当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は184,610百万円となり、前連結会計年度末に対して5,932百万円、3.3%増加いたしました。流動資産は86,742百万円となり、前連結会計年度末に対して6,609百万円、8.2%の増加となりました。主な要因としては、前連結会計年度末に圧縮した在庫水準の回復に伴う商品及び製品の増加等であります。固定資産は97,868百万円となり、前連結会計年度末に対して677百万円、0.7%の減少で概ね前連結会計年度末の水準にて横這いで推移しています。
負債は143,070百万円となり前連結会計年度末に対して5,466百万円、4.0%の増加となりました。主な要因としては、在庫水準回復に伴う買掛金の増加等であります。
純資産は41,539百万円となり前連結会計年度末に対して466百万円、1.1%の増加となりました。
(経営成績)
当第1四半期連結累計期間(平成31年4月~令和元年6月)において、6月に「経済運営と改革の基本方針2019~『令和』 新時代:『Society5.0』 への挑戦~」が経済財政諮問会議での答申を経て閣議決定され、主要分野の一つである社会保障の分野について、“調剤報酬の適正な評価に向けた検討等”など多くの具体的な改革の取り組みが掲げられました。また、これに先立ち4月には厚生労働省より「調剤業務のあり方について」が示され、“薬局における対物業務の効率化に向けた取組の推進”を図るための制度整備等が着実に進められることとなりました。薬剤師・薬局のあり方を大きく見直す法律の改正案も継続審議されており、「患者のための薬局ビジョン」で示された“患者本位の医薬分業の実現”のための具体的な施策が着々と進められています。
このような状況のもと当社グループでは、「患者のための薬局ビジョン」実現に向けて、医療費の増加抑制、良質な医療サービスの提供に向けた取り組みを全社を挙げて強力に進め、その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は増収増益を実現することができました。特に利益面につきましては、グループ各社が収益性を重視した業務運営に注力したことなどが奏功し前年同期比大幅な増益となりました。具体的な数値は、売上高64,316百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益1,770百万円(同253.1%増)、経常利益1,710百万円(同329.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益833百万円(前年同期は40百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)です。また、期初計画との対比につきましても売上高を始め上記の項目全てについて大きく上回って進捗しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
①調剤薬局事業
同事業では、当第1四半期連結累計期間において7店舗を新規出店し、5店舗を閉店いたしました。この結果、当第1四半期連結会計期間末時点での総店舗数は600店舗(物販店舗2店舗を含む)となりました。売上高については、54,814百万円(前年同期比8.7%増)と増収実績となりました。前年出店店舗及び当期の新規出店店舗を中心とした処方箋枚数の増加、並びに処方箋単価の上昇などが要因です。他方利益面については、好調な新卒採用に伴い費用負担が増加したものの、増収による増益効果で吸収し、営業利益が1,843百万円(同31.3%増)と大幅な増益を実現することができました。
なお、国が令和2年9月までに80%とすることを目標として掲げているジェネリック医薬品の数量ベース使用割合は、当社では6月末時点で全社平均88%に達しております。また、在宅医療実施店舗の割合は6月末時点で89%(年間12件以上実施の店舗割合)と、順調に進捗しています。
②医薬品製造販売事業
同事業では、当第1四半期連結累計期間において、売上高は10,881百万円(前年同期比11.6%増)と、二桁の増収を実現することができました。一方利益面については、収益性を重視した販売戦略により、営業利益798百万円(前年同期は59百万円の営業利益)と前年同期から大幅な増益となりました。
なお、当第1四半期連結会計期間末での販売品目数は、6月に新製品8品目を発売したことなどにより679品目となり、着実に増強されつつあります。
③医療従事者派遣・紹介事業
同事業では、薬剤師を中心に派遣・紹介需要が引き続き高い水準で推移しています。当第1四半期連結累計期間では、薬剤師の派遣・紹介に加え、医師紹介の実績が大きく伸長いたしました。これらの結果、当第1四半期連結累計期間におきましては、売上高は3,597百万円(前年同期比11.8%増)と二桁の増収となり、順調に業容の拡大を継続しております。一方利益面については、派遣事業に比べて収益性の高い紹介事業が薬剤師の分野で拡大したことに加え、医師の紹介事業拡大に向け実施してきた、営業拠点並びに営業人員増強などの先行投資が着実に効果をもたらし、営業利益は651百万円(同62.4%増)と大幅な増益実績となりました。
(2)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、624百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。