第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更があった事項は、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

継続企業の前提に関する重要事象等について

当社グループが属する研究開発型企業は、一般的に多額の研究開発資金を必要とし、また研究開発費用の負担により長期にわたって先行投資の期間が続きます。現在、当社グループは先行投資期間にあり、継続的に営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローが発生しております。当中間連結会計期間においても当該状況が続いていることから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。当社グループは、当該状況を解消すべく、以下の対応策を実行してまいります。

(ⅰ)新分野における事業展開

(ⅱ)海外展開

(ⅲ)研究開発活動

(ⅳ)国内製造化

(ⅴ)費用の削減

(ⅵ)資金調達の実施

当該状況を解消するための対応策の詳細は、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項の(継続企業の前提に関する事項)」をご参照ください。

今後も上記施策を推進し、収益力の向上と財務体質の強化に取り組みますが、これらの対応策は実施中であり、また、当社グループの事業を継続的に進めるための更なる資金調達の方法、調達金額、調達時期についても確定しておらず、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

なお、当社グループの中間連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を中間連結財務諸表に反映しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の分析

 当中間連結会計期間(2025年4月1日~2025年9月30日)における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復により緩やかな回復基調にあるものの、資源価格の高騰や物価の上昇等により先行きは依然不透明な状況が続きました。

 このような状況の下、当社グループにおきましては、リアルアセット事業からメディカル事業へのシフトを進めてまいりましたが、前連結会計年度にホテルを売却したことにより売上高が大幅に減少し、当社グループの当中間連結会計期間における連結売上高は18百万円(前年同期比80.0%減)、営業損失は332百万円(前年同期 営業損失407百万円)、経常損失は347百万円(前年同期 経常損失419百万円)、親会社株主に帰属する中間純損失は131百万円(前年同期 親会社株主に帰属する中間純損失432百万円)となりました。

 なお、2025年9月1日に新設いたしました㈱ADRgenesisを当中間連結会計期間より連結の範囲に含めております。

また、当社グループは、従来、報告セグメントを「メディカル事業」、「リアルアセット事業」の2区分としておりましたが、当中間連結会計期間より単一セグメントに変更しております。

 

② 財政状態の分析

(資産)

 当中間連結会計期間末における流動資産は574百万円となり、前連結会計年度末に比べ57百万円増加いたしました。固定資産は29百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,990百万円減少いたしました。これは主に以前より売却活動を行っていた保有不動産の売却によるものであります。

 この結果、総資産は603百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,933百万円減少いたしました。

 

(負債)

 当中間連結会計期間末における流動負債は196百万円となり、前連結会計年度末に比べ294百万円減少いたしました。これは主に短期借入金の返済によるものであります。固定負債は119百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,296百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の返済によるものであります。

 この結果、負債合計は316百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,591百万円減少いたしました。

 

(純資産)

 当中間連結会計期間末における純資産合計は287百万円となり、前連結会計年度末に比べ342百万円減少いたしました。これは主に経常損失を計上したことによるものであります。

 この結果、自己資本比率は47.7%(前連結会計年度末は11.8%)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

  当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、290百万円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における営業活動の結果、減少した資金は356百万円(前年同期は420百万円の減少)となりました。これは主に経常損失の計上によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における投資活動の結果、増加した資金は2,989百万円(前年同期は4百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の売却によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当中間連結会計期間における財務活動の結果、減少した資金は2,598百万円(前年同期は101百万円の減少)となりました。これは主に長期借入金の返済によるものであります。

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

 当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、89百万円であります。

 なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【重要な契約等】

(コミットメントライン設定契約の締結)

 当社は、2025年9月29日付けでコミットメントライン設定契約を締結いたしました。

 

契約の概要

1.資金使途

運転資金

2.借入先の名称

株式会社HGキャピタル

3.契約金額

500,000千円

4.借入利率

2.0%

5.契約締結日

2025年9月29日

6.借入実行日

2025年9月29日

7.借入金額

 50,000千円

8.返済期限

2026年9月29日

9.担保の状況

無担保