当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にありますが、感染拡大の防止策を講じつつ社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、持ち直しの動きが見られました。一方で、減少に向かった新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向となるなど、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属する業界において、不動産業界は、オフィスの集約や縮小の動きによる解約の影響が見られたため、空室率が上昇しました。また、レジャー・観光業界は、GOTOキャンペーンにより一部は回復を見せたものの、11月に入り新規感染者数の増加による影響が続いております。
このような事業環境の中、当社グループは「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という企業理念のもと、駐車場事業(国内・海外)、スキー事業、テーマパーク事業の3つの主力事業において、環境変化や顧客需要変化を捉えた商品・サービスの提供等により、事業の改善に取り組みました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、テーマパーク及び別荘宿泊の集客強化や2020年5月に那須高原りんどう湖ファミリー牧場を経営する那須興業株式会社を取得したことで、6,041百万円(前年同期比5.0%増)となりました。営業利益は、駐車場事業における時間貸併用物件の稼働が完全には回復していないものの、テーマパーク事業の来場者増、及びスキー事業のコストコントロールの徹底により、1,108百万円(前年同期比26.1%増)、経常利益も同様に1,141百万円(前年同期比32.0%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,028百万円(前年同期比24.1%増)となり、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益全てにおいて過去最高となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりです。
各セグメントの経営成績にはセグメント間の内部取引高を含んでいます。
(駐車場事業)
国内駐車場事業においては、ホテルや商業施設に併設された時間貸駐車場の稼働低下が継続しています。そのような中、ビルテナントの退去や保有車両の見直しが進むことで駐車場の空きが増えることを予測し、新規物件提案を促進するとともに、従業員の評価制度見直しによる生産性向上に注力しました。また、感染対策や働き方改革への意識が高まる中、直行直帰での営業スタイルに沿った駐車場付きマンスリーレンタカーの導入提案強化や、インターネットサイトを活用した駐車場紹介サービスにおける、問合せの増加や新機能によるユーザー利便性改善等を進めて参りました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における国内駐車場事業の新規契約物件数は34物件、解約物件数は24物件、前連結会計年度末から10物件の純増となり、国内の運営物件数は1,207物件、運営総台数は46,055台となりました。
海外駐車場事業においては、当社グループが進出しているタイ・中国・韓国・インドネシア・台湾において、潜在的な駐車場問題(安全性、収益性、サービス、空車不足等)に対する改善・ソリューションへのニーズは高まっているものの、一部の国において外出自粛の要請等により時間利用駐車場の稼働は、依然として低調であります。そのような中、一部の物件における駐車場オーナーとの契約形態の見直しや、新型コロナウイルス発生後に駐車場紹介インターネットサイトのアクセス数が増加したことから、アクセスが成約につながるよう広告強化やサイトデザインの改良に取り組んで参りました。これらの結果、海外の運営物件数は71物件、運営総台数は19,799台となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は3,486百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益は752百万円(前年同期比11.8%減)となりました。
(スキー場事業)
スキー場事業においては、新型コロナウイルスの蔓延に伴う外出自粛や夏休み期間の短縮等により8月の来場者数は前年に比べ減少しましたが、9月になるとバスツアーや団体顧客は依然減少傾向であった一方で、一般顧客が増加し前年並みの水準まで回復しました。紅葉のピークとなる10月は天候に恵まれるとともに、GOTOトラベルの効果もあり、10月単月の索道を稼働した施設における来場者数は過去最高となりました。2020年7月にめいほう高原開発㈱でのアクティビティパーク“ASOBOT”のオープンや、2020年8月に新設したHAKUBA VALLEY白馬岩岳マウンテンリゾートの絶景大型ブランコ「ヤッホー!スウィング」が多数のメディアに取り上げられるなど、一般顧客の獲得に努めました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は775百万円(前年同期比11.2%減)となりましたが、コストコントロールの徹底により営業損失は232百万円(前年同期は293百万円の営業損失)と、前年同期より改善いたしました。
(テーマパーク事業)
テーマパーク事業においては、8月に新型コロナウイルスの影響により特に東京からの来場者数が減少しましたが、那須ハイランドパークでは東北エリアの修学旅行生誘致や、感染対策を講じた上で手筒花火と和太鼓のイベント等を開催することで、9月以降来場者が増加し、10月単月では過去12年間において最高の来場者数となりました。また、2020年5月に那須高原りんどう湖ファミリー牧場を経営する那須興業株式会社をグループ化し、アルプスの少女ハイジとのコラボレーションイベント“ハイジの丘”を開催するなど集客に注力いたしました。
遊園地と隣接する「TOWAピュアコテージ」では、「非日常」を楽しめる総合リゾート施設を目指し、従来のコテージタイプやグランピングタイプに加えて、別荘地内のリノベーション別荘をバケーションレンタルする「RESORT HOUSE」の管理受託増加や、新築別荘を増やすことでワーケーション等の長期滞在需要を積極的に取り込み、さらにGOTOトラベルにより宿泊者数が増加しました。
そのほか、保護犬の里親探しを行う「SOS活動」では、取組開始以降の譲渡数が43頭、現状の里親募集が26頭となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,653百万円 (前年同期比39.0%増)、営業利益は652百万円(前年同期比59.1%増)となりました。
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて1,112百万円減少し、29,492百万円となりました。主な要因は、積極的な設備投資により固定資産が409百万円増加したものの、1,488百万円の配当の実施、法人税等の支払等により現金及び預金が1,764百万円減少したこと等によるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べて678百万円減少し、18,872百万円となりました。主な要因は、配当に対する預かり源泉税の増加等によりその他流動負債が増加したものの、銀行借入の返済や長短分類の変更により流動負債の借入金が150百万円、固定負債の借入金が840百万円減少したこと等によるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べて433百万円減少し、10,619百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を1,028百万円計上したものの、1,488百万円の配当を実施したこと等によるものです。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。