第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況で推移しました。直近では、ワクチン接種の普及拡大や感染者数の減少傾向が見られ、経済回復への期待感が高まっておりますが、変異株の拡大の可能性等、今後の情勢は予測しがたい状況です。

当社グループが属する業界において、不動産業界は、オフィスの集約や縮小の動きにより空室率上昇が継続しておりますが、その進行は緩やかになっております。また、レジャー・観光業界は、新規感染者数の増加および緊急事態宣言の発令による影響が続いております。

このような事業環境の中、当社グループは「ハッピートライアングル:関わる人全てがハッピーなビジネスを」という企業理念のもと、駐車場事業(国内・海外)、スキー場事業、テーマパーク事業の3つの主力事業において、環境変化や顧客需要変化を捉えた商品・サービスの提供等により、事業の改善に取り組んでおります。

当第1四半期連結累計期間において、駐車場事業は、主要事業エリアがオフィスエリアであることから、緊急事態宣言による影響は軽微であり、新規物件受託も順調に推移しました。スキー場事業およびテーマパーク事業においては、施設投資やイベント開催を積極的に行ったことで、感染者数増加および悪天候の影響により8月から9月の来場者数は前年同月より減少したものの、10月には天候にも恵まれ10月単月の来場者数は前年実績を超過いたしました。これらの結果、売上高は6,286百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は1,176百万円(前年同期比6.1%増)、経常利益は1,175百万円(前年同期比3.0%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、スキー場事業の繰延税金資産の減少等により、919百万円(前年同期比10.6%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりです。

各セグメントの業績数値にはセグメント間の内部取引高を含んでいます。

 

(駐車場事業)

国内駐車場事業においては、テナント退去やリモートワーク等によるテナント需要の変化や駐車場稼働の低下に課題を抱えるオーナーに向けた、駐車場の有人運営と空きテナント活用を併せた+1(プラスワン)ソリューションの提案や、駐車場検索サイトでの問合せが多いエリアの新規受託に注力し、フジタビル(広島)、九段ファーストプレイス(東京)等の物件を受託いたしました。また、当社が注力する横浜市西区みなとみらいエリアに竣工したオフィス・商業が複合した「横濱ゲートタワー」における駐車場の運営管理を受託したほか、駐車場運営スタッフの人員不足・高齢化等の課題を抱える医療法人より病院付設駐車場の運営を受託するなど、当社の実績を評価いただいたことによる新規物件の受託が進んでおります。

また、駐車場事業におけるDXの一環として、駐車場契約のオンライン化を進めており、一部物件においてオンライン契約を導入いたしました。今後、当社の運営する駐車場へ順次展開して参ります。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間における国内駐車場事業の新規契約物件数は41物件、解約物件数は21物件、前連結会計年度末から20物件の純増となり、国内の運営物件数は1,272物件、運営総台数は46,382台となりました。

海外駐車場事業においては、タイおよび韓国は新規感染者数の減少とともに、ロックダウンは緩和に向かいました。そのような中、時間貸物件の稼働は徐々に回復傾向にあり、さらに大口車両保有ユーザーへの提案を強化し、ロックダウン下に減少した月極契約の回復に取り組みました。これらの結果、海外の運営物件数は77物件、運営総台数は19,622台となりました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は3,651百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は852百万円(前年同期比13.4%増)となりました。

 

(スキー場事業)

スキー場事業においては、グリーンシーズンにおいて、各スキー場の地域特性を活かした商品開発を継続し、一年を通じた営業体制を整えることで、ウィンターシーズンに業績が偏重する季節変動リスクの分散に取り組んでおります。今シーズンも山の上からハンドル操作とブレーキで山を駆け降りる「マウンテンカート」の導入や、絶景が楽しめる「ソラグランピングリゾート」の運営、キャンピングエリアの拡張等に取り組みました。8月は新型コロナウイルス感染者数の増加や、お盆期間が雨天になったことにより来場者数が前年を下回ったものの、9月中旬以降は感染者数が減少傾向となり、一般顧客の増加だけでなく、バスツアー等団体旅行の再開により、10月の来場者数はGo Toトラベルの効果があった前年を超過いたしました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は732百万円(前年同期比5.5%減)、営業損失は274百万円(前年同期は232百万円の営業損失)となりました。

 

(テーマパーク事業)

テーマパーク事業においては、機界戦隊ゼンカイジャー、プリキュア、歌う海賊団等のキャラクターイベントや、Girls²(ガールズガールズ)公開収録イベント等を開催いたしました。8月から9月は天候に恵まれなかったものの、10月の緊急事態宣言解除もあり、10月単月での来場者数は過去最高となりました。宿泊事業においては10月8日に個室型BBQレストラン「BBQ village」をオープンし、那須高原和牛やクラフトビールなど那須地域の食材を厳選して提供することにより、「TOWAピュアコテージ」における滞在中の魅力創出を図っております。

さらに昨年より株式会社デジタルシフト社との協業により、先進的なアイデアを持つ人材交流から新たなビジネス機会の創出を目指す「ナスコンバレー構想」を始動し、その第一弾としてワーケーションサービスを開始いたしました。多くの企業からの関心もあり、地域コミュニティや行政との対話を進める中で、地域特有の課題解決や地域資源のさらなる活用に向けた「イノベーションの場」としての機能に対する期待が明らかとなりました。このような背景をもとに、10月1日「一般社団法人ナスコンバレー協議会」が発足し、その発足企業の1社として参画いたしました。今後、那須ハイランドの東京ドーム170個分の別荘地を実証フィールドとして活用し、地域の特性にあった社会実装の実現に向けてプロジェクトの運営に参画してまいります。

そのほか、保護犬の里親探しを行う「SOS活動」では、2021年12月1日現在、取組開始以降の譲渡数が75頭、現状の里親募集が33頭となりました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,750百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は672百万円(前年同期比3.0%増)となりました。

 

② 財政状態の状況

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べて1,356百万円減少し、27,350百万円となりました。主な要因は、1,545百万円の配当の実施、法人税等の支払等により現金及び預金が1,520百万円減少したこと等によるものです。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べて829百万円減少し、17,151百万円となりました。主な要因は、銀行借入の返済により借入金が780百万円減少したこと等によるものです。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べて526百万円減少し、10,198百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を919百万円計上したものの、1,545百万円の配当を実施したこと等によるものです。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。