なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期累計期間における我が国経済は、政府の災害復興及びデフレ脱却の方針のもと、経済再生と財政健全化を同時に実現していくための政策を進めており、消費者物価の緩やかな上昇などの回復基調が見られます。企業収益は好調に推移しており、投資の増加や賃上げ・雇用環境の更なる改善等につなげ、地域や中小・小規模事業者も含めた経済の好循環の拡大実現が期待されるなかで、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があります。
このような環境の中、当社の属するオンラインエンターテイメント業界におきましては、平成29年の日本国内におけるスマートフォンアプリに対する消費支出は、2年前の平成27年と比較して60%増加しており(出展:App Annie「2017年アプリ市場総括レポート」)、依然ゲーム系アプリのシェアは大きいものの、非ゲーム系アプリへの消費額も伸びていることから、アプリ課金が消費行動に根付いてきたことがうかがわれます。
当社におきましては、平成29年11月28日にリリースした海外ゲームの輸入パブリッシングタイトル『ロード・オブ・ダンジョン』が、これまでの日本のゲームに無かったダンジョンを「経営する」という新しいゲーム性で、リリース直後には想定を上回って売上を伸ばしました。しかしながら、海外で開発されたゲームであり、日本市場向けの改良点を当社で認識したことから、積極的なプロモーションを控えてまいりました。現在は改良も完了し、今後は積極的なプロモーションを展開しつつ、定期的なイベント開催などによるユーザーを飽きさせない運営で拡大を目指します。
一方で、当社の主力であるスマートフォンゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~』は、「美少女シューティング」への原点回帰を掲げ、コンテンツの集約に取り組んでいる最中であり、既存ユーザーの復帰によるDAUの回復など、一定の成果を確認できております。社会的なe-sportsへの関心が高まっており、シューティングゲームとe-sportsの相性が良いことから、「原点回帰」と「e-sports」をキーワードに『ゴシックは魔法乙女』をさらなる成長軌道に乗せるべく運営しております。
また当社は、完全自社開発の新作ゲーム『三極ジャスティス』のクローズドβテストを平成30年2月に実施いたしました。テストの結果、ユーザーからの意見は好評だったものの、不具合の修正やプレイ感の向上など、満足度を上げた形でのリリースを目指すこととなり、平成30年5月期中のリリース予定を平成30年6月に変更することとなりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は売上高1,742百万円(前年同期比15.6%減)、営業損失42百万円(前年同期は50百万円の営業損失)、経常損失56百万円(前年同期は58百万円の経常損失)、四半期純損失は38百万円(前年同期は206百万円の四半期純損失)となりました。
(総資産)
総資産は、前事業年度末に比べて273百万円増加し1,321百万円となりました。これは、現金及び預金92百万円の増加、未収入金59百万円の減少等により、流動資産が26百万円増加したこと、ソフトウェア仮勘定269百万円の増加等により、固定資産が246百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債は、前事業年度末に比べて102百万円増加し530百万円となりました。これは、短期借入金82百万円、未払費用48百万円の増加、未払金17百万円の減少等により、流動負債が104百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて171百万円増加し791百万円となりました。これは、資本金104百万円、資本準備金104百万円が増加したこと、利益剰余金38百万円が減少したこと等によるものであります。
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は20百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。