第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における日本経済の概況は、新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」とする)の影響により、依然として厳しい状況にある中、持ち直しの動きが続いているものの、先行きについては、感染拡大の防止策を講じワクチン接種を促進する中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直していくことが期待されております。しかしながら、内外の感染症の動向やサプライチェーンを通じた影響により、下振れリスクの高まりに十分注意する必要があります。

このような環境下におきまして、当社グループは周辺売上増強、新商品・新サービスによる収益源の確保に努めるとともに、コスト改善による利益率維持向上に努めてまいりました。 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、売上高、営業利益、経常利益はそれぞれ4百万円減少しております。

セグメントごとの業績は以下のとおりであります。

 

① 冠婚事業

当事業では、感染症に対し7月に発出された緊急事態宣言の影響もあり、婚礼及び宴会の延期やキャンセルがありましたが、引き続き成人式や七五三などの各種衣裳レンタルや写真撮影といった商品の販売強化を行ってまいりました。

その中で、来館が難しい状況下においても当社施設の特徴や各種オリジナル商品に触れてもらえる機会を作るべく、来館さながらに商品や施設を案内する「オンライン相談」を継続して実施、衣裳や写真を中心とした小規模ウェディング専用のプランを、SNSやWeb上での露出を行い、新規顧客誘引に努めてまいりました。
 各種対策の効果もあり、婚礼予約には回復の兆候が見られ、婚礼施行組数は前年同期に比べ増加となり、売上高は96百万円(前年同期比97.5%増加)、営業損失は12百万円(前年同期は48百万円の営業損失)となりました。

 
② 葬祭事業
 当事業では、ご家族のご安置ニーズに対応するべく故人にゆっくりと寄り添える貸切型の安置室「貴殯室」の新設を2021年9月に「湘和礼殯館真土」において実施いたしました。
 また、故人を生花で囲んで送る「花園」や想い出の品々で人柄を表現する「追悼壇」、オブジェや装飾と生花を融合させた「追悼生花祭壇」、あらゆる音楽ソースを忠実に再現する「オリジナル大型スピーカー」等、社内製作によるオリジナル商品を通じて、ご家族の方々の想いを形にする提案を行ってまいりました。
 引き続き、感染症の予防対策を徹底し、貸切型施設として家族葬を中心とした不特定多数の人たちと交わらない施設の優位性を主体に広告及び告知活動を強化いたしました。
 その結果、当第2四半期連結累計期間において当社主要エリアにおける死亡人口増減率は前年同期に比べ上昇している中、葬儀施行件数は増加いたしました。7月に緊急事態宣言が発出された影響もあり通夜施行及び会食利用の減少はありましたが、各種対策の効果もあり葬祭一件単価は増加し、売上高は3,573百万円(前年同期比7.7%増加)、営業利益は902百万円(前年同期比16.3%増加)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高、営業利益はそれぞれ4百万円減少しております。 

 

③ 互助会事業

当事業では、会員施行件数は前年同期とほぼ同数だったものの、互助会利用時の葬祭一件単価が増加したことにより、売上高は88百万円(前年同期比8.7%増加)、営業利益は40百万円(前年同期比14.0%増加)となりました。

 

  ④ 介護事業

当事業では、スタッフを確保できた訪問看護や小規模多機能型居宅介護で契約件数が増加しましたが、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅等で入退居に伴うリフォーム費用やスタッフ育成のための労務費が発生いたしました。

その結果、売上高は552百万円(前年同期比2.1%増加)、営業利益は15百万円(前年同期比15.7%減少)となりました。

 

 
 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,233百万円(前年同期比8.2%増加)、営業利益は475百万円(前年同期比37.9%増加)、経常利益は552百万円(前年同期比35.2%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は365百万円(前年同期比35.7%増加)となりました。
  なお、各事業の売上高、営業損益はセグメント間の取引による金額を含んでおります。

 

当第2四半期連結会計期間末の連結財政状態は、総資産は前連結会計年度末に比較して183百万円の減少となりました。流動資産では、現金及び預金が391百万円減少しました。固定資産は、主に葬祭新店の開業準備に伴う建設仮勘定の増加等により、有形固定資産が249百万円増加しました。
 負債合計は、前連結会計年度末に比較して382百万円の減少となりました。流動負債では、法人税等の納付により未払法人税等が100百万円減少しました。固定負債では、前払式特定取引前受金が153百万円減少しました。
 純資産は、収益認識会計基準等の適用により、利益剰余金の期首残高が4百万円減少したものの、当期純利益の計上により、前連結会計年度末と比較して198百万円の増加となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は388百万円減少し8,785百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、獲得した資金は234百万円(前年同期は152百万円の使用)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益552百万円、減価償却費248百万円が計上された一方、前払式特定取引前受金の減少153百万円及び法人税等の支払い281百万円の発生によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、使用した資金は451百万円(前年同期比43.2%減少)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出494百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、使用した資金は171百万円(前年同期比6.5%減少)となりました。これは、配当金の支払い171百万円によるものであります。

 

(3) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。