第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間(平成28年10月1日~平成29年3月31日)における我が国経済は、世界経済の影響等により依然として先行き不透明な状態が続いているものの、各種政策を背景にした企業収益の改善が進み、景気は緩やかな回復基調で推移しております。雇用情勢においては、企業の採用意欲は引き続き活発であり、平成29年2月の有効求人倍率は1.43倍と高い水準を維持しております。

 このような状況において、当社グループは、メディア情報事業を中心に前期から採用を強化し、また人事制度を変更し従業員の定着率の向上を図るなど、営業体制の強化を図って参りました。メディア情報事業と新卒メディア事業は計画をやや下回ったものの、課題であった「エンジニア」マーケットは改善傾向を示し、また、人材紹介事業とIT派遣事業が計画を上回り、売上高は計画を上回る結果となりました。一方、支出面におきましては、IT派遣事業の売上高が増加したことに伴い派遣スタッフの給与が増加いたしましたが、全社的にコストを抑制した結果、経常利益は計画通りの着地となりました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、4,670,354千円(前年同四半期比14.1%増)、損益については、営業利益442,260千円(前年同四半期比10.4%増)、経常利益445,364千円(前年同四半期比10.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益294,685千円(前年同四半期比15.0%増)となりました。

 

<事業の種類別の業績>

 当社は人材サービス事業の単一セグメントでありセグメント情報の記載を省略しているため、事業の種類別に記載しております。なお、前期末まで新卒マーケット事業として統合しておりました新卒メディア事業と新卒紹介事業については、第1四半期連結会計期間の期首よりそれぞれ独立した運営をしております。

 

①メディア情報事業

 メディア情報事業は、Web求人広告・適職フェア・情報誌等の商品・サービスを展開しております。

 当第2四半期連結累計期間におきましては、前期からの課題であった「エンジニア」マーケットの売上高は、前年同四半期比3.6%減となりましたが、当第2四半期連結会計期間は同3.5%増となり、採用や教育・研修を実施してきたことにより改善傾向を示しております。一方、「営業」マーケットは同16.1%減、「女性」マーケットは同22.0%増となりました。

 また、『@type』において新たな広告宣伝キャンペーンを実施し、新規の会員登録は順調に推移しております。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるメディア情報事業の売上高は、2,164,999千円(前年同四半期比9.1%増)となりました。

 

②人材紹介事業

 人材紹介事業は、ご登録頂いた求職者の方に最適な求人案件をご紹介する登録型人材紹介を運営しております。

 当第2四半期連結累計期間におきましては、引き続き登録者の獲得が順調であり、成約件数が計画を上回る推移で増加し、売上高は好調に推移しております。また、自社メディア『@type』『女の転職@type』と人材紹介サービスを組み合わせたサービスも好調に推移しております。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における人材紹介事業の売上高は、1,044,294千円(前年同四半期比23.7%増)となりました。

 

③新卒メディア事業

 新卒メディア事業は、新卒者を対象とする就職イベント・情報誌等の商品・サービスを展開しております。

 当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は前年同四半期比29.0%減となりました。これは、前期の営業戦略やイベント集客における課題を残し、当期の売上高が減少する見込みとなっていたためでありますが、当期においては2018年卒業予定の学生を対象としたイベントの集客が改善しております。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における新卒メディア事業の売上高は、157,233千円(前年同期比29.0%減)となりました。

 

④新卒紹介事業

 新卒紹介事業は、ご登録頂いた学生の方に最適な新卒採用案件をご紹介する登録型新卒紹介を運営しております。

 当第2四半期連結累計期間におきましては、2017年卒業予定の学生向けのマッチングを実施し、売上高は前年同四半期比28.1%減となりましたが、これは倫理憲章の変更に伴う選考スケジュールが前倒しになったことにより、前期末までに成約する件数が大幅に増加したことの影響であり、事業は順調に推移しております。

 また、2018年卒業予定の学生向けの早期イベントの開催なども実施しており、今後の拡販を強化しております。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における新卒紹介事業の売上高は、24,295千円(前年同四半期比28.1%減)となりました。

 

⑤IT派遣事業

 IT派遣事業は、当社にご登録頂いた登録者の中から、求人企業の採用ニーズに最適な人材を派遣する一般労働者派遣を運営しております。

 当第2四半期連結累計期間におきましては、「エンジニア」マーケットを中心に求人案件の開拓を強化したことにより、派遣スタッフの稼働人数が増加し、売上高が増加しております。また、引き続き既存事業や外部との連携を強化することで、登録者の獲得を強化して参ります。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるIT派遣事業の売上高は、1,294,494千円(前年同四半期比27.4%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(流動資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は3,448,636千円となり、前連結会計年度末に比べ62,103千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が190,014千円減少し、売掛金が65,487千円増加したことによるものであります。

(固定資産)

 当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は1,019,797千円となり、前連結会計年度末に比べ129,210千円増加いたしました。これは主に投資その他の資産が100,056千円増加したことによるものであります。

(流動負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,334,139千円となり、前連結会計年度末に比べ11,700千円増加いたしました。これは主に賞与引当金が1,896千円増加したことによるものであります。

(固定負債)

 当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は184,539千円となり、前連結会計年度末に比べ36,600千円減少いたしました。これは主に長期借入金が29,596千円減少したことによるものであります。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は2,949,755千円となり、前連結会計年度末に比べ92,006千円増加いたしました。これは主に利益剰余金が90,859千円増加したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ190,014千円減少し、1,995,179千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果得られた資金は、254,631千円(前年同四半期比143,103千円の収入増)でありました。これは、税金等調整前四半期純利益を445,364千円計上し、法人税等の支払による支出が218,753千円あったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果使用した資金は、200,119千円(前年同四半期比120,148千円の支出増)でありました。これは、敷金及び保証金の差入による支出が104,593千円、無形固定資産の取得による支出が89,950千円あったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果使用した資金は、244,526千円(前年同四半期比8,287千円の支出増)でありました。これは、配当金の支払額が203,609千円、長期借入金の返済による支出が40,396千円あったこと等によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。