第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、昨年10月1日の消費税引き上げ後の消費意欲の回復の期待、世界情勢においても米中貿易摩擦の緩和、中東情勢の落ち着きに加え米国の政治安定化期待など好材料はありましたが、新型コロナウィルスの感染拡大は国内外経済において大きなマイナスの影響を長期にわたり与えております。国内経済においては、訪日客の減少に伴うサービス輸出の減少、東京オリンピックの延期や各種イベントの中止、外出控えなどによる先行きの不透明感が強まっております。そのような情勢の中、当グループにおきましても既存顧客の買い控えやインバウンド需要の見込みが大きく低下しましたが、各事業会社においては販売チャネルの拡大に向けた積極的な先行投資として、WEB営業に対する広告宣伝や販売促進を強化することにより、新規顧客獲得が前年と比較し大幅な増加となり、電話オペレーター中心の営業からWEB営業への方向転換も順調に進んでおります。また、新ブランドの譲受、新商品の開発など、それぞれの特性に合わせた施策を推進してまいりました。その結果、コロナウィルス感染の影響で化粧品業界全体の売上高が厳しい状況下において、当グループは前年に近い売上高まで伸ばすことができましたが、当第2四半期連結累計期間においては、その先行投資にかけた予算を回収するまでには至っておらず、予想を下回る業績となりました。

 

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高907,598千円(前年同四半期比3.4%減)となり、営業損失166,682千円(前年同四半期は営業損失167,691千円)、経常損失172,406千円(前年同四半期は経常損失172,455千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失182,963千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失199,046千円)となりました。

 

  セグメント別の業績は、次のとおりであります。

 なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

 

(コミュニケーション・セールス事業)

コミュニケーション・セールス事業におきましては、売上高569,927千円(前年同四半期比11.6%減)、セグメント損失175,842千円(前年同四半期はセグメント損失173,335千円)という予想を下回る結果となりました。

コロナウィルス感染の影響は予想以上に大きく、既存顧客の買い控えや新規販売チャネルである卸先の取引も延期となり、非常に厳しい環境が続いております。しかしながら、WEB営業につきましては、広告宣伝や販売促進を強化することにより、新規顧客の獲得と売上高は前年を大幅に上回ることができました。また、第3のブランドとして薬用オールインワンジェル「エニシングホワイト」を譲受いたしました。

下期につきましては、WEB営業の新規顧客の引き上げ強化による定期顧客化、国内市場・海外市場において量販店舗への卸しの再開、新ブランド「エニシングホワイト」の6月からの販売開始、除菌用商品「ウィルスリムーバー」の既存顧客や法人への営業も順調に進んでおり、さらに一層の営業効率の効率を図ってまいります。

 

 

 

(化粧品卸事業)

化粧品卸事業におきましては、売上高311,925千円(前年同四半期比5.1%増)、セグメント利益19,249千円(前

年同四半期比32.2%減)となりました。

 国内卸営業においてはコロナウィルス感染によるインバウンド需要の見込みが大きく下回り、前年対比・目標対比とも大幅なマイナスとなってしまいました。しかしながら、前期よりEC販売と海外展開への販売チャネルの拡大を強化しており、中国ではTmall旗艦店が2月28日OPEN、ナチュラルアクアジェルをはじめ、他の製品も好調に推移しており、ECと海外営業共に前年対比・目標対比とも大幅にクリアすることができました。また、新商品開発も積極的に実施しており、オーガニックヘアケア商品Laret(ラーレ)を開発し4月より販売開始しております。

 今後は、さらに認知度を高めるために広告宣伝費の投下やPRの強化、EC販売や海外への積極的展開を強化してまいります。

 

(衛生コンサルティング事業)

 衛生コンサルティング事業におきましては、売上高26,974千円、セグメント損失28,251千円となりました。

 2020年6月の食品衛生法改正に向けて、セミナー開催や展示会へ積極的な出展、「福岡市実証実験フルサポート事業」に採択される等、認知度を高める活動に注力をしております。積極的な広報活動により多くの需要があるため、社員を採用し機会損失を防ぐ対応をとっておりましたが、コロナウィルス感染により、セミナーや展示会の全面中止や飲食店の営業停止により、営業活動自体を自粛せざるを得ない状況となっております。しかしながら、4月より販売を開始している「空間除菌デバイス DevirusAC(デヴィルスエーシー)」の問い合わせを多くいただいております。

今後は、さらにグループのシナジー効果を最大限に活かし、さらに積極的な営業活動を強化し受注増に繋げてまいります。

 

 (2)財政状態の分析

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は2,300,423千円(前連結会計年度末2,580,139千円)、その内訳は流動資産1,823,799千円、固定資産476,624千円となり、前連結会計年度末に比べ279,715千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の減少139,797千円、売掛金の減少51,146千円、顧客関連資産の減少17,153千円等によるものであります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は1,447,787千円(前連結会計年度末1,542,787千円)、その内訳は流動負債1,002,803千円、固定負債444,983千円となり、前連結会計年度末に比べ94,999千円減少いたしました。これは主に、買掛金の減少6,532千円、株主優待引当金の減少40,799千円、短期借入金の減少50,000千円、1年内返済予定を含む長期借入金の減少71,474千円等によるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は852,636千円(前連結会計年度末1,037,351千円)となり、184,715千円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失182,963千円の計上によるものであります。

 

 

 

 (3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,111,816千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用された資金は、45,388千円(前年同四半期は217,992千円の使用)となりました。

これは主に、税金等調整前四半期純損失171,989千円、減価償却費25,043千円、株主優待引当金の減少40,799千円、売上債権の減少60,956千円、たな卸資産の減少20,164千円、仕入債務の減少38,832千円、法人税等の還付額38,399千円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果得られた資金は、22,736千円(前年同四半期は5,618千円の使用)となりました。

これは主に、定期預金の払戻による収入50,023千円、事業譲受による支出15,000千円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用された資金は、122,624千円(前年同四半期は102,686千円の使用)となりました。

これは主に、短期借入金の返済による支出50,000千円、1年内返済予定を含む長期借入金の返済による支出71,474千円等によるものであります。

 

 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社の連結子会社である株式会社フェヴリナは、2020年3月27日付で株式会社うるわし堂との間に「エニシングホワイト」事業の譲受に関する事業譲渡契約を締結し、2020年3月31日に同事業を譲り受けました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。