当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における日本経済の概況は、景気は新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」とする)の影響により、依然として厳しい状況にありますが持ち直しの動きがみられ、感染拡大の防止策を講じるなかで各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、感染拡大による下振れリスクに十分注意する必要がありました。
このような環境下におきまして、当社グループは以前よりウイルス・食中毒対策に使用していた高濃度オゾン発生装置や、感染症対策で追加導入したオゾン式空気清浄機を定期的に稼働し空間除菌に努め、サーモグラフィー及び非接触型体温計、フェイスシールドや卓上シールドを各施設に配備、感染症対策のオペレーションを確立し安心・安全を徹底いたしました。その上で周辺売上増強、新商品・新サービスによる収益源の確保をするとともに、コスト改善による利益率維持向上に努めてまいりました。
セグメントごとの業績は以下のとおりであります。
① 冠婚事業
当事業では、前連結会計年度末からのコロナ禍による自粛傾向により、婚礼の延期やキャンセル及び宴会のキャンセルが増加する状況にありました。
その中で、来館が難しい状況下においても当社施設の特徴や各種オリジナル商品に触れる機会を作るべく、来館さながらに商品や施設を案内する「オンライン相談」を実施、またフォトウェディング専用の商品と窓口となるサイトを設置し、SNSを活用した露出強化を行い新規顧客誘引に努めてまいりました。
その結果、当第3四半期連結会計期間において婚礼施行組数及び売上高は前年同期に比べ増加となりましたが、当第3四半期連結累計期間において婚礼施行組数は減少となり、売上高は134百万円(前年同期比49.6%減少)、営業損失は30百万円(前年同期は17百万円の営業利益)となりました。
② 葬祭事業
当事業では、中小規模にも対応可能な葬祭施設として2020年10月に「湘和会堂本鵠沼」、2020年12月に「湘和会堂相模原」、建物貸切型の葬祭施設として2020年12月に「湘和会館木曽」を開業いたしました。
また、ご家族のご安置ニーズに対応するべく故人にゆったりと寄り添える貸切型の安置室「貴殯室」の新設を2020年11月に「湘和礼殯館由比ガ浜」において実施いたしました。
さらに、故人を生花で囲んで送る「花園」や想い出の品々で人柄を表現する「追悼壇」、オブジェや装飾と生花を融合させた「追悼生花祭壇」、あらゆる音楽ソースを忠実に再現する「オリジナル大型スピーカー」等、社内製作によるオリジナル商品を通じて、ご家族の方々の想いを形にする提案を行ってまいりました。
その結果、当社主要エリアにおける死亡人口増減率が前年同期に比べ上昇する中、シェア率は上昇し、施行件数は増加となりました。さらに前連結会計年度に連結子会社となった「さがみライフサービス株式会社」も施行件数に加わり寄与いたしました。しかしながら、コロナ禍による自粛傾向が続き通夜施行及び会食利用の減少、会葬者数の大幅な減少等の影響により、葬祭一件単価は減少し、売上高は5,259百万円(前年同期比15.0%減少)、営業利益は1,260百万円(前年同期比29.9%減少)となりました。
③ 互助会事業
当事業では、葬祭の会員施行件数は前年を上回ったものの、感染症の影響による葬祭一件単価減少により、売上高は132百万円(前年同期比21.5%減少)、営業利益は60百万円(前年同期比29.3%減少)となりました。
④ 介護事業
当事業では、待機者管理によりグループホームの稼働率を改善させたほか、看護師の確保ができたことから訪問看護サービスの新規顧客獲得に貢献しました。
その結果、2020年4月に発出された緊急事態宣言による売上減少を補い、売上高は821百万円(前年同期比0.02%増加)、営業利益は32百万円(前年同期比22.8%増加)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は6,225百万円(前年同期比14.5%減少)、営業利益は
674百万円(前年同期比47.6%減少)、経常利益は776百万円(前年同期比43.5%減少)、親会社株主に帰属する
四半期純利益は536百万円(前年同期比41.0%減少)となりました。
なお、各事業の売上高、営業損益はセグメント間の取引による金額を含んでおります。
当第3四半期連結会計期間末の連結財政状態は、総資産は前連結会計年度末に比較して513百万円の減少となりました。流動資産では、現金及び預金が有形固定資産の取得等により808百万円減少しました。固定資産では、新規店舗開発に伴う土地及び建物の取得等により有形固定資産が848百万円増加しております。
負債合計は、前連結会計年度末に比較して631百万円の減少となりました。流動負債では、法人税等の納付により未払法人税等が329百万円減少しました。固定負債では、前払式特定取引前受金が237百万円減少しております。
純資産は、前連結会計年度末と比較して117百万円の増加となりました。
(2)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。