第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社グループは、前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、前年四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。ただし、経営成績に関する分析につきましては、参考として、当第3四半期連結累計期間と、前年同四半期累計期間における当社単独業績との比較を記載しております。

(1)業績の概要

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社グループが属する医療業界におきましても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は大きく、医療機関・医療従事者へ大きな負荷がかかっております。

そのような中、今年4月には3年に一度の介護報酬改定が実施され、科学的介護情報システム「LIFE」の導入に見られる介護データのより積極的な活用、「デジタル庁」の創設、今後予定されている「オンライン資格確認」の本格運用をはじめ、政策としてもデジタル化が推進されており、医療機関においては、ICT、AIやビッグデータ等を活用した新しい診療の在り方が模索されております。

一方で、大規模病院においては医療情報システムの導入が概ね進む中、中小規模病院での普及率は依然として低く、また、既に医療情報システムを導入している医療機関等でのリプレイス市場も見込まれており、引き続き医療情報システム市場における有力ベンダー数社間の競争は激しさを増しております。

このような事業環境の下、当社グループは電子カルテシステムをはじめとする医療情報システムの開発・販売・導入・保守を中心に事業展開し、顧客満足度の向上に努めてまいります。

また、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部の案件において稼働の延期も出ておりますが、医療機関における投資マインドは落ち込みを見せておらず、現時点において影響は軽微であります。

この結果、売上高は17,666百万円(前年同期比16.1%増)、利益面におきましては営業利益3,023百万円(同25.7%増)、経常利益3,075百万円(同25.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,126百万円(同25.8%増)となりました。なお、セグメントの業績につきましては、当社グループは医療情報システム事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して2,782百万円増加し、30,157百万円となりました。主な要因は、現金及び預金869百万円の増加、受取手形及び売掛金650百万円の減少、たな卸資産764百万円の増加、有形固定資産1,924百万円の増加、投資その他の資産に含まれる長期前払費用115百万円の減少及び投資有価証券57百万円の増加によるものであります。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して1,075百万円増加し、5,222百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金97百万円の増加、短期借入金70百万円の減少、流動負債「その他」に含まれる未払金1,037百万円の増加、未払消費税等110百万円の減少、及び前受金94百万円の増加によるものであります。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較し1,706百万円増加し、24,934百万円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益2,126百万円、第52期利益剰余金の配当462百万円によるものであります。

 

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は382百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

当第3四半期連結累計期間において、ハードウェア仕入6,530百万円(前年同期22.2%増)、売上高17,666百万円(同16.1%増)となりました。

 

(8)主要な設備

当第3四半期連結累計期間は、2,099百万円の設備投資を行いました。その主なものは、新東京支社の建設費等に
かかるものであります。

なお、当第3四半期連結累計期間においては、重要な設備の除去又は売却等はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。