3%増加)、営業利益は23百万円(前年同期比1.8%減少)となりました。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は7,354百万円(前年同期比1.0%増加)、営業利益は1,388百万円(前年同期比11.5%増加)、経常利益は1,484百万円(前年同期比12.1%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は998百万円(前年同期比12.0%増加)となりました。

なお、各事業の売上高、営業損益はセグメント間の取引による金額を含んでおります。

 

当第3四半期連結会計期間末の連結財政状態は、総資産は前連結会計年度末に比較して266百万円の増加となりました。流動資産では、現金及び預金が706百万円減少しました。固定資産は、土地の新規取得により967百万円増加しました。

負債合計は、前連結会計年度末に比較して362百万円の減少となりました。流動負債では、法人税等の納付により未払法人税等が297百万円減少しました。固定負債では、前払式特定取引前受金が209百万円減少しております。 

純資産は、前連結会計年度末と比較して628百万円の増加となりました。

 

 

(2)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。