第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、輸出を中心に弱さが長引いているものの、緩やかに回復しました。しかしながら、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性に加え台風第19号など相次ぐ自然災害の経済に与える影響等には依然として留意する必要があります。

当社グループが属する業界において、不動産業界は、一部で大型解約の動きがあったものの、新築ビル竣工や、既存ビルの大型空室に成約が見られたことから、平均空室率はほぼ横ばいとなりました。また、レジャー・観光業界は、訪日外国人旅行客数はほぼ横ばいで推移しました。

このような事業環境の中、当社グループは「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という企業理念のもと、駐車場事業(国内・海外)、スキー場事業、テーマパーク事業の3つの主力事業において、国内における深刻化する人手不足の中、積極的な人材採用と人材育成により組織体制を強化し、更なる事業規模の拡大に注力するとともに、顧客需要を捉えた商品・サービスの開発等により、事業の改善に取り組みました。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、駐車場事業の安定的な成長が貢献し、過去最高の5,755百万円前年同期比1.1%増)となりました。営業利益は、駐車場事業は増益であったものの、スキー場事業、テーマパーク事業において、週末や連休における台風の直撃等悪天候要因で減益となったため、879百万円前年同期比20.5%減)、経常利益は864百万円前年同期比23.0%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は828百万円前年同期比12.4%減)となりました。

 

セグメントの経営成績は次のとおりです。

各セグメントの経営成績にはセグメント間の内部取引高を含んでいます。

 

(駐車場事業)

国内駐車場事業においては、不稼動駐車場の収益化需要と駐車場におけるサービス・安全性向上への需要は引き続き堅調に推移しました。

このような状況の中、既存物件においては収益性の改善のために、契約条件見直しの推進、月極契約率の改善、駐車場付きマンスリーレンタカーをはじめとする新たなソリューションの提案を進めました。また、営業組織を新規物件獲得に最適な組織体制に再編し、各営業担当者の効率的な営業活動を徹底することにより、新規物件の獲得に努めました。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間における国内駐車場事業の新規契約物件数は31物件、解約物件数は28物件となり、前連結会計年度末から3物件の純増となり、国内の運営物件数は1,194物件、運営総台数は43,906台となりました。

海外駐車場事業においては、当社グループが進出しているタイ・中国・韓国・インドネシア・台湾において、駐車場の供給不足の問題や、駐車場の利便性・サービスの質に対する不満等に対して、当社の強みである不稼動駐車場の収益化や高品質な駐車場運営サービスへの需要は依然として高い水準にあります。

このような状況の中、各国において、営業人員の拡充により組織体制を強化し、安全性・サービス・収益性の改善を行うとともに、新規契約の獲得と既存物件の改善に注力しました。最大拠点であるバンコク(タイ)においては、運営コストの削減、料金適正化による既存物件の収益改善と、大型商業施設駐車場の立ち上げが順調に進んだことにより、進出以来、過去最高の売上高、営業利益となりました。これらの結果、海外の運営物件数は59物件、運営総台数は17,635台となりました。

以上の結果、駐車場事業の売上高は、過去最高の3,549百万円前年同期比5.3%増)、営業利益は852百万円前年同月比9.7%増)となりました。

 

(スキー場事業)

スキー場事業においては、当第1四半期連結累計期間(グリーンシーズン)の状況は、昨年2018年10月にオープンした”HAKUBA MOUNTAIN HARBOR”の来場者数が順調に推移し、HAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートにおける来場者数は前年同期比188%を達成することができました。また、2019年7月にオープンした“HAKUBA MOUNTAIN BEACH”も集客に貢献し好調な滑り出しとなりました。しかし、2019年10月12日に上陸した台風19号による運営施設への直接的な被害は軽微に止まりましたが、北陸新幹線の運休や高速道路の通行止め等による悪影響を受け、また、紅葉のピークとなる10月は週末での悪天候が重なり、全体の来場者数は計画で見込んでいた水準には達成しませんでした。

これらにより、当第1四半期連結累計期間について売上高873百万円(前年同期比0.6%増)、営業損失は293百万円前年同期は240百万円の営業損失)となりました。

 

(テーマパーク事業)

テーマパーク事業においては、当第1四半期連結累計期間では、繁忙期にあたる夏休みシーズンに通常18時までの営業時間を20時まで延長し、イルミネーションや夜間特別イベントを開催するなど夜間の集客に取り組みました。また、本年10月には、昨年も好評だった方南町お化け屋敷オバケンとコラボレーションしたイベント「オバケンハロウィンin那須ハイランドパーク」を開催し、若年層の集客にも本格的に取り組みました。また、遊園地内でワンちゃんオーナーのオフ会や、地元栃木県内の吹奏楽部演奏会を開催する等、リピーターの創造にも注力いたしました。

遊園地と隣接する「TOWA ピュアコテージ」では、「非日常」を楽しめる総合リゾート施設を目指し、従来のコテージタイプに加えて、多様化するお客様のニーズに対応したグランピング施設や、管理運営する別荘地「那須ハイランド」内のリノベーション別荘を「RESORT HOUSE」という名称で貸し出すバケーションレンタル(貸別荘)事業に注力しております。本年は、4月にオープンした透明型テント「AURA」を含む全14室の「グランピングタイプ」に加えて、「RESORT HOUSE」シリーズが50棟を超過し、ホテル事業の売上高は前年比28.4%増となりました。

そのほか、保護犬の里親探しを行う「SOS 活動」では、当第1四半期連結累計期間に、新たに7頭の里親が見つかり、取り組み開始以降、保護数は36頭、譲渡数は18頭となりました。

以上の取り組みを積極的に行ったものの、アトラクションの安全点検を強化したことに加え、9月から10月にかけて週末に上陸した台風15号、17号、19号により臨時休園するなど週末の悪天候が重なった結果、来場者数は201千人(前年同期比18.3%減)となり、テーマパーク事業の売上高は1,189百万円 (前年同期比12.1%減)、営業利益は410百万円前年同期比39.6%減)となりました。

 

② 財政状態の状況

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて557百万円減少し、24,080百万円となりました。主な要因は、積極的な設備投資により有形固定資産343百万円増加したものの、1,414百万円の配当の実施、法人税等の支払、自己株式の取得等により現金及び預金が954百万円減少したこと等によるものです。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べて451百万円増加し、13,175百万円となりました。主な要因は、銀行借入により流動負債の借入金が240百万円、固定負債の借入金が150百万円増加したこと等によるものです。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べて1,009百万円減少し、10,904百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を828百万円計上したものの、1,414百万円の配当の実施、自己株式の取得等により自己株式が466百万円増加したこと等によるものです。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。