第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期累計期間(2020年10月1日から2021年3月31日の6ヶ月間)におけるわが国経済については、新型コロナウイルス感染症により、依然厳しい状況が続いているものの、日経平均株価の上昇や為替の円安など総じて堅調で、消費や生産は持ち直しの兆しもあります。当社の主要な販売先である金融機関におきましては貸出増があったものの、低金利で業況は依然厳しいと見られます。コロナ禍により金融機関への訪問が制限されていますが、当社は、WEB会議により打合せの機会を設け、テレワークにより開発を補うなど営業・開発業務を進めています。

 業況につきましては、「システム事業」は、「担保不動産評価管理システム」が大型案件の納品に加え地方銀行や信用金庫で更改案件が多数受注されたほか、「融資稟議支援システム」が信用金庫中心に売上増加となり増収となりました。システム開発に係る「システムインテグレーション部門」とシステムのメンテナンスを行う「システムサポート部門」の当第2四半期累計期間の売上高は前年同期比増収となり、営業利益は前年同期並みとなっております。

 「不動産賃貸事業」につきましては、賃貸収入の売上高は前年同期比増収となり、営業利益も前年同期比増益となっています。

 以上の結果、財政状態及び経営成績は、次のとおりとなりました。

 

①財政状態

(資産)

 当第2四半期会計期間末における資産合計は、5,907,283千円となり、前事業年度末に比べ46,428千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が312,694千円、東京事務所移転に伴う差入保証金が48,508千円増加した一方で、売掛金が322,750千円減少したことによるものです。

(負債)

 当第2四半期会計期間末における負債合計は、1,129,458千円となり、前事業年度末に比べ243,097千円減少いたしました。これは主に、前受収益及び未払法人税等が減少したことによるものです。

(純資産)

 当第2四半期会計期間末における純資産合計は、4,777,824千円となり、前事業年度末に比べ289,525千円増加いたしました。これは四半期純利益の計上によるものです。

 この結果、自己資本比率は、80.9%(前事業年度末は76.6%)となりました。

 

②経営成績

 当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高1,578,265千円(前年同期比7.6%増)、営業利益610,911千円(同1.7%増)、経常利益611,563千円(同1.8%増)、四半期純利益423,512千円(同2.4%増)となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

 システム事業

 「システムインテグレーション部門」

 主要なシステムである「担保不動産評価管理システム」は大手金融機関や地方銀行宛てに増収となったほか、地方銀行や信用金庫から多くの更改案件を受注しております。また「融資稟議支援システム」も、コロナ禍からペーパーレス等業務効率化の必要性が増し信用金庫宛てに大幅増収かつ多くの受注を獲得しました。また「決算書リーディングシステム」や「自己査定支援システム」も更改案件中心に増収となりました。この結果、システムインテグレーション部門の売上高は、842,266千円(前年同期比12.0%増)、セグメント内の売上高構成比は56.7%となりました。

 

 「システムサポート部門」

 メンテナンスの売上高は、例年の路線価データ納品やシステム導入が進み前年同期比増収となり、システムサポート部門の売上高は642,064千円(前年同期比1.9%増)、セグメント内の売上高構成比は43.3%となりました。

 以上の結果、システム事業の売上高は1,484,331千円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は554,791千円(同0.7%減)となりました。

 不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業は、賃貸マンション3棟、立体駐車場1棟、賃貸オフィス1棟及び賃貸店舗2件の計7物件あり、当第2四半期累計期間の売上高は、賃貸収入93,934千円(前年同期比11.1%増)、セグメント利益は56,120千円(同34.3%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ312,694千円増加し、2,331,770千円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は522,196千円(前年同期比46.5%増)となりました。これは主に税引前四半期純利益の計上と売上債権の減少により資金が増加した一方で、前受収益の減少及び法人税等の支払による資金の減少があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は75,475千円(前年同期比89.4%減)となりました。これは前期に賃貸用不動産取得による支出があったため減少したものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は134,026千円(前年同期比0.1%減)となりました。これは配当金の支払によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、5,459千円であります。

 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。