第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間(平成28年10月1日~平成28年12月31日)における我が国経済は、世界経済の影響等により依然として先行き不透明な状態が続いているものの、各種政策を背景にした企業収益の改善が進み、景気は緩やかな回復基調で推移しております。雇用情勢においては、企業の採用意欲は引き続き活発であり、平成28年11月の有効求人倍率は1.41倍と高い水準を維持しております。

 このような状況において、当社グループは前期から引き続きメディア情報事業の「エンジニア」マーケットにおける課題は残っているものの、人材紹介事業及びIT派遣事業が牽引することで、売上高は概ね計画通りに推移いたしました。一方、コストについては、前期から継続して採用に注力してきたことで人件費は増加しておりますが、広告宣伝費などを中心にコストを抑制した結果、経常利益についても概ね計画通りに推移しております。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は、2,172,408千円(前年同四半期比14.0%増)、損益については、営業利益111,705千円(前年同四半期比16.1%増)、経常利益112,621千円(前年同四半期比14.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益70,502千円(前年同四半期比24.2%増)となりました。

 

<事業の種類別の業績>

  当社は人材サービス事業の単一セグメントでありセグメント情報の記載を省略しているため、事業の種類別に記載しております。なお、平成28年10月1日より新卒マーケット事業として統合しておりました新卒メディア事業と新卒紹介事業については、当期よりそれぞれ独立した運営をして参ります。

 

①メディア情報事業

 メディア情報事業は、転職者を対象としたWeb求人広告・適職フェア等の商品・サービスを展開しております。

 当第1四半期連結累計期間におきましては、前期からの課題であった「エンジニア」マーケットの売上高は前年同四半期比11.4%減となり、計画を下回る結果となりました。一方、「女性」マーケットは同13.4%増、「営業」マーケットは同3.1%増と引き続き好調に推移しております。

 なお、『@type』が第2四半期より新たなイメージキャラクターを起用した広告キャンペーンを実施するにあたり、第1四半期に見込んでおりました売上高が、第2四半期に計上される見込みとなっております。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるメディア情報事業の売上高は、982,901千円(前年同四半期比7.9%増)となりました。

 

②人材紹介事業

 人材紹介事業は、ご登録頂いた求職者の方に最適な求人案件をご紹介する登録型人材紹介を運営しております。

 当第1四半期連結累計期間におきましては、様々な施策を実行することで登録者の獲得が順調であり、「エンジニア」「営業」「女性」マーケットを中心に成約件数が計画を上回る推移で増加し、売上高は計画を上回る結果となりました。また、自社メディア『@type』『女の転職@type』を人材紹介サービスを組み合わせたサービスも好調に推移しております。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における人材紹介事業の売上高は、479,785千円(前年同四半期比28.6%増)となりました。

 

③新卒メディア事業

 新卒メディア事業は、新卒者を対象とする就職イベント・情報誌等の商品・サービスを展開しております。

 当第1四半期累計期間におきましては、2018年卒業予定の学生を対象としたイベントの開催や情報誌『type就活』を発行し、売上高は対前年同四半期比33.2%減となりました。これは、前期の営業戦略やイベント集客における課題を残し、当期の売上高が減少する見込みとなっていたためでありますが、概ね計画通りに推移しております。また、当期のおける集客面におきましては改善し、計画を上回る推移となっております。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における新卒メディア事業の売上高は、73,661千円(前年同四半期比33.2%減)となりました。

 

④新卒紹介事業

 新卒紹介事業は、ご登録頂いた学生の方に最適な新卒採用案件をご紹介する登録型新卒紹介を運営しております。

 当第1四半期累計期間におきましては、2017年卒業予定の学生向けのマッチングを実施し、売上高は対前年同四半期比30.2%減となっておりますが、これは倫理憲章の変更に伴う選考スケジュールが前倒しになったことにより、前期末までに成約する件数が大幅に増加したことの影響であり、事業は順調に推移しております。

 また、2018年卒業予定の学生向けの早期イベントの開催なども実施しており、今後の拡販を強化して参ります。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における新卒紹介事業の売上高は、14,555千円(前年同四半期比30.2%減)となりました。

 

⑤IT派遣事業

 IT派遣事業は、当社にご登録頂いた登録者の中から、求人企業の採用ニーズに最適な人材を派遣する一般労働者派遣を運営しております。

 当第1四半期連結累計期間におきましては、「エンジニア」マーケットを中心に求人案件の開拓を強化したことにより、派遣スタッフの稼働人数が増加し、売上高が増加いたしました。また、引き続き既存事業や外部との連携を強化することで、登録者の獲得も順調に推移しております。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるIT派遣事業の売上高は、628,358千円(前年同四半期比27.7%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(流動資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は3,201,031千円となり、前連結会計年度末に比べ309,708千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が231,328千円減少したことによるものであります。

(固定資産)

 当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は890,602千円となり、前連結会計年度末に比べ15千円増加いたしました。これは主に無形固定資産が9,525千円増加したことによるものであります。

(流動負債)

 当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,173,672千円となり、前連結会計年度末に比べ148,766千円減少いたしました。これは主に未払法人税等が213,383千円減少したことによるものであります。

(固定負債)

 当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は192,961千円となり、前連結会計年度末に比べ28,177千円減少いたしました。これは主に長期借入金が19,598千円減少したことによるものであります。

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は2,724,999千円となり、前連結会計年度末に比べ132,749千円減少いたしました。これは主に利益剰余金が133,322千円減少したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。