第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間(平成28年10月1日~平成29年6月30日)における我が国経済は、世界経済の影響等により依然として先行き不透明な状況が続いているものの、各種政策を背景にした企業収益の改善が進み、景気は緩やかな回復基調で推移しております。雇用情勢においては、企業の採用意欲は引き続き活発であり、平成29年5月の有効求人倍率は1.49倍と高い水準を維持しております。

 このような状況において、当社グループの売上高は前年同四半期比14.9%増となりました。これはメディア情報事業における「エンジニア」マーケットの売上高が改善傾向を示していること、また人材紹介事業及びIT派遣事業の売上高が計画を上回ったことによるものであります。経常利益は計画を下回る結果となりましたが、これはメディア情報事業を中心に前期から引き続き人事制度の変更による従業員の定着率が向上していることに加え、来期以降の業績拡大に向けた採用を強化していることで人件費が増加しているためであります。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、7,203,444千円(前年同四半期比14.9%増)、損益については、営業利益707,034千円(前年同四半期比8.6%増)、経常利益711,248千円(前年同四半期比8.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益466,955千円(前年同四半期比13.6%増)となりました。

 

<事業の種類別の業績>

 当社グループは人材サービス事業の単一セグメントでありセグメント情報の記載を省略しているため、事業の種類別に記載しております。

 

①メディア情報事業

 メディア情報事業は、Web求人広告・適職フェア・情報誌等の商品・サービスを展開しております。

 当第3四半期連結累計期間におきましては、前期から継続して採用や研修を充実させたことにより営業体制が強化され「エンジニア」マーケットの売上高が前年同四半期比2.4%増となりました。また、「営業」マーケットは同1.0%増、「女性」マーケットは同17.3%増と堅調に推移いたしました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるメディア事業の売上高は、3,329,638千円(前年同期比11.4%増)となりました。

 

②人材紹介事業

 人材紹介事業は、ご登録頂いた求職者の方に最適な求人案件をご紹介する登録型人材紹介を運営しております。

 当第3四半期連結累計期間におきましては、登録者獲得が順調に推移し、売上高は計画を上回る結果となりました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における人材紹介事業の売上高は、1,612,491千円(前年同期比18.9%増)となりました。

 

新卒メディア事業

 新卒メディア事業は、新卒者を対象とする就職イベント・情報誌等の商品・サービスを展開しております。

 当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高は前年同四半期比21.7%減となりました。これは、前期の営業戦略やイベント集客における課題を残し、当期の売上高が減少する見込みとなっていたためでありますが、当第3四半期連結会計期間の売上高は同0.9%増となり概ね計画通り推移しております。また2019年卒業予定の学生を対象としたインターンシップ向けのイベントを開催し、学生の集客状況は計画を上回り改善傾向を示しております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における新卒メディア事業の売上高は、229,445千円(前年同期比21.7%減)となりました。

 

④新卒紹介事業

 新卒紹介事業は、ご登録頂いた学生の方に最適な新卒採用案件をご紹介する登録型新卒紹介を運営しております。

 当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期比9.8%増、当第3四半期連結会計期間における売上高は同74.2%増となりました。これは、大手企業の2018年採用選考解禁に伴って成約件数が増加したことによるものであります。また、2018年卒業予定の学生に向けた企業紹介セミナーやマッチングイベントを実施し、売上高は順調に推移しております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における新卒紹介事業の売上高は、58,945千円(前年同四半期比9.8%増)となりました。

 

⑤IT派遣事業

 IT派遣事業は、当社にご登録頂いた登録者の中から、求人企業の採用ニーズに最適な人材を派遣する一般労働者派遣を運営しております。

 当第3四半期連結累計期間におきましては、引き続き強みとする「エンジニア」マーケットを中心に、派遣スタッフの稼動人数が増加し、売上高が増加いたしました。また、引き続き既存事業との連携を行いながら、新規案件獲得が順調に推移しており、売上高の増加を図っております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるIT派遣事業の売上高は、1,997,119千円(前年同期比26.1%増)となりました。

 

 (2)財政状態の分析

(流動資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は3,479,327千円となり、前連結会計年度末に比べ31,413千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が179,928千円減少、売掛金が110,729千円増加したことによるものであります。

(固定資産)

 当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は1,030,190千円となり、前連結会計年度末に比べ139,602千円増加いたしました。これは主に投資その他の資産が99,243千円増加、無形固定資産が56,256千円増加したことによるものであります。

(流動負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,205,847千円となり、前連結会計年度末に比べ116,590千円減少いたしました。これは主に未払法人税等が166,031千円減少したことによるものであります。

(固定負債)

 当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は181,069千円となり、前連結会計年度末に比べ40,069千円減少いたしました。これは主に長期借入金が34,594千円減少したことによるものであります。

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は3,122,599千円となり、前連結会計年度末に比べ264,850千円増加いたしました。これは主に利益剰余金が263,130千円増加したことによるものであります。

 

 (3)事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (4)研究開発活動

   該当事項はありません。