第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクは、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 (家具・家電レンタル事業について)

 当社グループは、家具・家電レンタル関連の事業拡大を図っていく方針であります。レンタル需要の増加と顧客ニーズに対応すべく、レンタル商品の更新と増強を積極的に行っております。しかしながらレンタル資産はその投入額の償却期間と、投入後のレンタル売上期間とは必ずしも一致するものではなく、通常はレンタル売上期間の方が長くなっております。よって、レンタル事業の拡大の一時期においては、売上原価としての償却額の増加に見合うだけのレンタル売上が計上されず業績悪化要因となる可能性があります。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益に一部足踏み感が見られるものの、雇用・所得環境の改善傾向が続き、緩やかな回復基調が継続しております。しかしながら、国内においては、消費税増税後の個人消費の動向、国外においては米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題、中東の地政学リスク、中国を中心とした新型肺炎の流行など、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 このような経済状況のもとで、当社グループは、収益構造の強化・収益基盤の拡大を目的として、各事業部門の永続的な利益確保を意識した収益管理をより一層徹底し、グループ全体の業績向上を目指してまいりました。

 その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高7,272,752千円(前年同期比6.9%増)、営業利益648,675千円(同7.7%増)、経常利益549,245千円(同3.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益372,315千円(同2.8%減)となりました。

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

①不動産事業

 競売事業において低採算物件の早期売却に注力したことに加え、買取再販事業が計画通りに進捗せず、減益となりました。競売事業、買取再販事業において引き続き在庫回転期間の短縮と良質な在庫資産の取得に努めてまいります。

 当第3四半期連結累計期間における不動産事業の売上高は5,297,072千円(前年同期比5.0%増)、セグメント利益340,702千円(同30.4%減)となりました。

②マンション管理事業

 分譲マンションを中心としたマンション管理事業を行っております。今後も企業基盤の強化を図り、抜本的なインフラの再構築をすすめるとともに、新しいマンション管理の受託を目指してまいります。

 当第3四半期連結累計期間におけるマンション管理事業の売上高は985,389千円(前年同期比10.5%増)、セグメント損失は4,535千円(前年同期はセグメント損失36,588千円)となりました。

③賃貸事業

 当社グループが保有する賃貸等不動産による賃料収入事業と、マンション管理物件の賃貸仲介事業など、グループの営業資産を基にシナジー効果を最大限発揮し、収益につなげる事業を拡大して行っております。また一般管理物件の賃貸管理戸数の増加による更なる基盤強化を図っております。

 当第3四半期連結累計期間における賃貸事業の売上高は719,147千円(前年同期比16.3%増)、セグメント利益は260,480千円(同61.0%増)となりました。

 

④旅館事業

 外国人をはじめ観光客・旅行客の増加に起因する国内宿泊施設の不足を捉え、既存マンション等の集合住宅を宿泊施設として提供する事業を展開しております。

 当第3四半期連結累計期間における旅館事業の売上高は314,293千円(前年同期比3.9%減)、セグメント損失は25,007千円(前年同期はセグメント利益11,400千円)となりました。

⑤家具・家電レンタル事業

 賃貸住宅入居者向けの他、賃貸物件オーナー・法人向けに家具・家電のレンタル事業を展開しております。なお同事業を展開する株式会社てぶらでどっとこむの株式のみなし取得日を当第3四半期連結会計期間末としているため、当第3四半期連結累計期間には、家具・家電レンタル事業の経営成績は含まれておりません。

⑥ソフトウェア事業

 パッケージソフト販売部門において、既存パッケージソフトのiPad版のリリースなど商品ラインナップが拡充・強化されており顧客ニーズに合わせた販売活動を推進しております。また顧客サービスを充実させるべくパッケージソフトの操作指導(スクール)やサポートセンターによる既存ユーザーへの電話サポート、バージョンアップ案内などの保守分野における企画・営業活動を展開することで、複数年契約や保守契約などの収益基盤の拡充を図っております。

 当第3四半期連結累計期間の売上高は201,765千円(前年同期比54.6%増)、セグメント利益94,134千円(同156.9%増)となりました。

⑦ファイナンス事業

 事業者向け不動産担保貸付を主として行っております。

 当第3四半期連結累計期間における売上高は85,402千円(前年同期比46.4%増)、セグメント利益は36,415千円(同109.0%増)となりました。

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は8,571,351千円となり、前連結会計年度末に比べ207,320千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が215,060千円、営業貸付金が543,400千円増加し、販売用不動産が977,069千円減少したことによるものであります。固定資産は8,253,798千円となり、前連結会計年度末に比べ449,192千円増加いたしました。これは主に建物及び構築物が176,140千円、のれんが168,702千円、投資有価証券が203,000千円、繰延税金資産が46,842千円増加し、土地が124,168千円減少したことによるものであります。なお、土地の減少は保有目的変更による販売用不動産への振替額300,112千円によるものであります。繰延資産は19,976千円となり、前連結会計年度末に比べ5,685千円減少いたしました。これは開業費償却によるものであります。

 この結果、資産合計は16,845,126千円となり、前連結会計年度末に比べ236,186千円増加いたしました。

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は7,727,406千円となり、前連結会計年度末に比べ530,459千円減少いたしました。これは主に1年内償還予定の社債が80,000千円増加し、短期借入金が643,097千円減少したことによるものであります。固定負債は6,430,548千円となり、前連結会計年度末に比べ426,433千円増加いたしました。これは主に長期借入金が424,041千円増加したことによるものであります。

 この結果、負債合計は14,157,955千円となり、前連結会計年度末に比べ104,026千円減少いたしました。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,687,171千円となり、前連結会計年度末に比べ340,212千円増加いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益372,315千円及び剰余金の配当16,595千円、非支配株主との取引に係る親会社の持分変動△5,684千円、非支配株主持分の減少9,315千円の計上等によるものであります。

 この結果、自己資本比率は16.0%(前連結会計年度末は14.1%)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費は175千円であります。

 なお、当第3四半期連結会計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更等はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。